こんにちは～テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「ダイアデム エレベート 98 V3 2023」（DIADEM ELEVATE 98 V3）のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数＆購入数合計170本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター（＠tennis_torasan）
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ～。
Contents
ダイアデム エレベート 98 V3 2023のスペック
「ダイアデム エレベート 98 V3 2023」
| フェイスサイズ | 98平方インチ |
| 重さ | 305g |
| バランスポイント | 320㎜ |
| フレーム厚 | 21.5㎜ |
| ストリングパターン | 16×20 |
標準よりやや面が小さく重いスペック。
ストリングパターンは通常の16×19より横糸が1本多い16×20を採用しています。
フレーム厚は薄めの21.5㎜。
強打していくプレイヤー向きの設計。
<適正表>
| 上級者 | 中級者 | 初級者 | |
| 男性 | ◎ | ◎ | 〇 |
| 女性 | ◎ | 〇 | △ |
テクノロジー/予備知識
| クライボン | 振動吸収性や振動減衰性に優れたラバー素材 ラケット内部のカーボンシートに練り込むことで衝撃を減らし、柔らかい打球感を実現するテクノロジー |
| FSシステム | フレーム内部に壁を作ることでねじれを抑制しながら内側へたわむ内部設計 |
| インパクトシールド | ミスヒットした際のねじれを抑制しつつ、振動吸収も行う防護壁 |
振動吸収性に優れた素材「クライボン」を新たに採用し、従来モデル以上に快適な打球感となっています。
ダイアデムは元プロテニス選手が中心となって出来たブランド。
”競技系プレイヤーの期待に応える高品質なラケットを作る”という理念を掲げている。
解説動画
関連記事>>新作情報 ダイアデム エレベート V3 ラインナップ テクノロジーまとめ
ダイアデム エレベート 98 V3 2023のデザイン
ブルーを基調としたカッコいいデザイン。
オシャレなラケットだと思います。
良いね!
ダイアデム エレベート 98 V3 2023のインプレ・評判・レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。
打感の柔らかさ: 7.5～8/10
柔らかめの打球感。
振動吸収性も良い印象です。
競技者向けシリーズということもあって、硬くてハードなのかと想定していたけど、ソフト系の部類だと思う。
打ち負けない面の安定性も感じる。
【球離れについて】
球離れはややゆっくりの感触。
スイングスピードを上げていくほどボールを掴むホールド感/球持ち感が出てくる感じです。
ボールの飛びの良さ: 7～7.5/10
反発力はやや控えめ～標準辺り。
ミスヒットすると飛ばないですが、きちんとスイートスポットで捉えてフルスイングすると打球にしっかりパワーが伝わり、スピーディかつバウンド後にノビるショットになります。
基本飛び控えめ。
でもガッツリ打つと強力な打球を弾き飛ばせる。
競技志向のプレイヤー向けの設計というだけあって、強打していくことが前提のラケットだと思います。
【軌道について】
打球は軌道低めの直球になりやすいです。
スピンのかけやすさ: 7.5～8/10
スピン性能は標準～やや強め辺り。
勝手に強回転がかかる感じはないですが、自分からかけようとすればかかる感じです。
まあまあ。
【スライスについて】
スライスは適度な飛距離かつ低～中軌道辺りのスーッと滑るショットになりやすいと思います。
コントロール性能： 8.5～9/10
打球を狙った所に打ち込むコントロール性能はかなり高め。
打球の軌道と飛びを抑えやすく、強打した際にはホールド感も感じられるので、安定してコースを突きやすいです。
意図せぬアウトをしにくい。
バツグンのコントロール性能。
操作性&取り回しの良さ: 7/10
やや重めの305gかつバランス320㎜なので、標準的なラケットと比べて重量感がある。
パワーのあるプレイヤー推奨です。
98インチ/305gだと大体のラケットはバランス315㎜だから、320㎜のエレベートはラケットヘッド側に重みを感じる。
ストローク
きちんとスイートスポットでボールを捉えて強打できると、球威とノビのある強力な軌道低めのショットを相手コートに叩き込みやすい。
スイングパワーがボールに伝わりやすく、さらに重さも味方してくれてパワフルショットになる印象です。
ボールコントロールしやすく、アウトしにくくて、打感が柔らかめなのも良い所だと思います。
軌道低めのバウンド後にノビるスピードボール。
気持ち良い!
ただ、ミスヒットすると途端にネットor短いボールになりやすく、比較的シビアなラケット。
毎回強力な打球を打ち込むにはパワーと技術が必要だと思います。
ハードヒッターがガツガツ打ちまくってこそ真価が発揮されるテニスラケット。
【守備について】
飛びが少し控えめなので、走らされた際のボールの処理はやや難しい。
守りよりも攻撃に向いている。
ボレー
反発力は丁度良く、重量があるので安定感を感じられ、相手の打球に押されにくい。
また、ボレーはスイングが小さくなるので、ストローク時よりも弾く感じがやや強まり、スパーンと速球が飛んでいく印象です。
まあまあ使いやすい98インチ。
サーブ
フラットサーブ⇒ストローク同様に球威＆バウンド後のノビ&コントロール性能がピカイチ。
スイングのパワーが打球に完璧に伝わってからボールが放たれていくので、強力なショットになりやすいと思います。
重量のあるラケットらしい威力を感じる。
スライスサーブ＆スピンサーブ⇒回転のかかりは標準辺り。
自分で回転をかけた分だけ曲がったりハネたりする印象です。
基本的にフラット系でガツガツ打ち込みたいプレイヤーにおすすめ。
類似・競合ラケットの紹介
☑ダイアデム エレベート 98 ライト V3 2023
98インチ/290g/バランス335㎜のバージョン。
少し軽いので球威はエレベート98ほどではないですが、操作性が良くてスイングしやすく、ボールの飛びも良いタイプです。
ボールコントロールしやすい軽量タイプ。
重いのがきついならライトの方がおすすめ。
☑ダイアデム エレベート 98 ツアー V3
98インチ/315g/バランス315㎜のバージョン。
かなり重量があるので操作性は低くボールの飛びも控えめですが、トップクラスのボールコントロール性能を持つエレベートシリーズの最上位モデルです。
重量級コントロール系ラケット。
筋力のあるハードヒッターが好む1本。
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ダイアデム エレベート 98 V3 2023に合うおすすめのガットの紹介
少し飛び抑えめなタイプなので、ポリでもナイロンでも反発力のあるガットと組み合わせると扱いやすさがアップするかなと。
一発の威力をさらに底上げできるボールスピードを上げやすいガットと組み合わせても良いと思います。
ダイアデム エレベート 98 V3 2023はこんな人におすすめ
- 柔らかめの打感が好きな人
- 球威＆バウンド後のノビ重視の人
- ボールコントロール性能重視の人
- ハードヒッター
こんな人には向いてない
- 楽にボールを飛ばしたい人
- ラケットに強力なスピン性能を求める人
- 軽いラケットを使いたい人
まとめ：強力な打球を叩き込めるコントロール系モデル
本記事では「ダイアデム エレベート 98 V3 2023」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
柔らかめの打感、球威＆バウンド後のノビの出しやすさ、ボールコントロールのしやすさが特徴的なラケット!
ガンガンハードヒットして強力なショットをコントロールしつつ展開したい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧
（※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。）
