こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026」(PRINCE PHANTOM GRAPHITE 100 XS)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペックの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットを紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
- 1 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026のスペック
- 2 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026のデザイン
- 3 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026のインプレ・評価・レビュー
- 4 類似・競合ラケットの紹介
- 5 関連ランキング・まとめ記事
- 6 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026に合うおすすめのガットの紹介
- 7 プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026はこんな人におすすめ
- 8 まとめ:とてもソフトでホールド感強めのパワー&スピン系軽量ラケット
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026のスペック

「プリンス ファントムグラファイト 100 XS 285g 2026」
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 重さ | 285g |
| バランスポイント | 325㎜ |
| フレーム厚 | 23-21-19㎜ |
| ストリングパターン | 16×18 |
ファントムグラファイトシリーズ最軽量の285gのバージョン。
軽めで疲れにくいので、女性やジュニア、操作性重視の男性プレイヤー向きのスペックです。
フレーム厚は23-21-19㎜を採用している他、標準よりも横糸が一本少ない16×18のストリングパターンの設計です。

ノーマルのファントムグラファイト100は310gでフレーム厚が21.5-20-17.5㎜。
XSは軽くて振りやすく、さらに全体的に厚みを持たせてパワーアップさせている。
<適正表>
| 上級者 | 中級者 | 初級者 | |
| 男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
| 女性 | 〇 | ◎ | ◎ |
テクノロジー/予備知識
| ザイロン | 高弾性&高強度の新素材。
ラケットの反発力と面の安定性を高め、なおかつ振動吸収性にも優れていて心地良い打感を感じやすくなる効果がある。 |
| クロスバー | フレームのねじれを抑えてコントロール性能を引き上げるグラファイト伝統のテクノロジー |
| ボックスフレーム | 四角いフレーム形状を採用してフレームのねじれを抑え、安定性とコントロール性能を高めるテクノロジー |
| パラレルホール | ストリングがフレームの外側まで1直線になるようにグロメットホールを設定し、スイートスポットを拡大する設計 |
| CTS | グリップ上部からフレームトップにかけて均一に厚みを増していくテクノロジー
スイートエリアがフレームの上の方に行くにつれて広がっていき、しなりによるパワーも増大する効果がある |
スイートスポットを広める効果があるCTSとパラレルホールの2つを備え、「グラファイトシリーズ史上最高に使いやすい使用感」を目指したラケット。

球持ちが良く、なおかつボールが飛ぶ設計。
新素材のザイロンを搭載し、打ち負けにくさやパワー性能を上げた設計となっています。

ザイロンはフレームを硬くすることなく、フェイスのねじれ剛性を高められるのがウリの素材。
解説動画
>>新作情報 ファントムグラファイト XS 2026 テクノロジー ラインナップまとめ
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026のデザイン

グロス塗装かつ、正面はネイビー、角度を変えるとパープルへ色が移り変わっていく美しいデザイン。
文字はゴールド仕様で高級のある作りです。

めちゃくちゃカッケー!

グラファイトシリーズ特有のクロスバー&ボックスフレームを搭載しています。

プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026のインプレ・評価・レビュー

次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。

※ポンド数:暑い時期は少し硬めに、寒い時期は少し緩めに張って調整。
打感の柔らかさ: 8~8.5/10
かなり柔らかめの打感。
適度なガットのたわみやフレームのしなりを感じ、振動吸収性にも優れたソフト系だと思います。

とても柔らかい。
10点中8.35点くらい。
球離れについて
球離れは標準~ややゆっくりめ。
しなりやたわみによってガットとボールの接触時間が長めのホールド系だと思います。

軽量ラケットは300g以上のモデルと比べると弾きが強くなる傾向にあるけど、このファントムグラファイト 100 XS 285gは球持ちがかなり良い。
ボールの飛びの良さ: 8/10
反発力は強め。
ファントムグラファイトシリーズは飛びを抑えやすいコントロール系シリーズという位置付けですが、このXS 285gはパワー強めだと思います。

