こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026」(PRINCE PHANTOM GRAPHITE 100 XS)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットを紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
- 1 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026のスペック
- 2 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026のデザイン
- 3 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026のインプレ・評価・レビュー
- 4 類似・競合ラケットの紹介
- 5 関連ランキング・まとめ記事
- 6 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026に合うおすすめのガットの紹介
- 7 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026はこんな人におすすめ
- 8 まとめ:ソフトで性能バランスが良いスピン系神ラケ
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026のスペック

「プリンス ファントムグラファイト 100 XS 300g 2026」
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 重さ | 300g |
| バランスポイント | 320㎜ |
| フレーム厚 | 23-21-19mm |
| ストリングパターン | 16×18 |
100インチ/300g/バランスポイント320㎜の定番スペック。

いわゆる黄金スペック。
非常に人気が高い。
フレーム厚は23-21-19㎜を採用している他、標準よりも横糸が一本少ない16×18のストリングパターンの設計です。

ノーマルのファントムグラファイト100は310gでフレーム厚が21.5-20-17.5㎜。
XSは軽くて振りやすく、さらに全体的に厚みを持たせてパワーアップさせている。
<適正表>
| 上級者 | 中級者 | 初級者 | |
| 男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
| 女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
| ザイロン | 高弾性&高強度の新素材。
ラケットの反発力と面の安定性を高め、なおかつ振動吸収性にも優れていて心地良い打感を感じやすくなる効果がある。 |
| クロスバー | フレームのねじれを抑えてコントロール性能を引き上げるグラファイト伝統のテクノロジー |
| ボックスフレーム | 四角いフレーム形状を採用してフレームのねじれを抑え、安定性とコントロール性能を高めるテクノロジー |
| パラレルホール | ストリングがフレームの外側まで1直線になるようにグロメットホールを設定し、スイートスポットを拡大する設計 |
| CTS | グリップ上部からフレームトップにかけて均一に厚みを増していくテクノロジー
スイートエリアがフレームの上の方に行くにつれて広がっていき、しなりによるパワーも増大する効果がある |
スイートスポットを広める効果があるCTSとパラレルホールの2つを備え、「グラファイトシリーズ史上最高に使いやすい使用感」を目指したラケット。

球持ちが良く、なおかつボールが飛ぶ設計。
新素材のザイロンを搭載し、打ち負けにくさやパワー性能を上げた設計となっています。

ザイロンはフレームを硬くすることなく、フェイスのねじれ剛性を高められるのがウリの素材。
解説動画
>>新作情報 ファントムグラファイト XS 2026 テクノロジー ラインナップまとめ
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026のデザイン

グロス塗装かつ、正面はネイビー、角度を変えるとパープルへ色が移り変わっていく美しいデザイン。
文字はゴールド仕様で高級のある作りです。

めちゃくちゃカッケー!

グラファイトシリーズ特有のクロスバー&ボックスフレームを搭載しています。

プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026のインプレ・評価・レビュー

次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。

※ポンド数:暑い時期は少し硬めに、寒い時期は少し緩めに張って調整。
打感の柔らかさ: 8~8.5/10
かなり柔らかめの打感。
適度なガットのたわみ感やフレームのしなりによるソフトさを感じ、振動吸収性も良く快適な打ち心地だと思います。

柔らかい。
10点中8.3点くらい。
球離れについて
球離れは標準~ややゆっくりめ。
ガットのたわみ&フレームのしなりによってガットとボールの接触時間が長めのホールド系だと思います。

球持ちが良い柔らかラケット。
100XSは兄弟モデルに97やノーマルの100がありますが、比較すると100XSは「弾き感が強く少し打ちごたえのあるノーマルの100」ではなく、「97っぽいソフトさや球持ち感」があると思います。

97によく似た打感だな~と思った。
優しく心地良い感触。
ボールの飛びの良さ: 7.5~8/10
反発力は適度~やや強め辺り。
飛びすぎず飛ばなすぎず、ちょうど良いパワー感だと思います。

