今回は、イギリスのプロテニス選手、アンディ・マレー[マリー](Andy Murray)のプロフィール、プレースタイル、スタッツなどを紹介していきます。
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アンディ・マレーのプロフィール
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生年月日 | 1987年5月15日 |
出身 | スコットランド |
身長 | 191cm |
体重 | 82キロ |
利き腕 | 右利き、バックハンド両手打ち |
世界最高ランキング | 1位 |
グランドスラム最高成績 | 全豪 準優勝 全仏 準優勝 全英 優勝 全米 優勝 |
ツアー優勝回数 | 44回(GS:3回、MS14回、500:9回、250:17回、ツアーファイナル:1回) |
コーチ | Jamie Deigado |
テニスコーチの母に教えられて3歳からテニスを始めたマレーは、2004年の全米ジュニアで優勝するなど早くから活躍していました。

母のジュディ・マレーはよくファミリーボックスで試合観戦している。
あとサッカーもジュニア時代やっていて、地元の名門チームにスカウトされる程の腕前だったんだとか。
2005年からプロに転向し2006年にツアー初優勝。
2008年は飛躍の年で、シンシナティでクエリー、カルロビッチ、ジョコビッチなどの強敵を破り、マスターズ制覇&全米でもワウリンカやナダルを破って準優勝。(年間最終ランクは4位。)

この頃からフェデラー、ナダル、ジョコビッチに割って入っていけるだけのポテンシャルを発揮し始めた!
2012年にブレークスルーを迎え、ウィンブルドンで準優勝、ロンドン五輪で金メダル、そしてついに全米で初優勝を果たし、最終ランクは3位になりました。

4大大会ではこれまでに4度決勝に進出してたけど、すべて準優勝だったから本当に嬉しかったと思う‥‥!
さらに2013年と2016年のウィンブルドンでも優勝し、リオ五輪でも金メダルを獲得(男子シングルスでオリンピックを連破したのは史上初👏)
世界ランク1位にもなり、Big4の一角としての地位を確立させました。
昨今は股関節の怪我の影響でランクを落としていますが、万全の状態なら現役最強クラスの選手の1人だと言えます。
アンディ・マレーのプレースタイル
プロフィールに続いて、次はマレーのプレースタイルやスタッツについて書いていきます。
最強クラスのバックとリターンが武器のアグレッシブベースライナー
マレーのプレースタイルは、最強クラスの両手バックとリターンで試合の主導権を握りに行くアグレッシブベースライナーです。
ストロークでは絶対的な安定力を持っており、大柄なのに俊敏性も抜群なため、ラリーの打ち合いで負けることはほぼありません。

バック、リターン、フットワークが強いディフェンス型だからタイプ的にはジョコビッチに似ている。
質の良いボレーやロブ、ドロップなどを戦況によって上手く使い分けることもできるため、どの選手が相手でも臨機応変に対応できる選手でもあります。
マレーのスーパーショット集はコチラ↓
サーブ&リターンのスタッツ(キャリア通算)
参考として、錦織選手とフェデラー選手のスタッツも載せてあります。
マレー | 錦織圭 | フェデラー | |
1stサーブが入る確率 | 58% | 61% | 62% |
1stサーブ時のポイント獲得率 | 74% | 71% | 77% |
2ndサーブ時のポイント獲得率 | 52% | 53% | 57% |
ブレイクポイントを防いだ確率 | 63% | 61% | 67% |
サービスゲームの獲得率 | 82% | 80% | 89% |
1stサーブのリターン時のポイント獲得率 | 33% | 31% | 33% |
2ndサーブのリターン時のポイント獲得率 | 55% | 53% | 51% |
ブレイクポイントの獲得率 | 44% | 41% | 41% |
リターンゲーム獲得率 | 32% | 27% | 27% |
サーブはそこそこですが、リターンは最強クラス。
ナダルやジョコビッチと同格です。
コート別勝率(キャリア通算)
クレー | ハード | グラス | |
勝率 | 69.9% | 78.2% | 83.6% |
(※60%を超えていれば十分トップクラス)
どのサーフェスでも非常に高い数値。
凄すぎます。
能力値表
メンタル | 9/10 |
サーブ | 8/10 |
リターン | 10/10 |
フォアハンド | 9/10 |
バックハンド | 10/10 |
ボレー | 8/10 |
フットワーク | 9/10 |
リターンとバックハンドを中心にどれも高い評価にしました。
怪我からの復活を心から願っています。
というわけで以上、イギリスのプロテニス選手、アンディ・マレープロフィール、プレースタイル、スタッツ紹介でした!
マレーの使用ラケットなどについては以下の記事にまとめてあります↓
