こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「ヘッド グラフィン 360+ グラビティ プロ 2021」(Head Graphene 360+ Gravity Pro)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
前作の「ヘッド グラフィン 360+ グラビティ プロ 2021」とはデザインが違うだけ!
性能やスペックは全く同じ!
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本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※グラビティシリーズは2023年4月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒【新作情報まとめ ヘッド グラビティ 2023】)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
ヘッド グラフィン 360+ グラビティ プロ 2021 233801
Head Graphene 360+ Gravity Pro 2019
Contents
ヘッド グラビティプロ 2019&2021のスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 315g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 20㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
標準よりも重く、フレーム厚は薄く、なおかつストリングパターン18×20の超ハードなスペックですが、フェイスサイズはやや大きめな100インチ。
同じくヘッド社の超コントロールシリーズ「プレステージ」はフェイスサイズが小さいモデルが多いので、そことの差別化はハッキリできていますね。
コントロールに比重を置いた難しめなラケットだけど、プレステージよりは扱いやすいという位置づけなモデルかな。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | 〇 | △ |
女性 | 〇 | △ | × |
テクノロジー/予備知識
グラフィン360+ | カーボン素材「グラフィン」とスパイラルファイバーを組み合わせ、高い剛性とクリーンな打球感を実現 |
ティアドロップ・ヘッド・シェイプ | 丸みのあるフレームを採用し、スイートスポットの広さを拡大 |
ヘッド グラビティプロのデザイン
グラビティシリーズ特有の半分レッド、半分グリーンのデザイン。
非常に丸っこいフレーム形状をしています。
フレーム厚は20㎜と非常に薄いので、すっきりした見た目です。
2021年版のデザイン↓(※画像はグラビティ MP Lite)
とても綺麗なグラデーション…!
いいね!
ヘッド グラフィン 360+ グラビティ プロ 2021 233801
ヘッド グラビティプロ 2019&2021のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7/10
硬すぎず柔らかすぎずな印象。
兄弟機種のMPやTOURより球離れはゆっくりでホールド感が強く、フレームのしなりも感じます。
重量があってガットの目も細かいからボールをしっかりぶっ潰して掴んでいる感じがする。
ボールの飛びの良さ: 6.5/10
やや控えめな反発性能。
スイートスポットで打てばそこそこ飛びますが、ミスヒットすると途端に飛ばなくなります。
質の良いショットを打つにはボールをラケットの芯で捉える技術と打球を押し込んでいくパワーが必須です。
パワーヒッター推奨。
スピンのかけやすさ: 6.5~7/10
スピンアシストはほぼなし。
自分から回転をかけていけばまあまあかかりますが、普通にスイングするとドフラットな打球が飛んでいきます。
【スライスに関して】
軌道低めのスライスが打ちやすいですが、回転をかけすぎると飛距離が出ず浅いボールになるので、ちょっと調整が難しめ。
コントロール性能: 9.5/10
振った分だけボールが飛び、コースの調整もかなりやりやすい最高レベルのコントロール性能。
ホールド感もあるのでコントロール志向者には使いやすいと思います。
操作性&取り回しの良さ: 6.5/10
315gあるので、普通に重い(;’∀’)
300gに慣れている私からするとさすがに重量感を感じましたね。
力に自信がないとずっと振り回し続けるのは大変。
ストローク
ボールをラケットの芯で捉えてフルスイングした際のコントロール性能とホールド感はピカイチ。
フラットショットが低軌道でドーンと飛んでいくのはかなり気持ち良いし、バウンド後の伸びが良いです。
パワフルかつコントロール志向なフラット系プレーヤーにはピッタリだと思います。
重量があるから面の安定性も高く打ち負けない設計!