ラクにボールを飛ばせる。
軌道について
打球は自然と上がりやすく、中~高軌道の山なりスピンボールになりやすいです。

やや軌道高め。
スピンのかけやすさ: 8.5/10
スピン性能は強め。
勝手に激烈な回転がかかることはないですが、普通に打ってもだいぶ回転がかかり、ガンガンに回転をかけるスイングで打つと急降下して高くハネるグリグリスピンになりやすいです。

「エクストラスピン」という名称が付いているだけのことはある。
※なぜノーマルのファントムグラファイト100よりもスピン性能が上がったのか
ノーマルの100と100XSはどちらもフェイスサイズ100インチでストリングパターン16×18で同じ。
ただ、100XSは「パラレルホール」という「パワー&スピン性能を上げて、スイートスポットを拡大する特殊なグロメット」が使われています。


ノーマルの100は標準的なグロメットを採用していて、よりオーソドックスな打感かつ、コントロール性能が良い設計。
ちなみにパラレルホールはファントムグラファイト97にも採用されていて、優れたパワー&スピン性能を発揮しているので、かなり仕事をしているテクノロジーだと思います。

グロメットが同じだから打感も似ているのだと思う。
スライスについて
スライスはしっかり回転がかかった中軌道辺りのショットを打ちやすい。
打感は柔らかく、ボールをラケットのフェイスに乗せて運べる感触が心地良いです。

良い。
飛距離的には適度。
コントロール性能: 7.5~8/10
打球を狙った所に打ち込むコントロール性能は標準~やや良好辺り。
パワー&スピン性能が強めで軌道が上がりやすいので、飛びと軌道を抑えやすいコントロール系ラケットには負けますが、球持ちが良いので、ある程度はボールコントロールできると思います。

操作性&取り回しの良さ: 8.5~9/10
軽めの285gなので、スイングしやすく疲れにくい。
女性やジュニア、操作性重視の男性向きです。

操作性ヨシ!
ストローク
かなり柔らかく球持ちの良い打感を感じつつ、ラクに軌道高めの山なりスピンボールを飛ばしやすい。
回転を非常にかけやすい上に、ファントムグラファイトシリーズの中で最もパワーがあるので、パワー&スピン性能重視のプレイヤーにピッタリだと思います。

とてもソフトなパワー&スピン系軽量ラケット。
ガンガンに回転をかけるスイングで打つとグリグリスピンボールになるので、相手を翻弄しやすい。
軽くて振りやすい所もメリットです。
ただ、飛びと回転力が強い分、コントロール性能はまあまあといった感じなので、パワー控えめでアウトしにくい軽量フラットドライブ系が欲しい方には向いてないと思います。

コントロールよりもパワー&スピン性能に比重を置いたラケットの印象。
とはいえ、柔らかさとパワー&スピンを重視しているプレイヤーは多いと思うので、幅広い層におすすめできる軽量モデルだと思います。

285gくらいで打感がとても柔らかくてスピンボールをラクに飛ばしやすい100インチはどれ?と聞かれたら真っ先にファントムグラファイト 100 XS 285gを挙げたい。
守備について
しっかり反発力を備えた100インチラケットなので、走らされた際のボールの処理はカンタン。
ギリギリ届いたボールでも相手コートに返球しやすく、粘りやすいと思います。

守備がしやすい。
ボレー
ストローク同様に打感が柔らかい。
ガットがたわんで少しボールをホールドした後に、あっさり軽くボールを弾く感触。
飛距離的には適度で、狙った所にボールを落としやすいと思います。

ホールドしつつ、弾く感じもあり、バランス良し。
サーブ
フラットサーブ⇒結構しっかり打ってもサービスエリア内に収まりやすく、コースも狙いやすい印象。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転系サーブの変化は大きめ。
スライスサーブは良く曲がり、スピンサーブは高くハネやすいと思います。

回転系サーブで特に真価を発揮するタイプだと思うけど、フラットサーブの収まりも良い感じ。
軽くて振りやすい所も素晴らしい。
心地良い打感のパワー&スピン系軽量ラケット
ファントムグラファイト 100 XS 285g 2026を使ってみて感じたことは主に以下の通りです。
かなり柔らかく球持ちの良い打感
強めのパワー&スピン性能
ボレー&サーブのしやすさ
操作性の良さ
デザイン最高
ソフトでホールド感強めの快適な打感を感じつつ、軌道高めのスピンボールをラクに飛ばせる。
ノーマルのファントムグラファイト100よりもフレーム厚を厚くしたことでパワー&面の安定性を強化しているので、ボールの飛ばなさも全く感じず、使いやすさが大幅にアップしていると思います。

