今回は、2025年7月15日発売の新作テニスラケットシリーズ「ウィルソン ウルトラツアー V5.0 2025」(WILSON ULTRA TOUR V5 2025)の
- ラインナップ
- 各種スペック
- 使われているテクノロジー
- インプレ/解説動画
をまとめていきます。

5分で読めるよ。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
Contents
新作情報 ウィルソン ウルトラツアー 98/98J/95QZ V5 2025 ラインナップ スペックまとめ
ウィルソンのテニスラケット「ウルトラツアー」に新作が登場。(既に発売開始中)

グロス塗装のブルーのデザイン!
ウィルソン ウルトラツアー V5 2025の特徴は?
ウルトラツアーはバウンド後のボールのノビ&トップヘビー&ロングスペックが特徴的な日本限定シリーズ。
今作は面の安定性を上げてカウンターショットを打ちやすい設計となり、さらにウルトラシリーズで最もフレームがしなりやすい作りとなっています。
今回のラインナップは以下の通り。
ウルトラツアー 98
ウルトラツアー 98J
ウルトラツアー 95 QZ
詳細について見ていきましょう。
ウィルソン ウルトラツアー 98 V5.0 2025
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 308g |
長さ | 27.25インチ |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 18×19 |
重く、標準より0.25インチ長い特殊なスペック。

フェイスサイズが前作の95から98になった。
バランスポイント(重心)は5㎜ほどトップ寄りであり、サーブやストロークの際に遠心力を利かせたハードヒットがしやすく、バウンド後のボールのノビを出しやすい1本です。

ストリングパターンは通常16×19より縦糸が二本多い18×19の設計。
関連記事>>ウルトラツアー 95 インプレ 評価 レビュー
ウィルソン ウルトラツアー 98J V5.0 2025
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 290g |
長さ | 27.25インチ |
バランスポイント | 330㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 18×19 |
290g/バランス330㎜のバージョン。
操作性を求める方に向いている1本です。

球威重視なら98、振りやすさ重視なら98J。
関連記事>>ウルトラツアー95JP V4 インプレ 評価 レビュー
ウィルソン ウルトラツアー 95 QZ V5.0 2025
フェイスサイズ | 95平方インチ |
重さ | 283g |
長さ | 27.25インチ |
バランスポイント | 340㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
95インチ/283gのバージョン。
振り抜きの良さを重視しているプレイヤー向きの設計です。
※1 ウルトラツアー 100はナシ
前のシリーズにあった「ウルトラツアー100」は今作ではなくなるようです。
在庫が無くなり次第、市場から消えてしまう可能性が高いので、使用感を気に入っている方や使ってみたい方は今のうちに入手しておくと良いと思います。
関連記事>>ウルトラツアー 100 V4 インプレ
※ウルトラシリーズも同時発売
ウルトラシリーズもウルトラツアーと同時発売されます。

バウンド後のノビを出しやすいトップヘビー&ロングタイプのウルトラツアーに対し、ウルトラはボレーのしやすさとパワー性能を重視した作り。
スペックも標準的。
フレーム厚はウルトラツアーが22㎜なのに対し、ウルトラは厚めの26㎜辺りを採用している所にも違いがあります。
ラインナップは主力モデルの「100」、軽量版の「100L」、トッププロからの支持が厚い「99プロ」などがあります。
〇ウルトラ100(100インチ/300g/バランス320㎜)
〇ウルトラ100L(100インチ/280g/バランス320㎜)
〇ウルトラ99プロ(99インチ/305g/バランス325㎜)
詳細は「新作情報まとめ ウルトラ V5」をご覧ください。

関連まとめ記事
テクノロジー:フレームのしなり&面の安定性も追求
主に以下のテクノロジーが搭載されています。
- フェイスサイズを変更
- ヨーク部分のワイド化
- PWSとクラッシュゾーンを廃止
- フレームのしなりを強化
フェイスサイズを変更
フェイスサイズを前作の95から98に変更し、スイートスポットを広めてパワーを上げた設計。
ヨーク部分のワイド化
フレームのヨーク部分(6時部分)を従来よりも広めることで面の安定感を上げ、カウンターショットを打ちやすい設計。
PWSとクラッシュゾーンを廃止
前作のフレームの3時9時に搭載されていたPWS、ヨーク部分に搭載されていたクラッシュゾーンは今作では廃止となりました。
フレームのしなりを強化
ウルトラシリーズの中で最もフレームがしなりやすくすることで、ボールを潰してコントロールしたり、回転をかけやすい設計。
※シャフト部分に日本国旗がデザインされた
ウルトラツアー98は日本限定モデルということもあり、シャフト部分には日本国旗がデザインされています。
インプレ・解説動画
発売開始は2025年7月15日
発売開始は以下の通り↓
98&98J⇒2025年7月15日
95 QZ⇒2025年9月

既に発売開始中!
※95も予約受付開始中!
まとめ:しなる98インチになった日本限定モデル!
今回は「ウィルソン ウルトラツアー V5.0 2025」についてまとめてきました。
95から98になり、ヨーク部分もワイド化されたことでスイートスポットが広がり、面の安定感も向上。
さらにフレームをしなりやすくしてコントロール性能やスピン性能も上げた仕様となっています。

トップヘビー&ロングタイプの決定版!
グロス塗装の美しいデザイン!
初回入荷分は数に限りがあるので、気になる方はお早めにどうぞ。
というわけで、以上です。
今回解説したテニス用品一覧