ファントムグラファイトは飛び控えめで難しいと言われることがあるけど、100XSはフレーム厚をノーマルの100より厚くしていることもあり結構飛ぶ。
体感だとフレーム厚24~25㎜くらいの飛距離の出しやすさで、10点中7.9点くらい。
軌道について
打球は自然と持ち上がり、中軌道の山なりスピンボールになりやすいです。
スピンのかけやすさ: 8~8.5/10
回転のかけやすさは優秀。
普通に打っても自然に回転がかかり、ガンガンに回転をかけるスイングで打つと急降下して高くハネるグリグリスピンになりやすいと思います。

激烈スピン系というよりかは、優秀なスピン性能というイメージ。
激烈スピン系の作りだとコントロール性能が落ちやすいですが、この100XSはグラファイトシリーズの持ち味のコントロール性能を残しつつ回転性能をアップしていて、好印象です。
※なぜノーマルのファントムグラファイト100よりもスピン性能が上がったのか
ノーマルの100と100XSはどちらもフェイスサイズ100インチでストリングパターン16×18で同じ。
ただ、100XSは「パラレルホール」という「パワー&スピン性能を上げて、スイートスポットを拡大する特殊なグロメット」が使われています。


ノーマルの100は標準的なグロメットを採用していて、よりオーソドックスな打感かつ、コントロール性能が良い設計。
ちなみにパラレルホールはファントムグラファイト97にも採用されていて、優れたパワー&スピン性能を発揮しているので、かなり仕事をしているテクノロジーだと思います。

グロメットが同じだから打感も似ているのだと思う。
スライスについて
スライスはしっかり回転がかかった中軌道辺りのショットを打ちやすい。
打感は柔らかく、ボールをラケットのフェイスに乗せて運べる感触が心地良いです。

良い。
飛距離的には適度。
コントロール性能: 8/10
打球を狙った所に打ち込むコントロール性能は良好。
パワー&スピン性能が良いので、飛びと軌道を抑えやすいフラットドライブ系ラケットには負けますが、まあまあなコントロール力で意図せぬアウトもしにくいと思います。

もっとコントロール性能高めが良いなら、100XSよりパワー&スピン性能を抑えやすいファントム100やファントムグラファイト100が向いている。
操作性&取り回しの良さ: 8/10
標準的なスペックなので、特に違和感ナシです。
ストローク
かなりソフトで球持ちの良い打感を感じつつ、しっかり回転がかかった山なりスピンボールをコントロールしながら配球しやすい。
ホールド感が強く、なおかつちょうど良い飛び感なので、ミスらず安定してストローク展開しやすいと思います。

優れたコントロール性能を持つファントムグラファイト100にパワー&スピン性能を付加した柔らかラケット。
神ラケ。
個人的には特に不満点はないですが、強いて弱点を上げるとするなら、パワー&スピン&コントロール性能のどれかに極端に特化した感じがしない所かなと。

さらなるソフトさ&コントロール性能が欲しいならファントム100、弾き&球速&バウンド後のノビが欲しいならツアー100、スイートスポットの広さとボレーのしやすさ重視ならファントムグラファイト107がそれぞれおすすめ。
ただ、性能バランスが良いソフトなホールド&スピン系100インチが欲しい方には最強に使いやすい1本だと思います。

「グラファイト史上最高に使いやすい」というコンセプトだけど、他社含めたラケットの中でもトップクラスに使いやすいと思う。
守備について
走らされた際のボールの処理はややカンタン。
しっかり反発力を備えた100インチで、打ち負けにくい感じもあるので、相手コートに返球しやすいと思います。
ボレー
ボレーはガットがたわんで少しボールをホールドした後に、あっさり軽くボールを弾く感触。
飛距離的には適度で、狙った所にボールを落としやすいと思います。

ホールドしつつ、弾く感じもあり、バランス良し。
サーブ
フラットサーブ⇒結構しっかり打ってもサービスエリア内に収まりやすく、狙ったコースに打ちやすい。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転系サーブの変化は大きめ。
スライスサーブは良く曲がり、スピンサーブは高くハネやすいと思います。
心地良い打感のスピン系神ラケ
ファントムグラファイト 100 XS 300g 2026を使ってみて感じたことは主に以下の通りです。
かなり柔らかく球持ちの良い打感
適度な反発力
強めのスピン性能
良好なコントロール性能
ボレー&サーブのしやすさ
デザイン最高
ソフトでホールド感強めの快適な打感を感じつつ、回転系のショットをコントロールして展開しやすい。
ノーマルのファントムグラファイト100よりもフレーム厚を厚くしたことでパワー&面の安定性を強化しているので、ボールの飛ばなさも全く感じず、非常に使いやすいと思います。

