こんにちは～テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は、「Head Graphene 360 Radical MP 2019」（ヘッド グラフィン 360 ラジカル MP 2019）のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
（※ラジカルシリーズは2023年2月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ ヘッド ラジカル 2023）
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ～。
Contents
Head ラジカル MP 2019のスペック
| フェイスサイズ | 98平方インチ |
| 重さ | 295g |
| バランスポイント | 320㎜ |
| フレーム厚 | 20-23-21 |
| ストリングパターン | 16×19 |
| 発売日 | 2019年4月（シリーズ14作目） |
標準的なラケットと比べて、フェイスサイズはやや小さめ、重量はやや軽めのスペック。
ラジカルシリーズは今作からグリップが扁平型から丸型に変更されており、より多くの人にフィットした設計となっています。
<適正表>
| 上級者 | 中級者 | 初級者 | |
| 男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
| 女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
| グラフィン 360 | シャフト部とフレームにダイヤモンドよりも硬いカーボン素材「グラフィン」を使用し、フレームの安定性とエネルギーの伝達精度を向上させた。 |
Head ラジカル MP 2019のデザイン
カラーリングが落ち着いていて非常にかっこいい一本。
色々なラケットを使ってきましたが、その中でもトップクラスに洗練されたデザインだと思います。
カッコよくてテンション上がる‥‥！
Head ラジカル MP 2019のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ:7/10
スイートスポットで打てた時と外した時の硬さの差がやや大きい印象。
しっかりボールを捉えられれば7.5、外すと6.5みたいな感じです。
中～上級者なら柔らかく感じ、初心者だとちょっと硬く感じると思う。
ボールの飛びの良さ: 7.5/10
比較的パワーアシストのあるラケットで、ボールは飛びます。（ミスヒットしてもまあまあ飛ぶ）
「ミスっても、振ってればちゃんと相手コートに返ってくれる」といった表現が一番しっくりきますね。
スピンのかけやすさ: 7/10
かけようと思えばちゃんと回転がかかるラケット。
ただ引っ掛かり感はそこまでないので、グリグリスピンまでは行かないです。
基本的にフラットorフラットドライブ辺りで厚く当てつつ押し込んで打つのがこのラケットの良さを感じられる使い方だと思う。
あとバックハンドスライスがとても打ちやすかったですね。
軌道低めで滑るタイプのスライスが楽に相手コートに収まってくれました。
コントロール性能： 8/10
飛び過ぎないことに加え、ガットがボールを掴んでいる感触が結構あるので、コントロール性能は非常に高め◎。
コントロール重視でラケットの芯でボールを捉えて振り切れる方には向いている思います。
操作性&取り回しの良さ: 8.5/10
295gと軽い分、楽に取り回しが利きます。
特にボレー時にはスイスイラケットを動かせるので、非常に快適。
割とフレームがガッシリしているから、軽くても打ち負けることはなかった。
バンバン振っても疲労感をあまり感じないところもラジカルの良さかなと。
ストローク
フラットドライブを軌道低めで打ち抜くのが気持ち良い◎
適度なパワーアシストのおかげでボールが飛びやすく、コントロールも利くのでちゃんとコート内に収まってくれます。
軽いからフルスイングしやすい。
ただ、パワーのあるテニス仲間に貸したら飛び過ぎていたので、鍛えてはないけどそこそこ振りたい方向けかな～と思います。
【守備に関して】
走らされた際も、そこそこボールが飛んでくれる分返球は比較的カンタン。
難しさはないと思います。
攻めて良し、守って良しのバランスの良さが魅力。
ボレー
パワーアシストのおかげで結構楽にボールが飛びます。
ストロークのときよりも打感が柔らかく感じ、扱いやすかったですね。
取り回しが利きやすいのもGood！
サーブ
スライスサーブとスピンサーブは正直あんまり変化は大きくない印象。
一方でフラットサーブは押した分よりちょっとパワーアシストされている感があり、スピードが出て、なおかつ収まりの良さを感じました。
回転系サーブよりもフラット気味でコントロールしつつコースを狙っていきたいプレイヤーに向いていると思う。
競合・類似ラケット
ライバルラケットを紹介していきます。
ヘッド ラジカル MP 2023
ラジカルMPの2023モデル。（98インチ/300g/バランス320㎜）
ボールコントロールのしやすさ、適度なパワー＆スピン性能が特徴の人気ラケットです。
ヘッド スピード MP 2024
黄金スペックモデルで、ヘッドで一番人気のラケット。（100インチ/300g/バランス320㎜）
ラジカルMP2019よりも回転量とボールの飛びが強く打感が柔らかいので、楽にスピンショットを打ちたいならこちらの方がおすすめです。
ヘッド ブーン MP 2022
ラジカルMP2019と同程度の反発力とボールコントロール性能を持ち、なおかつ打感が非常に柔らかいフラットドライブ系ラケット。（100インチ/295g/バランス315㎜）
柔らかさ、飛び、コントロール性能の3点を重視するならブーンの方がおすすめです。
軽くてスイングしやすい。
関連ランキング・まとめ記事
新作情報 ラジカル 2023 テクノロジー ラインナップまとめ
Head ラジカル MP 2019に合うおすすめのガットの紹介
打感の柔らかさ重視ならソフト系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
Head ラジカル MP 2019はこんな人におすすめ
- パワーとコントロール性能のバランスの良いラケットが欲しい方
- 軽くて取り回しが利きやすいラケットが欲しい方
- フラットorフラットドライブ系ストローカー
こんな人には向いてない
- 楽にボールが吹っ飛ぶラケットが欲しい方
- グリグリスピンが好きな方
- かなり柔らかめの打感が好きな方
まとめ：攻守のバランスの良さと軽さが魅力の万能モデル
本記事では「Head Graphene 360 Radical MP 2019」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
軽くて程よいパワーアシストの効いたオールラウンドなラケット！
中級前後の自分からしっかり振っていける方には、ボールの飛びとコントロール性能のバランスの良さ、そして操作性の高さを感じられると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
（※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。）