「グラファイト史上最高に使いやすい」というコンセプトだけど、他社含めた軽量ラケットの中でもトップクラスに使いやすいと思う。
ボレーもストローク同様に打感が柔らかく、飛びは適度で全く問題ナシ。
フラットサーブは収まりやすく、回転系サーブの変化も良好でフォルトしにくいと思います。

ストローク&ボレー&サーブの3つとも高水準の使いやすさ。
美しいデザインも最高。
スペックがほぼ同じピュアアエロ&ピュアドライブや兄弟モデルのファントムグラファイト 100 XS 285gと同じガットを張って打ち比べたので、使用感の違いをまとめました↓
柔らかさ⇒グラファイト300&285≧アエロ≧ピュアドラ
球離れの早さ⇒ピュアドラ≧アエロ≧グラファイト300&285
飛距離⇒ピュアドラ、グラファイト285≧グラファイト300≧アエロ
球速⇒ピュアドラ≧グラファイト300&285、アエロ
軌道の高さ⇒グラファイト285≧グラファイト300≧アエロ≧ピュアドラ
スピン性能⇒グラファイト285≧グラファイト300、アエロ≧ピュアドラ
コントロール性能⇒アエロ≧グラファイト300≧ピュアドラ、グラファイト285
グラファイト 100 XS 300gはパワー&スピン&コントロール性能のバランスが良く、打感が柔らかい。
グラファイト 100 XS 285gは300gよりも軽くて振りやすく、パワー&スピン性能が少し強めで、軌道が高く、山なりスピンボールを楽に飛ばしやすいです。

軽いラケットは重いラケットよりも衝撃を受けやすいから、それを防ぐために285はガットの全長を伸ばしてたわみやすくする「2ピーススロート」というパーツがフェイスの下部(6時部分)に使われている。
285の2ピーススロート↓(300より厚い)

300のスロート部分のパーツ↓(285より薄い)

これもあってか、ガットが動きやすいことによる回転のかかりや、たわみ戻りによるパワーが300よりも強く感じ、軌道が上がって飛距離が300より出やすいと思います。

バボラの軽量モデル「ピュアドライブチーム」も同じようにガットをたわみやすくするパーツが使われていて、300gのピュアドラよりもスピン性能が上がって軌道も上がりやすく感じたから、そういう効果を発揮するテクノロジーだと思う。
ソフトでホールド感が強い打感を感じやすい点は300も285も共通しています。
ピュアドライブはグラファイトよりも打感が硬く、コントロール性能が負ける代わりに、弾きが強くて球威&球速を出しやすく、攻撃力が高め。

回転のかかりも良いと思う。
攻撃力重視ならグラファイトよりピュアドラ。
ピュアアエロはパワー&スピン&コントロール性能のバランスの良さが全体的にグラファイト300に似ている。
ただ、グラファイト300の方が打感が柔らかくて球持ちが良く、少しボールが飛び、軌道が上がりやすい。
一方、打球のコントロール性能はピュアアエロの方が良いと思います。

グラファイト300の方がソフトなパワー&スピン系、ピュアアエロの方がコントロール系。
グラファイト285はソフトで回転をかけやすく、ボールが良く飛ぶ軽量ラケットを欲しい方にイチオシです。

とてもソフトで振りやすいパワー&スピン系!
デザインも最高!
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
プリンス ファントムグラファイト 100 XS 300g 2026
300gのバージョン。
全体的な使用感は285gと良く似ていますが、300gの方が少しパワー&スピン性能が控えめで操作性が低い代わりに、コントロール性能が高くて球威が出る印象です。

軽くて振りやすい285g、重さによって球威を出せる300g、といった感じ。

プリンス ツアー O3 100 290g 2025
プリンスの人気シリーズ「ツアー」のO3モデル。(100インチ/290g/バランス325㎜)
ファントムグラファイト100XS 285と打感の柔らかさやスピン&コントロール性能は近い印象。
ただ、XSの方が球持ちが良くて飛距離を出しやすく、ツアーO3の方が弾きが強くて振り抜きが良いと思います。

