こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「Yonex Vcore Pro 97 2019」(ヨネックス ブイコア プロ 97 2019)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
※ブイコアプロシリーズは2023年8月に名称が変わって「パーセプト」として新作が発売されるので、最新情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください↓
Contents
Yonex Vcore Pro 97 2019のスペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 310g |
フレーム厚 | 20㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準よりフェイスサイズがやや小さく、10g重く、バランスポイント(重心)が10mmほどグリップ寄りのトップライト系モデル。
トップライトはボレー時の取り回しが利きやすく感じる。
なお、フレーム厚は20㎜と非常に薄く、フレーム自体がよくしなるように作られています。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | 〇 | △ |
女性 | 〇 | △ | × |
テクノロジー/予備知識
NAMD(エヌアムド) | 強靭なしなりとしなりからの復元力を実現する新次元カーボン。
シャフト部に搭載することでパワーとスピン性能をアップ。 |
アイソメトリック | フレーム形状を四角っぽくすることで従来のラケットよりスイートスポットを7%拡大するヨネックス独自の技術。 |
VDM | メッシュ状の特殊な振動吸収材。
グリップ部に内蔵されていることにより、衝撃値を11%削減することに成功。 |
Yonex Vcore Pro 97 2019のデザイン
マットグリーン×ゴールドの高級感溢れるデザイン。
超カッケー!
たまらん!
フレーム厚20㎜なので、かなり薄い見た目。
フレームの内側にもおしゃれなデザインが施されています。
Yonex Vcore Pro 97 2019のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 6.5~7/10
やや硬めで打ちごたえがありますが、雑振動はあまりなく、ガッツリ振っていける印象。
スイングスピードによって硬さに差があり、速いほどシャフト部分の「しなり」が利いて柔らかく感じます。
振動吸収のVDMはちゃんと機能していると思う。
振り切った時のしなり感がめちゃくちゃ心地よい。
ボールの飛びの良さ: 6~6.5/10
ボールの飛びは控えめ。
スイートスポットで打てばそこそこ飛びますが、当てるだけだったりミスヒットすると途端に浅いショットになります。
余計なパワーアシストはほぼなく、振った分だけボールが飛んでいくタイプ。
ボールをラケットの真芯で捉えて振りぬいてボールを運んでいく必要アリ。
スピンのかけやすさ: 6.5~7/10
回転はあまりかからないので、フラットor回転量少なめなフラットドライブが主になるかなと。
【スライスに関して】
低軌道の良く滑る質の良いスライスが非常に打ちやすいです◎
コントロール性能: 9.5~10/10
ボールコントロール性能は間違いなく最高レベル。
思い切り振ってもショットがバッチリ収まり、打球のコースや飛距離の調整が抜群にやりやすいです。
しなるからボールがフェイス面に乗っている時間が長く感じ、打球のコントロールが超しやすい…!
操作性&取り回しの良さ: 6.5~7/10
標準より10g重いので、平均よりはやや操作性は落ちます。
とはいえ、バランスポイント(重心)が10㎜ほど手元よりのトップライト系ラケットなので、重くて大変て感じはそんなにしないですね。
面が小さいから振りぬきやすい!
ストローク
しなり感とボールコントロール性能、そしてバウンド後のノビが本当に最高すぎる\(^_^)/
フルスイングして低軌道のフラットショットを相手コートの狙った箇所に打ち込めるので、自分からガンガン打って相手コートに剛速球を叩き込みたい方には最強のお供だと思います。
ラケットのしなり感が好きで、コントロール性能重視のフラット系プレイヤーにベストマッチなモデル。
性能を完璧に引き出すにはボールをラケットの真ん中に当てて低軌道で打ち抜く技術が必須なので、初中級者にはちょっと難しいタイプではありますね。
あまりパワフルではない私は、ポリガットだと飛ばすのが少し大変でしたが、ナイロンガットに変えたらパワー感がちょうど良くて使いやすかったです。
飛ばない系のラケットだから、力にそんなに自信がない場合はガットの方で調整してバランスを取るのが吉。
【守備に関して】
パワーアシストが控えめなモデルなので、そんなに楽はできない感じ。
走らされた時でもある程度しっかりラケットを振っていく必要ありです。
硬くて全く飛ばないってことはないけど、そこそこ難しい。
ボレー
反発性能低めゆえに、ちょい難しい印象。
ボールコントロールはストローク同様にかなりやりやすいので、余計な味付けはいらないという方には合っていると思います。
サーブ
フラットサーブはバウンド後の伸び、コントロール共に最高で、爽快感を感じられる仕上がり。
ガッツリフルスイングすれば剛速球を叩き込める!
スライスサーブとスピンサーブは正直変化が小さめ。
基本的にフラット系サーブを軸に展開していくラケットだと思います。
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
ヨネックス パーセプト 100 2023
ブイコアプロの後継シリーズ「パーセプト」の100インチ/300g/バランス320㎜の主力モデル。
非常に打感が柔らかく、適度にボールが飛び、ブイコアプロ97ほどではないもののボールコントロールもしやすい人気ラケットです。
100インチあってスイートスポット広め。
球威やコントロール力より扱いやすさ重視ならパーセプト100の方がおすすめ。
ヨネックス パーセプト 100D 2023
100インチ/305g/バランス315㎜のスペックでガットの目が細かい18×19を採用したバージョン。
パーセプト100よりも打感が重く飛び控えめな代わりに、目が細かいラケット特有のボールを潰して運べる感触が強く、球威とノビを出しやすく、コントロール性能がバツグンの1本です。
ノビのある低軌道フラットショットを叩き込みやすいパワーヒッター向けモデル。
パーセプト100同様に振動・衝撃が少ない柔らか系。
ヨネックス ブイコア 98 2023
ヨネックスのスピン系シリーズ「ブイコア」の98インチ/2023バージョン。(98インチ/305g/バランス315㎜)
ブイコアプロ97 2019より打感が柔らかく、少し飛びが強く、ホールド感(球持ち感)を感じやすいソフトな98インチ系ラケットの印象です。
ソフトでパワー&スピン&コントロールの性能バランスの良い人気ラケット。
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新作情報 ヨネックス パーセプト 2023 ラインナップ テクノロジーまとめ
Yonex Vcore Pro 97 2019に合うおすすめのガットの紹介
少し飛び抑えめなタイプなので、ポリでもナイロンでも反発力のあるガットと組み合わせると扱いやすさがアップするかなと。
一発の威力をさらに底上げできるボールスピードを上げやすいガットと組み合わせても良いと思います。
Yonex Vcore Pro 97 2019はこんな人におすすめ
- コントロール志向な人
- パワフルな人
- フラット系プレーヤー
- しなり感が好きな人
こんな人には向いてない
- 楽にボールを飛ばしたい人
- グリグリスピンを打ちたい人
まとめ:良くしなるコントロール性抜群なフラット系ラケット
本記事では「Yonex Vcore Pro 97 2019」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
フレームのしなり感と最高レベルのボールコントロール性能が特徴のラケット!
コントロール志向でラケットをしっかり振ってフラット系のショットを叩き込んでいきたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
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