今回は、2024年7月19日発売の新作テニスラケットシリーズ「ヘッド エクストリーム 2024」(HEAD EXTREME 2024)の
- ラインナップ
- 各種スペック
- 使われているテクノロジー
- 解説動画
をまとめていきます。
5分で読めるよ。
☑筆者情報
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Contents
新作情報 ヘッド エクストリーム MP/プロ/チーム 2024 テクノロジー ラインナップまとめ【HEAD EXTREME】
ヘッドのテニスラケット「エクストリーム」に新作が登場。(既に予約受付開始)
イエロー&ホワイトのおしゃれなデザイン!
ヘッド エクストリーム 2024の特徴は?
エクストリームは回転のかけやすさが特徴的なスピン特化シリーズ。
2024バージョンは前モデルのヨーク部分に使われていたヘッド独自のテクノロジー「オーセチック」をグリップにも搭載し、振動吸収性と打球感を向上させた仕様となっています。
オーセチック2.0。
「エクストリームツアー」が「エクストリームプロ」に名称変更
以前のシリーズまで「エクストリームツアー」と呼ばれていたスペックが今作では「エクストリームプロ」という名称に変わりました。
海外で売られていたスペック「エクストリームプロ」が廃版になる関係で、エクストリームツアーがエクストリームプロという名前に変更に。
今回のラインナップは以下の4機種です。
- エクストリーム MP
- エクストリーム MPL
- エクストリーム プロ
- エクストリーム チーム
以下ではそれぞれのラインナップや使われているテクノロジーについて解説していきます。
ヘッド エクストリーム MP 2024
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 23-26-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
CPI | 500 |
100インチ/300g/バランス320㎜のエクストリームシリーズの看板モデル。
非常に回転が良くかかるスピンラケット。
CPIはヘッド独自の指標で、数値が低いほどボールの飛びを抑えやすいコントロール寄り、高いほどボールを飛ばしやすいパワー寄りのラケットになります。
CPI500は、
- スピードMP2024
- グラビティMPライト2021
- プレステージMP L2023
と同じ数値です。
実際に使用した際の詳細レビューはコチラ↓
ヘッド エクストリーム MP L 2024
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 285g⇒280g |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 23-26-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
CPI | 600 |
MPより20g軽い軽量モデル。(前作の285gから280gに変更になりました)
女性やジュニア・操作性重視の男性向けのスペックです。
軽くてスイングしやすい設計。
CPI600は、
- ブーンMP2024
- グラビティチーム2023
- スピードMPL2022
と同じ数値です。
>>関連記事 エクストリーム MP L 2022 インプレ レビュー
ヘッド エクストリーム プロ 2024
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 22-23-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
CPI | 400 |
面が少し小さく重い中上級者向けのスペック。
バツグンの振り抜きの良さと、パワー×コントロール×スピン性能のバランスの良さが特徴的なラケットです。
MPに次ぐ人気スペック。
エクストリームツアーからエクストリームプロに名称が変更に。
CPI400は、
と同じ数値です。
関連記事>>エクストリーム ツアー 2022 インプレ レビュー
ヘッド エクストリーム チーム 2024
フェイスサイズ | 105平方インチ |
重さ | 265g |
バランスポイント | 340㎜ |
フレーム厚 | 23-26-22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
105インチ/265gの軽量デカラケバージョン。
スイートスポットの広さや回転のかけやすさ、ボールの飛ばしやすさ、軽さを最重視する方向けです。
関連記事まとめ
テクノロジー:オーセチックをグリップに搭載し打球感を向上【AUXETIC2.0】
主に以下のテクノロジーが搭載されています。
- オーセチック2.0
- グラフィン インサイド
オーセチック2.0(Auxetic 2.0)
横に引っ張ると全体が均一に広がり、横に押し込むと全体が縮まる特殊な分子構造”オーセチック”をフレームのヨーク部(5時~7時の間の部分)とグリップ部分に採用。
※ヨーク部分は以下の箇所です↓
オーセチックを搭載したことによる効果は以下の通りです↓
◎ヨーク部分
⇒ミスヒットした際に本来なら起こるヨーク部の変形具合のばらつきを抑え、飛びや打球感の安定性に繋がる。
◎グリップ部分
⇒従来モデルよりも振動・衝撃を減らし、打球感を素早く正確に手に伝えることで、快適な打ち心地に繋がる。
前作はヨーク部分のみの搭載でしたが、グリップにも使うことで前のシリーズよりも振動吸収性がアップ。
また、打球のフィーリングを素早く正確に手に伝えてくれることから、飛んでいく打球の安定性やコントロールのしやすさも向上したラケットとなっています。
オーセチックのバージョン2.0。
オーセチックがあると打感が柔らかく、スイートスポットが広く感じる傾向にある。
分子構造をわかりやすくした模型は以下の通りです↓
通常の素材なら横に引っ張ると真ん中が細くなり、横に押し込むと真ん中が縦長になるけど、これは均一に広まり縮む。
グラフィン インサイド(Graphene Inside)
前作から使用されていた
を今作にもきっちり使用。
高い剛性とクリーンな打球感を実現しています。
解説動画
解説動画をまとめていきます。
発売予定:2024年7月19日
発売予定は2024年7月19日です。
既に予約受付開始中!
まとめ:オーセチック2.0採用でより快適な打球感のラケットに進化
今回は「ヘッド エクストリーム 2024」シリーズについてまとめてきました。
オーセチックを新たにグリップ部分に搭載することで、従来モデルよりも振動吸収性を高め、打球感も正確に素早く手に伝わりやすい設計となっています。
打球感を向上させたヘッドの人気シリーズ。
回転のかけやすさが魅力。
初回入荷分は数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。
というわけで、以上です。
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ!
今回解説したラケット用品一覧