スペックもグラファイトが285g/バランス325㎜、ツアーが290g/バランス325㎜で若干違う。
グラファイトの方が軽く、ツアーがトップヘビー寄り。

バボラ ピュアドライブ チーム 2025
バボラのベストセラーシリーズ「ピュアドライブ」の軽量モデル。(100インチ/285g/バランス320㎜)
ファントムグラファイト 100 XS 285gとパワー&スピン性能は近い印象。
ただ、グラファイトの方が打感が柔らかくて球持ちが良く、ピュアドライブの方が面の安定性が高くて打ち負けにくく、球速が出しやすいと思います。

打感はグラファイトの方が優しく、スピードはピュアドラの方が出しやすい。
山なりスピンボールを打ちやすい軽量モデルという点では似ている。

4本の使用感の違いの印象は以下の通りです↓
ソフトさ&ホールド感⇒XS285&300≧ツアー≧ピュアドラ
球速&弾きの良さ⇒ピュアドラ≧ツアー≧XS285&300
飛距離⇒XS285、ピュアドラ≧XS300、ツアー
スピン性能⇒ツアー、XS285、ピュアドラ≧XS300
コントロール性能⇒XS300≧ツアー、XS285≧ピュアドラ
関連ランキング・まとめ記事
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026に合うおすすめのガットの紹介
おすすめのガットを紹介していきます。
ヨネックス ポリツアーレブ 125
ポリの中では柔らかめの打感、強力なスピン性能、ボールの飛ばしやすさ、テンション維持力の高さが特徴の大人気スピン系ストリング。
スピン性能とパワーをさらにアップしてくれるポリなので、ラクに軌道高めのグリグリスピンボールを打ちやすくなると思います。

スピン性能を重視ならポリツアーレブ。
>>ヨネックス ポリツアーレブのインプレ・評価・感想レビュー
ソリンコ ハイパーG 125
ポリの中では標準的な柔らかさ、やや控えめ~標準くらいの飛び、強力なスピン性能、コスパの良さが特徴の人気ストリング。

ポリツアーレブが反発力をアップさせるスピン系ポリなのに対し、ハイパーGは少し飛びを抑えやすいスピン特化タイプ。
やや飛びを抑えつつ、回転量を上げたい場合は最適だと思います。
プリンス トップスピン Xプラス 129
ナイロンの中では標準的な柔らかさ、適度な飛び感、強めのスピン性能、耐久性能の高さが特徴のストリング。

ソフトさや反発力は平均的な感じだけど、ナイロンにしてはかなり回転のかかりが良い印象。
スピン特化ポリほどではないですが、ガッツリ回転がかかったショットを打ちやすく、さらに耐久性にも力を入れた設計となっています。
テクニファイバー エックスワンバイフェイズ 124&130
ナイロンで最も人気のあるストリング。
1.24㎜はナイロンの中で最高レベルに柔らかく軽めの打感、強めの飛び、回転のかけやすさが特徴的。
1.30㎜は1.24㎜より少し打感が硬い代わりに、ボールの飛びすぎを抑えやすく、耐久性も高めの設計です。

1.24㎜はスーパーソフト。
ナイロン界屈指の人気!
おすすめガットランキングまとめ
グラファイト100XS特有の回転性能を最大限まで引き上げたい場合はスピン系ガットランキングがおすすめ。
打感の柔らかさ重視ならソフト系ガットも良いと思います。
プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026はこんな人におすすめ
- かなり柔らかく球持ちの良い打感が好きな人
- 強めのパワー&スピン性能を求める人
- 軽いラケットを使いたい人
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- 飛びを抑えたいコントロール志向な人
まとめ:とてもソフトでホールド感強めのパワー&スピン系軽量ラケット
本記事では「プリンス ファントムグラファイト 100 XS(エクストラスピン) 285g 2026」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

非常に柔らかく球持ちの良い打感、強めのパワー&スピン性能、操作性の良さが特徴的なラケット!
優しい打球感でスイングしやすく、ラクにスピンボールを飛ばしやすいラケットを欲しい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

ラケットはネットだと人件費や仲介コストを減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
今回解説したテニス用品一覧