こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「プリンス X105 290g 2020」(Prince X105 290g 2020)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
ブラックカラーの「プリンス X105 290g 2018」とはデザインのみの違いだから、2018版の使用感を知りたい人もこの記事を読めばOK。
本記事の内容
- スペック、使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※Xシリーズは2022年9月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ プリンス X 2022 2023)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
プリンス X105 290g 2020 7TJ128 右利き用
Contents
プリンス X105 290g 2018 2020のスペック
フェイスサイズ | 105平方インチ |
重さ | 290g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 27-25-22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準より面が大きく軽い軽量デカラケモデル。
バランスポイント(重心)は標準より10㎜程グリップ寄りのトップライト系ラケットです。
トップライト系はフルスイングしやすくボレー時に取り回しが利く。
軽量なトップライト系なので、非常にスイングしやすそうな設計となっています。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | △ | 〇 | ◎ |
女性 | 〇 | ◎ | ◎ |
テクノロジー/予備知識
ツイストパワーテクノロジー | スロート部をねじらせ、フォアとバックで異なる性能を引き出すテクノロジー |
2ピーススロート | ボールヒット時の衝撃を抑えるパーツ |
フォアとバックを打った時に最大11%しなりに差が出る特殊なスロートを採用したXシリーズのラケット。
フォア面では強い弾きを、バック面ではしなりによる伸びのある打球を打てる設計となっています。
プリンス X105 290g 2018 2020のデザイン
ホワイト×レッドのデザイン。
シャフトはXシリーズ特有のねじれがあります。
デザインは2018年版のブラックカラーもあります。
スペックや性能は2020年版と全く同じ。
デザインのみ違う。
プリンス X105 290g 2018 7TJ081 右利き用
プリンス X105 290g 2018 7TJ082 左利き用
プリンス X105 290g 2018 2020のインプレ・評価・レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。
打感の柔らかさ: 7~7.5/10
標準~やや柔らかめの打球感。
面の大きいラケット特有の「ガットのたわむ柔らかさ」はありつつ、同時に少し「硬さで弾く球離れの良さ」も感じます。
すごいたわむタイプではないかな。
弾きが良い。
ボールの飛びの良さ: 8/10
反発力はまあまあ強く、ボールはラクに飛ぶ。
ただ、105インチの軽量デカラケということを踏まえるとそこまで強力な飛びではなく、比較的しっかりスイングしてもアウトしにくいパワー感です。
振り切って使える。
【軌道について】
打球は中軌道になりやすい印象です。
スピンのかけやすさ: 7.5~8/10
回転性能は標準~やや強め辺り。
自然な回転量のフラットドライブが最も打ちやすいですが、自分から回転をかけていくと結構打球がハネます。
面が大きいから割と回転がかかる。
【スライスについて】
スライスは中~高軌道のふんわりとしたショットになりやすいと思います。
コントロール性能: 7~7.5/10
反発力が強く、球離れが早めなので、打球を狙った所に打ち込むボールコントロール性能はそこそこといったところ。
操作性&取り回しの良さ: 9/10
290gかつバランスが標準より10㎜程度グリップ寄りのトップライト系なので、結構スイングしやすい。
ボレー時の操作性も良いと思います。
軽い。
ストローク
デカラケにしてはボールが飛びすぎないので、自分からスイングしてフラットドライブを打ち込める。
スイートスポットが広くてミスヒットしにくく、トップライト系特有の取り回しの良さを感じられます。
アウトしにくくきちんと振り切って使えるところが良い。
弾きの良いタイプだから、ボールスピードもそこそこ出やすい。
ただ、少し飛びを抑えられたデカラケではあるので、当てるだけで超飛ぶような反発力を求めるプレイヤーには合わないかなと。
あと軽いトップライト系ゆえにショットの威力も軽めになるという点はあります。
軽くて振りやすく、なおかつ自分から打っていける軽量デカラケが欲しい人におすすめ。
【守備について】
走らされた時のボールの処理はカンタン。
面が大きいし飛びも良く、難しくはないですね。
ボレー
ストローク同様に飛びすぎず、それでいてスイートスポットが広くてミスヒットしにくいので、だいぶラク。
ボレーヤーには向いていると思います。
カンタン。
サーブ
フラットサーブ⇒しっかり打つと飛びすぎるけど、軽く打ってもスピードが出やすい。
8割前後の力で力まず打つには良いと思います。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転系サーブの変化はまあまあ。
そこそこ曲がり、ハネる印象です。
プリンス X105 290g 2020 7TJ128 右利き用
類似・競合ラケットの紹介
☑プリンス X105 290g 2022
2022モデル。
2020モデルよりだいぶ打感が柔らかくなり、反発力もアップした使用感になっています。
☑プリンス X100 2022
100インチ/290g/バランス325㎜のバージョン。
105より面が小さくてガットのたわみが抑えられている分、硬く弾くフォアとホールドするバックの違いが105よりわかりやすい印象です。
関連まとめ記事
新作情報 プリンス X 2022 2023 テクノロジー ラインナップまとめ
プリンス X105 290g 2018 2020に合うおすすめのガットの紹介
打感の柔らかさ重視ならソフト系ガットがおすすめ。
回転量を引き上げたいならスピン特化系ガットも良いと思います。
ナイロンだとちょっと飛びすぎて困るという場合は、反発力を抑えやすいタイプをテンション高めに張ると良い感じになると思います。
プリンス X105 290g 2018 2020はこんな人におすすめ
- 軽いラケットを使いたい人
- スイートスポット広めが良い人
- しっかり打ってもアウトしにくいデカラケを好む人
- 操作性を重視する人
こんな人には向いてない
- ボールの飛びを抑えたいコントロール系プレイヤー
- ガンガンに回転をかけたい人
- 球威を重視する人
まとめ:飛びすぎない軽量のトップライト系デカラケ
本記事では「プリンス X105 290g 2020」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
軽量デカラケの中では飛びすぎない反発力とトップライト系特有の操作性の高さが特徴のラケット。
自分でガッツリスイングして使える軽めのデカラケを使いたい初中級~中級者には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧
プリンス X105 290g 2020 7TJ128 右利き用
プリンス X105 290g 2018 7TJ081 右利き用
プリンス X105 290g 2018 7TJ082 左利き用
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)