柔らかさ&回転性能を重視していて、なおかつ丁度良いパワー感でボールコントロールもしやすい100インチを欲しい人は多いと思うから、「万人受けラケット」と言える。
ボレーもストローク同様に打感が柔らかく、飛びは適度で全く問題ナシ。
フラットサーブは収まりやすく、回転系サーブの変化も良好でフォルトしにくいと思います。

ストローク&ボレー&サーブの3つとも高水準の使いやすさ。
美しいデザインも最高。
スペックがほぼ同じピュアアエロ&ピュアドライブや兄弟モデルのファントムグラファイト 100 XS 285gと同じガットを張って打ち比べたので、使用感の違いをまとめました↓
柔らかさ⇒グラファイト300&285≧アエロ≧ピュアドラ
球離れの早さ⇒ピュアドラ≧アエロ≧グラファイト300&285
飛距離⇒ピュアドラ、グラファイト285≧グラファイト300≧アエロ
球速⇒ピュアドラ≧グラファイト300&285、アエロ
軌道の高さ⇒グラファイト285≧グラファイト300≧アエロ≧ピュアドラ
スピン性能⇒グラファイト285≧グラファイト300、アエロ≧ピュアドラ
コントロール性能⇒アエロ≧グラファイト300≧ピュアドラ≧グラファイト285
グラファイト 100 XS 300gはパワー&スピン&コントロール性能のバランスが良く、打感が柔らかい。
グラファイト 100 XS 285gは300gよりも軽くて振りやすく、パワー&スピン性能が少し強めで、軌道が高く、山なりスピンボールを楽に飛ばしやすいです。

軽いラケットは重いラケットよりも衝撃を受けやすいから、それを防ぐために285はガットの全長を伸ばしてたわみやすくする「2ピーススロート」というパーツがフェイスの下部(6時部分)に使われている。
285の2ピーススロート↓(300より厚い)

300のスロート部分のパーツ↓(285より薄い)

これもあってか、ガットが動きやすいことによる回転のかかりや、たわみ戻りによるパワーが300よりも強く感じ、軌道が上がって飛距離が300より出やすいと思います。

バボラの軽量モデル「ピュアドライブチーム」も同じようにガットをたわみやすくするパーツが使われていて、300gのピュアドラよりもスピン性能が上がって軌道も上がりやすく感じたから、そういう効果を発揮するテクノロジーだと思う。
ソフトでホールド感が強い打感を感じやすい点は300も285も共通しています。
ピュアドライブはグラファイトよりも打感が硬く、コントロール性能が負ける代わりに、弾きが強くて球威&球速を出しやすく、攻撃力が高め。

回転のかかりも良いと思う。
攻撃力重視ならグラファイトよりピュアドラ。
ピュアアエロはパワー&スピン&コントロール性能のバランスの良さが全体的にグラファイト300に似ている。
ただ、グラファイト300の方が打感が柔らかくて球持ちが良く、少しボールが飛び、軌道が上がりやすい。
一方、打球のコントロール性能はピュアアエロの方が良いと思います。

グラファイト300の方がソフトなパワー&スピン系、ピュアアエロの方がコントロール系。
グラファイト300はソフトで回転をかけやすく、ちょうど良い飛び感でボールコントロール性能も良好なラケットを欲しい方にイチオシです。

個人的に超使いやすい!
デザインも最高!
神ラケ!
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
プリンス ファントムグラファイト 100 2024
100インチ/310g/バランス310㎜のノーマルタイプ。
XSより重量があり、打感が硬く、パワー&スピン性能低めの代わりに、ボールコントロール性能が高く、弾きが良い分ハードヒット時の球速や球威も出しやすい印象です。

