こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「ヘッド グラフィン 360+ ラジカル MP 2021」(HEAD GRAPHENE 360+ RADICAL MP)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
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本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※ラジカルシリーズは2023年2月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ ヘッド ラジカル 2023)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
ヘッド ラジカル MP 2021のスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 20-23-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
重さは標準の300gですが、フェイスサイズはやや小さめのスペック。
前作よりも5g重くなっています。
フレーム厚はちょい薄めの20~23㎜。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | ◎ | 〇 |
女性 | ◎ | 〇 | △ |
テクノロジー/予備知識
グラフィン360+ | カーボン素材「グラフィン」とスパイラルファイバーを組み合わせ、高い剛性とクリーンな打球感を実現 |
サウンドグロメット | ストリングの動きを大きくし、雑振動を除去 |
コントロールパターン | ストリングのマス目を密にすることでコントロール性能を向上 |
ヘッド ラジカル MP 2021のデザイン
オレンジカラーとシャフト部のシルバーが相まった印象的なデザイン。
テンション上がる明るめの配色\(^o^)/
シャフト部は厚さ20㎜なのでまあまあ薄く感じました。
数量限定の「レーバーカップ2022」カラーバージョンもあります。
ヘッド ラジカル MP 2021のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 6.5~7/10
硬すぎず柔らかすぎずな印象。
打ちごたえのある打球感ですが、肘や手首が痛くなるような雑振動はあまりないので気持ちよく打っていけます。
スイングスピードが速いほど柔らかさを感じ、遅いほど硬く感じるタイプ。
ボールの飛びの良さ: 7/10
98インチ&300gのスペックとしてはやや控えめな反発性能。
楽にボールが飛ぶモデルではないので、そこそこラケットを振っていく方向けだと思います。
前作のラジカルMP2019はボールの飛びがやや強めだったから、この点は割と違いがある。
スピンのかけやすさ: 6.5~7/10
スピンアシストはほぼなし。
まったくかからないというわけではないものの、基本的にはフラットもしくは回転量少なめのフラットドライブが主なショットになると思います。
勝手に回転がかかる感じはしない。
シンプルにボールに厚く当ててクリーンに打ち抜く使い方がおすすめ。
【スライスに関して】
スライスは低軌道の滑るショットがめちゃ打ちやすい!(^^)!
前作もとても打ちやすかったので、ラジカルの特徴なのかなと。
浮きすぎてアウトすることがあまりない。
コントロール性能: 8.5/10
パワーが少し控えめなので、フルスイングで叩いてもちゃんとコート内に収まってくれるし、コースの調整もやりやすいです。
メーカー的にラジカルシリーズは”みんなのラケット”、”オールラウンドなラケット”という位置づけですが、このMP2021モデルに関してはコントロール系だと思います。
操作性&取り回しの良さ: 8.5/10
黄金スペック(300g/100インチ)よりも2インチ面が小さいおかげで非常に振りやすい印象。
操作性良し。
ストローク
低軌道でガンガンフラット系のショットを打ち込んでいくのが爽快感マックス\(^o^)/
球速が出てコントロール性能が高く、バウンド後のボールのノビも良い◎
フルスイングしやすいので、攻撃型ストローカーに合ったラケットだと思います。
ちょい打ちごたえがある所がいい味出してる。
ただ、軌道が上がってしまうとスピンがかかりきらずそのままアウトになることも。
攻撃時には安定して低めの軌道でガツガツ打てる技術力は必要だと感じました。
中上級者に最もフィットしていると思う。
【守備に関して】
走らされた際に当てるだけでラクラク返球可能というわけではないですが、そこまで難しさも感じない印象。
低軌道のスライスが打ちやすいので、劣勢時でも上手いこと逃げやすく感じました。
ボレー
やや硬さを感じ、反発もあまりないので、まあまあ難しめ。
使いこなすにはラケットの芯でボールを捉えられる必要あり。
余計な飛びすぎがない分ちゃんと自分でコントロールしてボールを沈めていきたい方向けには使い勝手が良いと思います。
サーブ
ストローク同様にフラットサーブは球威良し、収まり良し、コースの調整しやすい、振り切りやすい、おまけにスカッと爽快な打球音が超気持ち良い( ̄▽ ̄)
スピンサーブは正直変化が小さめでしたが、スライスサーブは意外にしっかり曲がってくれてちょっと驚きました。
フラットサーブの球威を出しやすいラケットは重いモデルが多いから、300gなのが嬉しい。
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
ヘッド ラジカル MP 2023
ラジカルMPの2023年モデル。(98インチ/300g/バランス320㎜)
2021年モデルの基本性能はそのままに、オーセチックというテクノロジーが入ったことにより、打感が柔らかくなり、スイートスポットが広くなって扱いやすくなった印象です。
使いやすくなった。
ヘッド スピード MP 2024
ヘッドの一番人気のパワー&スピンラケット。(100インチ/300g/バランス320㎜)
打感が柔らかくて反発力とスピン性能も高いので、フラット系のショットをコントロールするよりも楽に質の高いスピンショットを飛ばしたいならスピードの方が向いてます。
使いやすい。
個人的に神ラケ。
ヘッド ブーン MP 2024
かなり柔らかい打感と適度な飛び、ボールコントロールのしやすさが特徴的なフラットドライブ系ラケット。(100インチ/295g/バランス315㎜)
攻撃力という点ではラジカルMPに負けますが、ソフトな打ち心地でフラットドライブを狙った所に打ちやすい方が良いならブーンの方がおすすめです。
295g/バランス315㎜と軽くてスイングしやすい点もメリット。
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ヘッド ラジカル MP 2021に合うおすすめのガット
割と打ちごたえのあるラケットなので、柔らかめのガットにすると快適に使いやすくなるかなと。
ラクにボールを飛ばせるセッティングにしたい場合は高反発系のガットを組み合わせるのもおすすめです。
ヘッド ラジカル MP 2021はこんな人におすすめ
- フラット系でガンガンフルスイングしていきたい攻撃型ストローカー
- 低軌道のスライスやフラットサーブの打ちやすさを重視する人
- コントロール志向な人
- 振り抜きやすいラケットが好きな人
こんな人には向いてない
- 楽にボールを飛ばしたい人
- グリグリスピンを打ちたい人
- 柔らかな打感が好きな人
まとめ:ガンガン打っていく人向けのフラット系コントロールラケット
本記事では「ヘッド グラフィン 360+ ラジカル MP 2021」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
やや打ちごたえのある打感、高めのコントロール性能、質の良いフラット系ショットの打ちやすさが特徴的なラケット。
ラケットをしっかり振り切ってフラット系のショットで攻撃していきたい中上級ストローカーの方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
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