こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
本記事は「Yonex Ezone 98 2017」のインプレ・評価・感想レビュー記事です。
本記事の内容
- スペックの紹介
- テクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧くださいませ(‘ω’)ノ
結論は、
です。
※イーゾーンは2025年1月に新作が発売されるので、最新モデルの情報が知りたい方は「新作情報まとめ ヨネックス イーゾーン 2025」をご覧ください。↓
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
Contents
YONEX EZONE 98 2017のスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23㎜-24㎜-19㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
発売日 | 2017年9月(シリーズ5作目) |
標準的なラケットと比べて、フェイスサイズはやや小さく、重量は少し重いスペック。
バランスポイントは320㎜よりも5㎜短く、トップライト気味です。
トップライトは重心がグリップ側にある分、ラケットの重さを感じにくく、取り回しが利きやすくなる。
カラーはブルーとグリーンの二種類で、性能はどちらも同じ。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | ◎ | 〇 |
女性 | ◎ | 〇 | △ |
テクノロジー/予備知識
MICRO OFFSET LAYOUT | ストリングとグロメットを密に接地させることで余計な振動を無くし、クリアな打感を実現 |
アイソメトリック | 縦と横のストリングの長さを均等に近づけ、スイートスポットを7%拡大することに成功 |
アイソメトリックはヨネックスのラケットならではのフレーム形状。
フェイスの形が四角っぽく見えるよ。
YONEX EZONE 98 2017のデザイン
写真だと少しわかりづらいかもですが、かなり四角いです。
スイートスポットが広そうなのも近くで見るとよくわかる。
スロート部の厚みが19㎜と薄めですが、フレーム部分は24㎜なのでペラペラという感じは一切せず、そこそこのパワー感がありそうな印象を受けました。
YONEX EZONE 98 2017のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ:7.5/10
打感はやや柔らかく、ガットがたわんでいる感触を感じられるタイプ。
アイソメトリックによってスイートスポットも広く、どこで打っても割と柔らかいです。
EZONE 98はフェイスサイズ98なんだけど、体感だと99~100くらいはある感じ。
ボールの飛びの良さ: 7.5/10
ボールの飛びは少し強め。
かといって飛び過ぎるということは全然なく、ハードヒットしてもちゃんとコート内に収まってくれました。
「ガンガン振っていきたいけど、パワーアシストもある程度は欲しいんだよね」って場合にとても使い勝手が良い。
スピンのかけやすさ: 7/10
引っ掛かり感はあまりなく、そこそこの回転量といった感じ。
スピンをグリグリかけていくよりも厚く当てて弾道低めにフラット~フラットドライブを叩き込むのが一番気持ち良いと思います。
コントロール性能: 7.5/10
ヨネックスのラケットの中ではいわゆるパワー系に位置づけられているシリーズではあるものの、スロート部が薄くてしなるので、コントロール性能はそこそこ高め。
厚く当ててスイングするとボールがフェイスに乗っている時間が長く感じられます。
操作性&取り回しの良さ: 7.5/10
重さは305gですが、トップライトのおかげで振りぬきやすさが◎
ボレーの時も比較的ラクです。
ストローク
やや強めなパワーアシストにより、打球に勢いが乗りやすい◎
パワフルプレーヤーには飛びすぎるかもしれないですが、一般プレーヤーでラケットの力も借りつつ振っていきたい方には合っていると思います。
フラット気味の速球が打てて気持ち良い。
【守備に関して】
走らされてとりあえず返すという場合でも適度なパワーアシストが効いている分やりやすかったです。
ただ、バックハンドスライスに関しては軌道が浮きがちでしたので、低軌道スライスが好きな人にはちょっと使いにくいかも。
ボレー
弾きが良く、面さえちゃんと作っていれば楽に返球可能。
スイートスポットも広めですし、腕への衝撃も少なめです。
欠点としては、若干アウトが増えた気がしており、コントロール重視の方にはちょっとパワー感が邪魔かもしれません。
柔らかい打感で飛ばしやすいタイプだから、ボレーが苦手な人にはおすすめ。
サーブ
フラットの本気打ちがめちゃくちゃ気持ち良かったです。
スピードがかなり出るし、なおかつちゃんとサービスエリア内に収まる安心感‥‥!
回転に関しては正直あまりかからなかったので、フラット気味に打ち抜きつつ、収まってくれるものが欲しい人に向いていると思います。
競合・類似ラケットの紹介
☑ヨネックス イーゾーン98 2022
まあまあ柔らかい打感と球速の出しやすさが特徴の2022モデル。
弾きが良くスカッとスピードボールを打てるラケットを使いたいプレイヤー向けです。
2017モデルより少し打感が柔らかく飛びが良い印象。
☑ヨネックス イーゾーン100 2022
イーゾーンシリーズの100インチモデル。
スイートスポットが超広くてラケットのどこで打っても柔らかさを感じられ、反発力と弾きがとても良いラケットです。
ラクにボールを飛ばしたい人や、スピードショットを打ちたい人向け。
☑ヨネックス ブイコア 98 2023
ブイコア98の2023バージョン。(98インチ/305g/バランス315㎜)
イーゾーン98より打感が柔らかく、ホールド感(球持ち感)が強いソフトなラケットの印象です。
ソフトでパワー&スピン&コントロールの性能バランスの良い人気ラケット。
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YONEX EZONE 98 2017に合うおすすめのガットの紹介
打球の威力とバウンド後のノビを重視するなら、ボールスピード特化系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
YONEX EZONE 98 2017はこんな人におすすめ
- フラット~フラットドライブ系のショットをガンガン打っていきたい人
- ある程度のパワーアシストは欲しい人
- 柔らかい打感が好きな人
こんな人には向いてない
- 回転系のショットが好きな人
- かなりパワフルな人
まとめ:適度なパワーアシストと収まりの良さが両立したラケット!
本記事では「Yonex Ezone 98 2017」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
柔らかい打感でしっかりとボールが飛び、なおかつコート内に収まってくれるフラット系ラケット‥‥!
ガツガツ打っていきたいし、ある程度のパワーアシストも欲しい、という中~上級者の方にはとても使いやすいラケットだと思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)