こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「ヨネックス ブイコアプロ 104 2021」(YONEX VCORE PRO 104 2021)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
>>【ヨネックス ブイコアプロ 104 2021】を楽天でチェック
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
※ブイコアプロシリーズは2023年8月に名称が変わって「パーセプト」として新作が発売されるので、最新情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください↓
Contents
ヨネックス ブイコアプロ 104 2021のスペック
重さ | 290g |
フェイスサイズ | 104平方インチ |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準的なラケットより少し面が大きく、重量はやや軽めないわゆるデカラケ系のモデル。
ただ、フレームは薄めの22㎜で、27㎜以上のものが多いデカラケの中ではだいぶボールの飛びが抑えられている設計となっています。
基本的にフレームは厚い方がボールが飛びやすく、薄い方が飛びが抑えられて打球をコントロールしやすくなる。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
フレックスコンシステム | フレーム自体を柔らかくしてしなりやすくし、復元力の強い素材を使ってスイングの力を効率よくボールに伝える設計。 |
アイソメトリック | フレーム形状を四角っぽくすることで従来のラケットよりスイートスポットを7%拡大するヨネックス独自の技術。 |
VDM | メッシュ状の特殊な振動吸収材。
グリップ部に内蔵されていることにより、衝撃値を11%削減することに成功。 |
「フレームのしなり」「面の安定性」「ボールコントロールのしやすさ」をコンセプトにした設計です。
関連記事>>ブイコアプロ 2021 テクノロジー ラインナップ 詳細情報まとめ
ヨネックス ブイコアプロ 104 2021のデザイン
グリーン×パープル×ブラックが組み合わさったデザイン。
フレーム厚22㎜なので、結構薄い見た目です。
ヨネックス ブイコアプロ 104 2021のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7.5~8/10
やや柔らかめな印象。
フェイスが大きいのでガットがたわむ感触は感じやすいですが、同時にボールの重みも感じやすいので、割としっかりした打ち心地です。
ガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)はやや強く、球離れはゆっくり。
軽いラケットはパパン!と弾く球離れの早いものが多いので、それらのラケットとは結構違いがありますね。
ボールの飛びの良さ: 8/10
ボールはラクに飛びますが、ボールが吹っ飛びやすいモデルが多いデカラケの中では、だいぶ抑えめな飛び。
ナイロン1.25㎜を張っていてそう感じたので、ナイロン1.30㎜もしくはポリだとさらに飛ばないと思います。
デカラケの中ではちょっと打ちごたえがあって、飛び控えめな性能。
軌道もそこまで高くは上がらず、中軌道が打ちやすい。
スピンのかけやすさ: 7.5~8/10
普通に打つとフラットドライブ系になり、ガンガンにかけていくと結構変化するスピンショットが打てる。
ブイコアプロはフラットドライブ系のシリーズではあるものの、104に関してはデカラケゆえに他の4機種よりも少しボールに回転がかけやすいです。
自然な回転量のフラットドライブ~回転量多めのフラットドライブ辺りが打ちやすい。
【スライスに関して】
中軌道のスライスが打ちやすいと思います。
コントロール性能: 7.5/10
ボールの飛びがそこまで強くないおかげで、軽量デカラケの中では割と振り切って打ってもアウトしにくい部類。
もちろんガンガン振れば飛びすぎますが、290g/104インチのラケットを好んで使いたいプレーヤーの方にとっては、高めのボールコントロール性能を感じられると思います。
回転もかかるから、コート内に収まりやすい。
操作性&取り回しの良さ: 8/10
面は大きいものの、軽量なおかげでまあまあ取り回しやすいです。
ストローク
デカラケ特有の反発力がありつつ、薄ラケ特有のボールコントロール性能の高さもちゃんと感じられる使用感。
先述したように飛ぶけどデカラケの中では飛びすぎず、そこそこボールの収まりが良くてアウトしにくい仕上がりです。
スイートスポット広めでミスヒットになりにくいところが良い。
面の大きいラケットの安心感が欲しいし、それでいてアウトしまくらないのが良いって人にドンピシャだと思う。
ただ、超ラクにボールを飛ばしたい方にはちょっと物足りないパワー感かなと。
ある程度ラケットを振って打ちたい初中級~中級者向けだと思います。
【守備に関して】
面が大きくて反発力も十分あるので、走らされた際のボールの処理は、カンタンです。
ボレー
面大きめで飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良いパワー感。
同シリーズのブイコアプロ97やブイコアプロ100と比べると、フェイスの端っこにボールが当たった時に若干面ブレしやすかな~とは思いますが、それを差し引いても全然使いやすい部類だと思います。
面が大きくてスイートスポットが広いのはボレー時には大正義。
ラク。
サーブ
フラットサーブ⇒めいっぱい打つとちょっとサービスエリア内に収まらないけど、8割位で打てば十分収まる。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化は大きめ。
結構きっちり曲がったりハネたりします。
フラットも回転系も中々よろしい。
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
ヨネックス パーセプト 100 2023
ブイコアプロの後継シリーズ「パーセプト」の100インチ/300g/バランス320㎜の主力モデル。
104より少し飛びとスピン量が控えめな代わりにボールコントロール性能が高いので、もうちょっと強打したいプレイヤーにはパーセプト100をおすすめします。
打感がかなりソフトで、ボールを飛ばすパワーとコントロール性能のバランスも良い。
筆者的に神ラケ。
ヨネックス パーセプト 100L 2023
パーセプト100の軽量モデル(280g)。
スイートスポットの広さやスピン量は104の方が上ですが、面が小さくて軽い分、操作性は100Lの方が良いです。
操作性重視⇒100L
スイートスポットの広さ&スピン量重視⇒104
といった風に選ぶと良いと思う。
ヘッド グラビティ チーム 2023
ヘッドの人気シリーズ「グラビティ」の軽量デカラケ。(104インチ/285g/バランス325㎜)
ブイコアプロ104より打感柔らかめ、飛び強めの印象のラケットです。
柔らかい打ち心地。
関連まとめ・ランキング記事
新作情報 ブイコアプロ 2021 テクノロジー ラインナップまとめ
新作情報 パーセプト 2023 ラインナップ テクノロジーまとめ
50代・60代・70代以上のシニアプレーヤー向けラケットランキング
ヨネックス ブイコアプロ 104 2021に合うおすすめのガットの紹介
打感の柔らかさを重視するならソフト系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
ヨネックス ブイコアプロ 104 2021はこんな人におすすめ
- スイートスポット広めが良い人
- ボールコントロールしやすいデカラケを使いたい人
- 軽めなラケットが好きな人
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- 超ラクにボールを飛ばせるデカラケを使いたい人
- パワフルな人
まとめ:デカラケの中では打球の抑えが利くコントロール系モデル
本記事では「ヨネックス ブイコアプロ 104 2021」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
やや柔らかく重みを感じるしっかりした打感とデカラケの中ではボールが飛びすぎないパワー感が特徴のモデル!
スイートスポットの広さがありつつ、ボールコントロール性能高めなデカラケを使いたい初中級~中級者の方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)