こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「Dunlop CX 200 Tour 2018」のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
(※CXシリーズは2024年1月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒【新作情報まとめ ダンロップ CX 2024】)
Contents
ダンロップ CX200 Tour 2018のスペック
フェイスサイズ | 95平方インチ |
重さ | 310g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 20.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準よりフェイスサイズが小さく、重いスペック。
フレーム厚は20.5㎜と非常に薄いです。
パッと見かなりハードなスペック(;’∀’)
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | 〇 | △ |
女性 | 〇 | △ | × |
テクノロジー/予備知識
パワーグリッドストリングテック | マス目を拡大した新ストリングパターンを採用し、スイートエリアを30%拡大することに成功。 |
インフィナジー | 高反発ウレタン素材。これを使用したことにより、ボールへの反発性能を高めた。 |
今作は「オフセンターでも柔らかく、飛ぶ」をテーマに作られたモデル。
ダンロップ CX200 Tour 2018のデザイン
デザイン的にはCX200と全く同じ。
大人っぽくてカッコイイデザイン!
95インチでフレーム厚20.5㎜なので、かなり面が小さくて薄く感じます。
ダンロップ CX200 Tour 2018のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7/10
硬すぎず柔らか過ぎずな印象。
スイートスポットを外すと硬さはありますが、芯で捉えられた時はガットがボールを掴むホールド感を強く感じられます。
ホールド感を重視する人にはかなり心地よいと思う。
ボールの飛びの良さ: 6.5/10
反発力はやや控えめ。
兄弟機種のCX200と比べると、明らかに飛びを抑えているように作られていると思います。
使いこなすにはしっかりとラケットを振っていけることが前提。
ただ「フレーム厚20.5㎜で95インチ」というハードスペックの割には全然飛んでくれる感じです。(全く飛ばないという事はない)
スピンのかけやすさ: 6.5/10
引っ掛かり感はあまりなく、スピンアシストはほぼナシ。
シンプルにボールにラケットを厚く当てて押し返すフラット~フラットドライブが最も真価を発揮すると思います。
スライスのかかりは標準的。
コントロール性能: 9/10
ホールド感がとても高いので、ボールコントロール力は抜群。
飛びが控えめな分抑えが利くし、細かいコースの調整もやりやすかったです。
ダンロップ良いラケット作るな~と思った。
操作性&取り回しの良さ: 7/10
標準より10g重いので、重量感あり。
鍛えてない女性やジュニアにはちょっと難しいかも。
とはいえ、バランスポイント(重心)が10㎜手元寄りのトップライト系ラケットかつフェイスが95インチと小さいので、「振り初めの辛さ」はなく、振り抜きの良さを感じられました。
ストローク
とにかくホールド感が心地よい!
厚く当てて振りぬくと球威のあるフラットドライブが打てて、なおかつちゃんと収まってくれる安心感があります。
俗にいう「手のひら感覚でコントロール」というやつ。
硬すぎないのと、95インチ特有の振り切りやすさもあるので、ガツガツ打っていけるなら楽しい一本だと思います。
※パワーがないと浅いボールになりがちだからその点は注意。
【守備に関して】
パワーアシスト控えめなので、守備はちょっと大変。
走らされた時でもちゃんと振って返せる筋力は必要かと思います。
ボレー
コントロールしやすく、柔らかさも少し感じる使用感。
飛び過ぎることはないのでアウトの心配がなく、思ったところに落とせる使い勝手の良さがありました。
押しただけ飛ぶから、細かくボールコントロールしたい時に良い。
サーブ
フラットサーブが超打ちやすい!
コントロール性能が良いのはもちろんのこと、スピードがかなり出て収まりも良いです。
重量があるラケットだから割と楽に打ってもビュンと鋭いサーブが打てる。
スライスサーブやスピンサーブの変化も薄ラケのフラット系ラケットにしては意外と大きめ。
ガッツリ振っていけるならサーブに関しては文句なしのクオリティだと思います。
類似・競合ラケット
ライバルラケットを紹介していきます。
ダンロップ CX200 2024
CX200の2024年モデル。(98インチ/305g/バランス315㎜)
打感がかなり柔らかく、パワー&スピン&コントロール性能のバランスが良い98インチに仕上がっています。
ソフトなバランス型98インチ。
ダンロップ CX400 ツアー 2024
CX2024シリーズの主力モデル。(100インチ/300g/バランス320㎜)
ガットのたわむソフトさがわかりやすく、パワー&スピン&コントロール性能の3点とも高水準の人気ラケットです。
かなり使いやすい100インチ。
ダンロップ SX300 2022
100インチ/300g/バランス320㎜のスピン特化型ラケット。
激烈スピン系です。
打感はもっちり柔らかい。
他社含めて最強レベルのスピン量。
関連まとめ記事
ダンロップ CX200 Tour 2018に合うおすすめのガットの紹介
少し飛び抑えめなタイプなので、ポリでもナイロンでも反発力のあるガットと組み合わせると扱いやすさがアップするかなと。
一発の威力をさらに底上げできるボールスピードを上げやすいガットと組み合わせても良いと思います。
ダンロップ CX200 Tour 2018はこんな人におすすめ
- パワフルな人
- コントロール志向な人
- ホールド感の強いラケットが好きな人
こんな人には向いてない
- パワーのあまりない人
- ボールを楽に飛ばしたい人
- 回転を沢山かけたい人
まとめ:ホールド感が最高な中上級~上級者向けラケット
本記事では「Dunlop CX 200 Tour 2018」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
高いホールド感と高いコントロール性能が特徴的なケビン・アンダーソンモデル!
ガツガツ打っていきたいパワーヒッターの方には収まりの良さと心地よいホールド感を感じられると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)