100XSが柔らかホールド系なのに対し、100はやや球離れ早めの弾く重量系。
ハードヒッター向けの1本。

プリンス ファントム 100 2024
プリンスのベストセラーラケット。(100インチ/305g/バランス315㎜)
グラファイト 100 XS 300gにスピン性能は負けますが、ファントムの方がフレームのしなるソフトさや球持ち感がわかりやすく、ボールコントロールしやすい印象です。

飛距離はグラファイト100 XSの方が少し出しやすいかな。
ファントムはしなるソフトさがありつつ、球速とノビの出しやすさも感じやすい1本。

プリンス ツアー 100 305g 2025
球速の出しやすさとバウンド後のノビを出しやすい人気の弾き系。(100インチ/305g/バランス313㎜)
打感の柔らかさとスピン性能はグラファイト 100 300g XSに負けますが、ツアー100の方が球離れが早くて軌道低めのスピードボールを打ちやすいです。

弾くスピード系が良いならツアー100。

4本の使用感の違いの印象は以下の通りです↓
打感の柔らかさ⇒ファントム≧XS≧ツアー≧グラファイト100
球速&弾きの良さ⇒ツアー≧グラファイト100≧ファントム≧XS
飛距離⇒XS≧ツアー、ファントム≧グラファイト100
スピン性能⇒XS≧ファントム、グラファイト100≧ツアー
コントロール性能⇒グラファイト100≧ファントム≧ツアー、XS
関連ランキング・まとめ記事
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026に合うおすすめのガットの紹介
おすすめのガットを紹介していきます。
ヨネックス ポリツアーレブ 125
ポリの中では柔らかめの打感、強力なスピン性能、ボールの飛ばしやすさ、テンション維持力の高さが特徴の大人気スピン系ストリング。
スピン性能とパワーをさらにアップしてくれるポリなので、ラクに軌道高めのグリグリスピンボールを打ちやすくなると思います。

スピン性能を重視ならポリツアーレブ。
>>ヨネックス ポリツアーレブのインプレ・評価・感想レビュー
ソリンコ ハイパーG 125
ポリの中では標準的な柔らかさ、やや控えめ~標準くらいの飛び、強力なスピン性能、コスパの良さが特徴の人気ストリング。

ポリツアーレブが反発力をアップさせるスピン系ポリなのに対し、ハイパーGは少し飛びを抑えやすいスピン特化タイプ。
やや飛びを抑えつつ、回転量を上げたい場合は最適だと思います。
プリンス トップスピン Xプラス 129
ナイロンの中では標準的な柔らかさ、適度な飛び感、強めのスピン性能、耐久性能の高さが特徴のストリング。

ソフトさや反発力は平均的な感じだけど、ナイロンにしてはかなり回転のかかりが良い印象。
スピン特化ポリほどではないですが、ガッツリ回転がかかったショットを打ちやすく、さらに耐久性にも力を入れた設計となっています。
テクニファイバー エックスワンバイフェイズ 124&130
ナイロンで最も人気のあるストリング。
1.24㎜はナイロンの中で最高レベルに柔らかく軽めの打感、強めの飛び、回転のかけやすさが特徴的。
1.30㎜は1.24㎜より少し打感が硬い代わりに、ボールの飛びすぎを抑えやすく、耐久性も高めの設計です。

1.24㎜はスーパーソフト。
ナイロン界屈指の人気!
おすすめガットランキングまとめ
グラファイト100XS特有の回転性能を最大限まで引き上げたい場合はスピン系ガットランキングがおすすめ。
打感の柔らかさ重視ならソフト系ガットも良いと思います。
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 300g 2026はこんな人におすすめ
- かなり柔らかく球持ちの良い打感が好きな人
- 適度な反発力を求める人
- スピン性能重視の人
- 良好なコントロール性能を求める人
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- 球離れの早さ/弾きの良さ重視の人
- 強力なパワーを求める人
まとめ:ソフトで性能バランスが良いスピン系神ラケ
本記事では「プリンス ファントムグラファイト 100 XS 300g 2026」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

かなり柔らかく球持ちの良い打感、適度な反発力、強めのスピン性能、良好なコントロール性能が特徴的なラケット!
打感が柔らかく、回転系のショットを打ちやすく、ボールコントロールもしやすいラケットを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

ラケットはネットだと人件費や仲介コストを減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
今回解説したテニス用品一覧