こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「Head Graphene 360 Speed MP 2018」(ヘッド グラフィン 360 スピード MP 2018)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- テクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
(※スピードシリーズは2024年に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ ヘッド スピード 2024)
Contents
Head スピード MP 2018のスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
バランスポイント | 320㎜ |
フェイスサイズ100、重さ300、バランスポイント320のいわゆる”黄金スペック”。
ただフレーム厚に関しては26㎜が主流の黄金スペックよりもちょい薄めの23㎜となっています。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | ◎ | 〇 |
女性 | ◎ | 〇 | △ |
テクノロジー/予備知識
グラフィン 360 | シャフト部とフレームにダイヤモンドよりも硬いカーボン素材「グラフィン」を使用し、フレームの安定性とエネルギーの伝達精度を向上させた。 |
Head スピード MP 2018のデザイン
ブラックを基調としたフレームカラー。
シンプルで良いですね。
フレーム厚23mmで若干薄く、シャフト部もスッキリしている感じ。
スピードシリーズの10周年記念で作成された「Head Graphene 360 Speed X MP」のデザインのラケットもあります。
Head スピード MP 2018のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 6.5/10
ややハードでカッチリした打ちごたえのある打感。(しなり感はなし)
特にフェイスサイズ100平方インチのラケットの中では硬い部類に入ると思います。
柔らかい系を普段使っている人だと硬く感じ、硬いラケットをいつも使っているなら少し柔らかく感じる位の硬さ。
(※前作のモデルはかなり硬い打感でしたので、それと比較すると柔らかくはなりました。)
ボールの飛びの良さ: 7/10
飛び過ぎず飛ばなすぎずの反発性能。
当てるだけでは飛ばないですが、そこそこ振っていける中級以上の方なら「収まりの良さ」と「強すぎないパワーアシスト」の双方の恩恵を感じられると思います。
スピンのかけやすさ: 7.5/10
回転はマイルドにかかり、フラットドライブが最も打ちやすい仕様。
グリグリスピン系ではなく、自然とスピンはかかってくれるイメージですね。
コントロール性能: 8/10
ホールド感があり、ボールの飛びもあまりきつくないので、コントロールはやりやすかったです。
暴発(意図せぬアウト)する怖さがないから、思い切って振っていける。
操作性&取り回しの良さ: 8/10
黄金スペックですので、一切違和感なし。
ストローク
ボールを潰して低~中軌道の高速フラットドライブを打ち込むのがとても気持ち良い\(^o^)/
球速が出やすいし、フォアもバックも飛びが丁度よく、扱いやすかったです。(少し硬さは気になりましたが)
シリーズ名通り、「スピード感のある展開」を好むプレイヤー向け!
【守備に関して】
ほどよいパワーアシストが感じられ、劣勢時でも返球は比較的カンタン。
「苦しいときに助けてくれる」といった表現が一番しっくりくる。
バックハンドスライスのかかりは標準的でした。
ボレー
飛びはまあまあ良いですが、ストローク以上に打感が硬く感じました。
スイートスポットに当てるのが苦手な初心者の方だとしんどいかも。
中級以上でボレーが得意な方なら問題なく使いこなせると思います。
サーブ
超パワーが出るとか強烈な回転がかかるということはないですが、癖がなくてスピン、スライスはしっかり変化し、フラットもスピードが出てサービスエリア内に収まる優等生という感じです。
類似・競合ラケット
ライバルラケットを紹介していきます。
ヘッド スピード MP 2024
「スピードMP」の2024年モデル。(100インチ/300g/バランス320㎜
打感の柔らかさ、強めの反発力&スピン性能、球威&球速の出しやすさが特徴的な1本です。
ソフトさがありつつスピーディなパワフルスピンボールを打ちやすい。
ヘッド ブーン MP 2024
スピード以上に柔らかい打感と適度な飛び、ボールコントロールのしやすさが特徴的なフラットドライブ系ラケット。
ソフトな打ち心地でフラットドライブを狙った所に打ちやすい方が良いならブーンの方がおすすめです。
295g/バランス315㎜と軽くてスイングしやすい点もメリット。
バボラ ピュアドライブ 2021
面の安定性が最強の黄金スペックモデル。
爆速フラットドライブが打ちやすく、ある程度ボールコントロールもしやすい大人気パワー系ラケットです。
関連ランキング・まとめ記事
新作情報 ヘッド スピード 2024 テクノロジー ラインナップまとめ
Head スピード MP 2018に合うおすすめのガットの紹介
打球の威力とバウンド後のノビを重視するなら、ボールスピード特化系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
Head スピード MP 2018はこんな人におすすめ
- 打ちごたえのある打感が好きな人
- コントロールとある程度のパワーアシストのどっちも欲しい方
- フラットドライブ系ストローカー
こんな人には向いてない
- 柔らかな打感が好きな方
- 楽にボールを吹っ飛ばしたい方
- ガンガンに回転をかけたい方
まとめ:打ちごたえのあるコントロール系フラットドライブモデル!
本記事では「Head Graphene 360 Speed MP 2018」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
ややハードな打感、適度なパワーアシスト、高速フラットドライブの打ちやすさが特徴的なラケット。
ある程度打っていける中級以上のフラットドライブ系ストローカーには向いていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)