こんにちは～テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「プリンス X100 2018」（Prince X100 2018）のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数＆購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター（＠tennis_torasan）
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
（※Xシリーズは2022年9月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ プリンス X 2022 2023）
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ～。
Contents
プリンス X100 2018のスペック
| フェイスサイズ | 100平方インチ |
| 重さ | 290g |
| バランスポイント | 325㎜ |
| フレーム厚 | 24.5-24.4-20㎜ |
| ストリングパターン | 16×18 |
標準より少し軽めのスペック。
ストリングパターンは通常の16×19より横糸が1本少ない16×18。
基本的にガットは目が粗いほど回転が良くかかるので、スピン性能が高そうです。
<適正表>
| 上級者 | 中級者 | 初級者 | |
| 男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
| 女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
| ツイストパワーテクノロジー | スロート部をねじらせ、フォアとバックで異なる性能を引き出すテクノロジー |
| 2ピーススロート | ボールヒット時の衝撃を抑えるパーツ |
フォアとバックを打った時に最大11％しなりに差が出る特殊なスロートを採用したXシリーズのラケット。
フォア面では強い弾きを、バック面ではしなりによる伸びのある打球を打てる設計となっています。
右利きと左利きで性能が変わるから、左利きバージョンも売り出されている。
プリンス X100 2018のデザイン
ブラック一色のデザイン。
シャフトはXシリーズ独自のねじれがあります。
プリンス X100 2018のインプレ・評価・レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。
打感の柔らかさ: 7～7.5/10
標準～やや柔らかめくらいの打球感。
弾きが良くやや球離れは早い感触で、あっさり軽くボールを打ち出す印象です。
特に硬くも柔らかくもないかな。
あっさり弾く。
ボールの飛びの良さ: 8～8.5/10
反発力はかなり強い。
フラット系でガンガン打つとアウトしやすいですが、楽にボールを飛ばしたいなら使いやすいと思います。
パワフル。
【軌道について】
打球の軌道は自然と上がり、中～高軌道ショットになりやすいです。
スピンのかけやすさ: 8～8.5/10
回転性能は高め。
自分から回転をかけるスイングで打つとだいぶ急降下して高くハネるスピンショットになります。
ストリングパターン16×18ということもあって、スピンは良くかかる。
【スライスについて】
スライスは中～高軌道のやや高めのショットになりやすい印象。
あまり低くはならないと思います。
コントロール性能：7/10
かなり反発力とスピン性能が高いので、ボールを狙った所に打ちこむコントロール性能はあまり高くない印象。
狙って打っていくよりもスピンショットで圧倒する使い方が向いていると思います。
操作性&取り回しの良さ: 8～8.5/10
軽いので、取り回しやすい。
疲れにくくビュンビュン振っていけます。
ストローク
やや球離れの良いあっさりした打感でラクにスピンボールを展開できる。
Xシリーズは「弾くフォア、しなってボールをホールドするバック」という設計になっていますが、ある程度はその効果は感じられました。
確かにバックの方が少し飛びやすく、軌道も上がる印象。
フォアはバック程は飛ばず、軌道も抑えやすい。
フォアの飛びすぎを抑えたい、バックハンドは逆に飛びが欲しいという場合には試してみると良さそう◎
ただ、フォアとバックでかなり差があるというわけではないので、「ちょっと違う」くらいに捉えておけばOKかなと思います。
また、軽量なラケットなので、ショット自体もやや軽めになるという点はあります。
球威を求める上級者には向いてない。
ラクにスピンショットを飛ばしたい初中級者におすすめ。
【守備について】
反発力は比較的あるので、走らされた時のボールの処理はカンタン寄り。
ボレー
軽くて操作しやすく、飛びも良く、面も標準的な100インチなので、まあまあラク。
ミスヒットするとそれなりに硬さはあるものの、使いやすい部類だと思います。
良い。
サーブ
フラットサーブ⇒ストローク同様に球威はそこそこといった感じですが、しっかり打ってもサービスエリア内に収まりやすく、フォルトしにくい感触。
スライスサーブ＆スピンサーブ⇒回転は非常に良くかかる。
スライスサーブはガッツリ曲がり、スピンサーブも結構ハネます。
思った以上に回転がかかってボールが曲がったりハネたりしたのが印象的だった。
類似・競合ラケットの紹介
☑プリンス X100 2022
2022バージョン。
2018モデルよりも打感が柔らかくなり、飛びは少し抑えめになった印象です。
☑プリンス ツアー 100 290g 2020
柔らかな打感と適度な飛び、強力なスピン性能が特徴のプリンスの人気ラケット。
スピン性能の高さはX100と近いですが、ボールコントロールはツアー100の方がしやすいです。
X100ほどは飛びすぎず弾かないタイプの柔らかスピンラケット。
使いやすい。
☑バボラ ピュアアエロ 2022
バボラの超人気スピン系ラケット。
X100、X100ツアー、ツアー100 290gよりさらに飛びを抑えやすく、ボールコントロールしやすいタイプのスピン系です。
スピン＆パワー＆コントロールのバランスが良い。
関連まとめ記事
新作情報 プリンス X 2022 2023 テクノロジー ラインナップまとめ
プリンス X100 2018に合うおすすめのガットの紹介
打感を柔らかくしたいならソフト系ガットがおすすめ。
回転量をさらに引き上げたいならスピン特化系ガットも良いと思います。
プリンス X100 2018はこんな人におすすめ
- ボールを楽に飛ばしたい人
- フォアよりバックハンドの方が少し飛ぶ設計のラケットを使いたい人
- 軽いラケットを使いたい人
- 回転をアシストしてくれるラケットを使いたい人
こんな人には向いてない
- 球威を求める人
- ボールの飛びを抑えたい人
まとめ：良く飛ぶ軽量の回転系ラケット
本記事では「プリンス X100 2018」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
強めの反発性能＆回転性能が特徴の軽量パワフルスピンラケット!
少し軽くてボールが良く飛び、回転もしっかりかかるラケットを使いたい初中級～中級者の方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧
（※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。）
