
スピン特化型テニスラケットのPureAero2019、Vcore100 2018、ExtremeMP2020の違いが知りたい!
スピン特化型のラケットは複数あり、どれが一番自分に合っているのか迷っている方も多いと思います。
そこで今回は、特に人気のスピンラケットであるピュアアエロ2019、VCORE100 2018、エクストリームMP2020の3本に絞って使用感の違いについてサクッと解説していきます(‘◇’)ゞ
本記事の内容
- スピンラケット3種のスペック比較
- それぞれの使用感の違いを解説
(※個別のインプレ・評価・感想レビュー記事も書いているので、それぞれの特徴などをまだ詳しく知らない方はチェックしてみてください↓)
☑ピュアアエロ2019

☑ブイコア100 2018

☑エクストリームMP 2020

ではでは、細かくかみ砕いて3本の解説をしていきますね。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
ピュアアエロ2019&VCORE100 2018&エクストリームMP2020のスペック比較
まずは簡単にスペック比較から。
スペック | PureAero2019 | Vcore100 2018 | ExtremeMP2020 |
フェイスサイズ | 100平方インチ | 100平方インチ | 100平方インチ |
重さ | 300g | 300g | 300g |
バランスポイント | 320㎜ | 320㎜ | 325㎜ |
フレーム厚 | 23-26㎜ | 24-25-22㎜ | 23-26-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 | 16×19 | 16×19 |
ピュアアエロとVCOREは100平方インチ/300g/バランス320㎜のいわゆる”黄金スペック”。

黄金スペックは誰が使っても扱いやすいスペック。
一方のエクストリームはバランスポイント(重心)が5㎜ほどラケットのヘッド寄りのトップヘビー系であり、ストロークやサーブで遠心力が利かせやすくなっています。
ピュアアエロ2019&VCORE100 2018&エクストリームMP2020の使用感の違いを解説【インプレ】
次にこの3つのラケットの使用感をそれぞれ比較していきます。
打感の柔らかさ
エクストリーム2020>>ブイコア2018>>ピュアアエロ2019
エクストリームが最も柔らかく、ガットのたわみを感じられます。
ブイコアは黄金スペックのラケットにしてはやや硬めですが、ホールド感はそこそこアリ。
ピュアアエロはブイコアよりも少し硬く、弾き感強めで球離れの早いラケットとなっています。

柔らかいのじゃないと無理という人にはエクストリームMP2020がおすすめ。(ポンド数下げて使うとなお良い。)
ボールの飛びの良さ
ピュアアエロ2019>>ブイコア2018>>エクストリーム2020
3本ともパワーアシストは比較的強めですが、中でもアエロはぶっ飛び系。
フラット系で打つとあまりコートに収まりません。
ただその分縦スイングで強引に回転をかけてコート内に収めると、一番重さのあるショットが打てます。

アエロはちょっと扱う難易度が高いけど、使いこなせれば最も武器になると思う。
回転のかけやすさ
ピュアアエロ2019=エクストリームMP2020>ブイコア2018
3本ともスピン特化モデルなので、どれも非常に回転はかけやすいです。

ピュアアエロとエクストリームはほぼ同格で、ブイコアはほんの少しだけこの2本より回転量低めな感じ。
スライスも打ちやすいですし、”回転をガッツリかけていきたい”という方には3本とも最適だと思います。
コントロール性能
エクストリームMP2020>ブイコア2018>>ピュアアエロ2019
スピンの時とは反対に、3本とも細かなコントロールは苦手な部類。
とはいえ、エクストリームとVCOREはそこそこホールド感があるので全くコントロールできないという感じはしないですね。

ピュアアエロ2019は飛びが強くて球離れが早いから、コントロール志向な方には向かない。
操作性&取り回しの良さ
ピュアアエロ2019=ブイコア2018>エクストリームMP2020
ピュアアエロとブイコアは黄金スペックですので違和感なし。
エクストリームは5㎜トップヘビーな分他の2本より少しだけ取り回しにくいです。
ストローク
ピュアアエロ2019⇒先述したように飛びが強いため、縦スイングでしっかり回転をかけてコート内にグリグリスピンを押し込む使い方がGood。
ラケットを振り切れる中~上級者の方ならエグくて重いショットが打てます。
ブイコア100 2018⇒アエロほどは飛ばずホールド感もあるので、そこまで無理して回転をかけなくてもラケット自体のスピン性能が効いてちゃんとコートに収まってくれます。

中~高軌道で丁寧に打てばしっかり跳ねて相手が返しにくいショットになる。
エクストリームMP2020⇒ブイコアと同じ使い方でOK。
良く跳ねるし曲がるし急降下もする楽しいラケットです。
【守備に関して】
3本ともパワーアシストは強めなので、走らされた際もラクに返球可能。
守備型のプレーヤーにも向いていると思います。
ボレー
守備時と同様に3本とも飛びが良いので、ボレーの難しさはありません。
繊細なタッチでボールをコントロールしたいという超上級者以外なら難なく使いこなせると思います。
サーブ
スピンサーブ、スライスサーブはどれもめちゃくちゃ変化します◎

回転系サーブを主にしている方にはまず間違いなく最高な使用感。
一方フラットサーブはアエロとブイコアはちょっと収まりが効かない感じ。
エクストリームはフラットもコントロールしやすく収まってくれたので、一番使いやすいと思います。
まとめ:スピンコンセプトでもそれぞれ若干の違いあり
本記事ではスピン特化のテニスラケットである「PureAero2019」、「Vcore100 2018」、「ExtremeMP2020」を比較しつつインプレ・評価・感想レビューを書いてきました。

3本とも回転がかけやすいけど打感や性能は微妙に違う。
どれもスピンがかけやすいのは間違いないので、一番自分に合ってそうなものを選んでいただければと思います。
では今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)