こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「Wilson Pro Staff 97L V13.0」(ウィルソン プロスタッフ 97L V13.0)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使っているプロの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
ウィルソン プロスタッフ 97L V13.0のスペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 290g |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準よりもフェイスサイズは小さめ、重量はやや軽めのスペック。
バランスポイントは通常より5㎜程ラケットヘッド寄りのトップヘビー系ラケットです。

トップヘビー系は遠心力を利かせやすいから、サーブやストロークで強力な打撃がしやすい。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | 〇 | △ |
女性 | 〇 | △ | × |
プロスタッフシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
テクノロジー/予備知識
ブレイド45 | ボールをより包み込むような打球感にするための特殊なカーボンの編み方 |

ラケットの先端部分はカーボンの編み込みが見えるようになっている。
ウィルソン プロスタッフ 97L V13.0のデザイン
ブラックカラーのみの洗練されたデザイン。
フレームはボックス形状で中身の詰まったずっしり感があります。

大人っぽいカッコイイデザイン!
グリップエンドはレッドカラーです。
ウィルソン プロスタッフ 97L V13.0のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 6/10
硬めの打感。
ボールの重さを感じやすく、しっかりした打ち心地です。

肘に来るような振動はそんなでもないけど、打球の重みはかなり感じる。
ガットがボールを掴むホールド感は強めです。
ボールの飛びの良さ: 6/10
控えめな反発性能。
中途半端なスイングやミスヒットだと全然ボールが飛んでくれないので、パワーと技術に自信のある方向けです。

軌道は低めになりやすい。
スピンのかけやすさ: 6/10
回転はあまりかからず、フラット系が打ちやすい印象。
クリーンに打ち抜いていくと雑味のない直球が飛んでいきます。

フラット系プレイヤーと相性良し。
【スライスに関して】
軌道低めの滑るスライスが非常に打ちやすい◎
乗り感がとても心地よく、打っていて気持ち良いですね。
コントロール性能: 9/10
ボールの飛びが控えめでホールド感も強いので、コントロール性能はかなり高め。
安心してガンガン打っていけます。
操作性&取り回しの良さ: 7.5/10
フレームの中身がギッシリ詰まった重厚な感じがするので、290gとやや軽量にしては、少し重く感じました。
300g/バランス320㎜のラケットとそんなに変わらないか、気持ち重めだと思います。

軽そうだから使えそうって思って使うと、「意外と重いじゃん」てなるかも。
ストローク
スイートスポットで打てた時の打球感が最高に気持ち良い。
飛び控えめでコントロール性能もかなり高いので、ハードヒッターにはかなり使い勝手が良さそうです。

強めのホールド感とボールの重みをしっかり感じる玄人向けの使用感。
ラケットを振った分だけボールが飛び回転もかかるから、プレイヤーの力量がそのまま反映される。
ただ、面が小さい分スイートスポットは小さいし、ミスヒットすると全然飛ばなくて硬さも感じやすいので、初中級者にはハードですね。
技術に自信はあるけど重いラケットを使うのは疲れるから、ちょっと軽めがいいなって方にドンピシャなラケットだと思います。
【守備に関して】
ボールがあまり飛ばない分、守備は難しめです。
ボレー
外すと飛ばないし打感も硬いので、難しめ。
ボールコントロールは超やりやすく、落としたいところに落とせる安心感があるのは良かったですね。

使いこなすには技術が必要!
サーブ
フラットサーブ⇒ガッツリ振っても収まりやすく、バウンド後のノビ良しで結構使いやすい。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化は小さめです。

フラット系でガツガツ打っていくのが吉。
類似・競合ラケットの紹介
☑ウィルソン プロスタッフ 97 V13.0
315gのプロスタッフのメイン機種。
97Lより重いので操作性は落ちますが、打球の威力やバウンド後のノビは素晴らしく、コントロール性能も非常に高いです。

操作性の高い97L、威力の出る97。

☑ウィルソン ブレード98 16×19 V8.0
トッププロ使用率ナンバーワンの大人気コントロール系ラケット。
プロスタッフより少し打感が柔らかめでボールもやや飛んでくれるタイプです。

ブレード98も飛び控えめな正統派コントロール系ラケットだけど、プロスタッフよりはちょっと扱いやすい印象。
305gなので、290gのプロスタッフ97Lだと軽すぎるけど315gのプロスタッフ97だと重いという場合には合うと思います。

☑ウィルソン ウルトラツアー 95 CV
錦織圭使用モデル。
95インチと非常に面が小さくて重いですが、遠心力を利かせた強烈な打撃力が魅力的なラケットです。

ウィルソン プロスタッフ 97L V13.0はこんな人におすすめ
- ホールド感を重視する人
- 打ちごたえのある打感が好きな人
- コントロール志向な人
- フラット系プレーヤー
こんな人には向いてない
- 柔らかな打感が好きな人
- 楽にボールを飛ばしたい人
- 回転をガッツリかけたい人
まとめ:しっかりした打ち心地のコントロール系
本記事では「Wilson Pro Staff 97L V13.0」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

硬めの打感、強めのホールド感、高いコントロール性能が特徴のフラット系ラケット!
やや軽量なコントロール系フラットラケットを使いたい中上級~上級者には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)