こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「Babolat Pure Strike 18×20 2017」(バボラ ピュアストライク 18×20 2017)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- 合いそうなおすすめのガット(ストリング)の紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※ピュアストライクシリーズは2024年に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ バボラ ピュアストライク 2024)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
ピュアストライク 18×20 2017のスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
推奨テンション | 50~59 |
標準よりフェイスサイズは少し小さめ、重量はやや重めのスペックです。
ストリングパターンも通常より目が細かい18×20だし、そこそこ力がある人向け。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | 〇 | △ |
女性 | 〇 | △ | × |
テクノロジー/予備知識
FSI POWER | ストリングのマス目を上下に広げ、コントロール性を落とすことなくパワーアップを実現。 |
HYBRID FRAME | フェイス部とスロート部を厚くした「ハイブリッドフレーム」を採用し、コントロールとパワーを両立に成功。 |
ピュアストライク 18×20 2017のデザイン
ホワイトを基調としており、割と落ち着いたデザイン。
ガットは18×20というだけあって非常に細かく、ギッシリ詰まった見た目です。
ピュアストライク 18×20 2017のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7.5/10
比較的柔らかめの打感。
18×20のストリングパターンは硬いフィーリングのラケットが多いですが、これはガットのたわみ感を感じられますし、心地よい打感です。
ボールの飛びの良さ: 7/10
パワーアシストと飛びの抑えが両立したような、ちょうどいい飛び感。
振り切ってもアウトになる怖さはないし、かと言って全然飛ばない辛さもなく、上手い具合に調整されたラケットだな~と感じました。
同シリーズの16×19と同様に、コントロール系のラケットが欲しいけど飛びがシビアなのはキツいんだよな~と感じている人にはドンピシャなモデル。
スピンのかけやすさ: 6.5/10
ガットの目が細かいのでそこまでスピン回転はかかりませんが、ガンガンに回転をかけていくと意外と打球のノビ、ハネは良いと思います。
コントロール性能: 9/10
”バボラの中のコントロールモデル”という位置づけだけあって、コントロール性能は高め。
ボールヒット時に手に伝わってくる感触がクリアですし、飛びの抑えも効きやすいので、コントロール志向の方には非常に使いやすいと思います。
操作性&取り回しの良さ: 7.5/10
標準的なラケットよりも5gだけ重い分、少し取り回しにくさはあります。
ストローク
しっかりとラケットを振り切ってフラットドライブで押していくプレースタイルがおすすめ。
ガットがボールに乗っている時間が長く感じるので、コントロールもしやすかったです。
【守備に関して】
そこそこパワーアシストがあるため、超辛いという感じはありません。
ただ当てれば簡単にボールが飛んでくれるといったこともないので、走らされた時でもある程度は自分から振れる方推奨です。(バックハンドスライスのかかりは少し弱め)
ボレー
打感はやわらかいですが、飛びは少し抑え目な感じ。
しっかりとスイートスポットでボールを捉えられる技術力は必要だと思います。
サーブ
パワーがある分スピードが出やすい印象。
また、18×20にしては回転もかけやすく、スピンサーブやスライスサーブでの変化は大きめです。
サーブに関しては文句なしの扱いやすさ。
後継モデル:ピュアストライク 98 16×19 2024との比較
後継モデルのピュアストライク 98 16×19 2024は2017年モデルと比較するとパワー&スピン&コントロール性能は割と近い印象。
ただ、2024年モデルは少しフレームを柔らかくし、さらに振動吸収性を高めて優しい打ち心地に寄った設計になっているので、ソフトさ重視なら2024年モデルの方が良いと思います。
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
バボラ ピュアストライク 100 16×19 2024
ピュアストライク100の2024年モデル。(100インチ/300g/バランス320㎜)
ピュアストライク98よりコントロール性能はやや落ちますが、その代わりに打感がかなり柔らかく、飛びが良い100インチのラケットです。
柔らかく適度に飛ぶ100と、ややコントロールに寄った98。
バボラ ピュアアエロ 98 2023
バボラの超人気シリーズ「ピュアアエロ」の98インチ/305g/バランス315㎜のバージョン。
バランス315㎜のトップライト系なのでピュアストライク98より操作性が良く、弾きの良さと高速フラットドライブのコントロールのしやすさも特徴的です。
バランス320㎜が好きならピュアストライク98、トップライト系が好きならピュアアエロ98がおすすめ。
バボラ ピュアドライブ 2021
バボラの超人気のパワー系ラケット。(100インチ/300g/バランス320㎜)
ピュアストライクよりもコントロール性能は落ちますが、楽にパワフルかつスピーディなフラットドライブを打ちたいならピュアドライブの方が向いてると思います。
関連まとめ記事
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バボラ ピュアストライク 18×20 2017に合うおすすめのガット(ストリング)
打球の威力とバウンド後のノビを重視するなら、ボールスピード特化系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
ピュアストライク 18×20 2017はこんな人におすすめ
- コントロール性能が高く、なおかつボールも飛んでくれるラケットが欲しい人
- フラットドライブ系ストローカー
こんな人には向いてない
- ガッツリ回転をかけたい人
- 楽にボールが吹っ飛ぶラケットが欲しい人
まとめ:コントロール性能と飛びの良さが調和したラケット
本記事では「Babolat Pure Strike 18×20 2017」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
コントロール系かつ18×20のシビアなスペックにしてはよく飛んでくれるラケット!
コントロールしやすいラケットが欲しいけど飛ばないのはキツイ‥‥という人にはピンポイントに使いやすいモデルだと思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)