こんにちは~テニス歴20年の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回はドミニク・ティエム使用シリーズの「Babolat Pure Strike 16×19 2019/2020」(バボラ ピュアストライク 16×19 2019/2020)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使っているプロの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 前作との比較/類似ラケットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
バボラ ピュアストライク 16×19 2019/2020のスペック
Babolat Pure Strike 16×19 2019/2020
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準よりフェイスサイズはやや小さく、重量はやや重いスペック。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | ◎ | 〇 |
女性 | ◎ | 〇 | △ |
ピュアストライクシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
☑ドミニク・ティーム(世界ランキング最高3位)
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☑キャメロン・ノーリー(世界ランキング最高41位)
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テクノロジー/予備知識
C2ピュアフィール | 振動吸収性の高い素材をフェイス部に用い、よりピュアなフィーリングを実現 |
コントロールフレームテクノロジー | ボックス形状とだ円形状を組み合わせた独自のフレームを採用し、安定性とコントロール性能を向上 |
バボラ ピュアストライク 16×19 2019/2020のデザイン
前作はホワイト×グレーでシンプルなデザインでしたが、今作は遠目で見てもピュアストライクだとはっきりわかるようなカラーリング。

ティームが複数ある候補から「最も気持ちがたかぶる」という理由で選んだのがこのデザインなんだとか。
シャフト部分の「STRIKE」の文字がかなりインパクトありますね( ̄▽ ̄)
スロート部分はピュアドライブやピュアアエロと比べてだいぶほっそりスッキリした形状。
バボラ ピュアストライク 16×19 2019/2020のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7/10
硬すぎず柔らかすぎずな印象。
ボールの重みを感じタイプではあるものの、ハードな衝撃はないですね。
ボールの飛びの良さ: 7.5/10
反発性能はコントロール系ラケットにしては比較的強く、ボールはまあまあ飛びます。

”コントロール系にしては飛んでくれる”ラケット。
スピンのかけやすさ: 7/10
スピン量はそこそこといった感じ。
グリグリにはかからないので、自然な回転量のフラットドライブが主になるかなと。

ティームはグリグリスピナーだけど、ラケット自体にはそんなに強いスピンアシストはないよ~。
【スライスに関して】
スライスは軌道と飛距離の抑えが利いて非常に打ちやすい◎
低軌道の滑るショットが好きな人には良いと思います。
コントロール性能: 8.5/10
そこそこパワーがあるので、ボールが全然飛ばないようなガチのコントロール系にはやや劣りますが、一般的なラケットの中では優秀なコントロール性能を持っていると思います。

ピュアドライブやピュアアエロと比べて打感がクリア!
ボールがラケットのどこに当たってるかわかりやすい。
操作性&取り回しの良さ: 6.5/10
標準より5g重いので、重量感あり。
パワーのある方推奨です。
ストローク
厚く当てて振りぬくと、高いコントロール性能と適度なパワーアシストが融合して質の高いフラットドライブを展開できます。
あまりパワフルではない私にとっては305gはやや重く感じましたが、その重量のおかげか、面の安定性&しっかり感を感じることができ、相手のハードヒットに打ち負けずに返球できました。

振り始めがやや大変な分、振ってさえしまえればボン!という心地よい打球音とともにパワーショットが飛んでくれるイメージ。
ピュアドライブやピュアストライクと比較すると飛びは抑えられるので、しっかり振ってもアウトしにくいバボラ系が使いたい方には向いていると思います。
【守備に関して】
走らされた際の返球は簡単ではないですが、硬さや飛ばなさをそこまで感じないため、超大変という感じもしません。
305gのラケットを触れる方ならそこまで違和感はないでしょう。
ボレー
ボレーは面の安定性と飛びすぎず飛ばなすぎずのバランスの取れたパワー感で超使いやすかったです。
打感もやや柔らかさを感じられ、ストレスなく打っていけました。

バボラ系は総じてボレーがやりやすい。
サーブ
フラットサーブはパワーアシストが少しある分、本気で打つとやや収まりにくい印象。
8割くらいの力である程度ラケットのパワーを借りて打っていく分には、そこまで頑張って振らなくても球威のある打球がコントロールしやすかったので、良さげでしたね。
スライスサーブやスピンサーブも比較的変化が大きく感じて使いやすかったです。

ストローク同様に振り始めはパワーがないとちょっと大変だからその点は注意ね。
前作 バボラ ピュアストライク 16×19 2017との比較
前作の「ピュアストライク 16×19 2017」と比較すると、”コントロール系にしては飛ぶラケット”という特徴はそのままに、打感をクリアにした印象。
ボールを打った際にラケットのどこに当たっているかの情報をしっかり欲しいなら、2020モデルの方が良いと思います。
類似ラケットの紹介
☑バボラ ピュアストライク 18×20 2019/2020
ドミニク・ティエム使用モデル。
ストリングパターンが18×20で目が非常に細かいので、スピン性能や扱いやすさは16×19の方が上ですが、コントロール性能はこちらの方が上です。

バボラの最高峰コントロールラケット。

バボラ ピュアストライク 16×19 2019/2020はこんな人におすすめ
- パワフルな人
- ややパワーアシストのあるコントロール系ラケットが欲しい人
- フラットドライブ系プレーヤー
- ティームモデルを使ってみたい人
こんな人には向いてない
- あまりパワーのない人
- グリグリスピンを打ちたい人
まとめ:コントロール系ラケットの中ではややパワーのあるモデル
本記事では「Babolat Pure Strike 16×19 2019/2020」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

コントロール系ラケットにしてはややパワーのあるフラットドライブ系ラケット!
打球をコントロールしやすく、なおかつパワーもある程度備わっているラケットを使いたい中上級者の方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)