100インチゆえにスイートスポットが広めなのも良い所。
ただ、先述したように重いし、ミスヒットすると飛距離が全然でないので初中級~中級者向きではないかなと。
あまりパワフルではない私はネットミスが増えました(;’∀’)
【守備に関して】
硬さはそこまでないものの、ボールがあまり飛ばないし重量もあるので結構大変。
守備面はあまり期待しない方がいいです。
ボレー
面の安定性が高くボールをコントロールしやすくて、なおかつ打感もストローク時ほどは硬くなく、割と使いやすい印象。
楽ちんにボールが跳ね返るということはないものの、フェイスも100インチあって安心感は感じました。
315gの重ささえ気にしないならボレーは意外と簡単。
サーブ
フラットサーブ⇒ストローク同様にコントロール性能、バウンド後の伸びの両方とも良い◎
ガンガン振れるなら合っていると思います。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒まあまあ変化しやすい。
もちろん回転特化ほど回転はかからないですが、フラット系の上級者用ラケットにしては結構しっかり変化してくれます。
恐らく回転のかかりやすさは大きめのフェイス100インチの恩恵。
ヘッド グラフィン 360+ グラビティ プロ 2021 233801
Head Graphene 360+ Gravity Pro 2019
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
ヘッド グラビティ MP 2023
グラビティシリーズの主力モデル「MP」の2023バージョン。(100インチ/295g/バランス325㎜)
ソフトかつホールド感強めの打感、適度なパワー、良好なスピン&コントロール性能を持つ人気ラケットです。
ボールコントロール性能はプロに負けるけど、飛びとスピン性能はMPの方が良いと思う。
非常に使いやすい。
ヘッド グラビティ ツアー 2023
100インチ/305g/バランス320㎜/ストリングパターン18×20のバージョン。
ヘッド独自のテクノロジー「オーセチック」が搭載されたことで、従来より打感が柔らかくなり、スイートスポットの広さも感じやすいラケットになっています。
使いやすく進化した。
フレーム厚がグラビティプロより2㎜厚いから、その分ツアーの方がボールを飛ばすパワーが強い設計。
飛び控えめが良いならプロ、ある程度は反発力を備えているラケットを使いたいならツアー、という風に選ぶと良いと思います。
ヘッド スピード プロ 2022
打感の柔らかさや飛び感、コントロール性能、バウンド後のノビの出しやすさがグラビティツアー2023と近い人気ラケット。(100インチ/310g/バランス315㎜/ストリングパターン18×20)
使用感は2本とも正直かなり似ていると思いますが、比較すると少し球離れがゆっくりなのがスピードプロで、やや球離れ早く弾くのがグラビティツアーの印象です。
目が細かい割りにまあまあパワーがある所とか、スイートスポットが広い所とか、全体的に似ている。
スピン性能は若干グラビティツアーの方が良いと思う。
また、グラビティツアーが305g/バランス320㎜、スピードプロが310g/バランス315㎜で違いがあるので、好みのスペックで選ぶのもアリだと良いと思います。
トップライト系のスピードプロ、イーブンバランスのグラビティツアー。
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ヘッド グラビティ プロに合うおすすめのガットの紹介
少し飛び抑えめなタイプなので、ポリでもナイロンでも反発力のあるガットと組み合わせると扱いやすさがアップするかなと。
一発の威力をさらに底上げできるボールスピードを上げやすいガットと組み合わせても良いと思います。
ヘッド グラビティプロ 2019&2021はこんな人におすすめ
- コントロール志向な人
- ホールド感を重視する人
- パワフルな人
- フラット系プレーヤー
こんな人には向いてない
- ボールを楽に飛ばしたい人
- ガッツリ回転をかけたい人
- あまりパワフルじゃない人
まとめ:コントロール性能が高い100インチモデル
本記事では「ヘッド グラフィン 360+ グラビティ プロ 2021」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
強めのホールド感、トップクラスのコントロール性能、バウンド後の伸びが特徴的なテニスラケット!
パワフルなコントロール志向の中上級~上級者フラット系プレイヤーには合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
ヘッド グラフィン 360+ グラビティ プロ 2021 233801
Head Graphene 360+ Gravity Pro 2019
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)