こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/
今回は「テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023」(TECNIFIBRE T-FIGHT 295 ISOFLEX)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 価格をチェック
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
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☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
(※ティーファイトシリーズは2025年1月に新作が出るので、最新情報を確認したい方は「新作情報まとめ ティーファイト 2025」をご覧ください。)
Contents
- 1 テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023のスペック
- 2 テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023のデザイン
- 3 テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023のインプレ・評価・レビュー
- 4 テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023の価格
- 5 類似・競合ラケットの紹介
- 6 関連まとめ記事
- 7 テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023に合うおすすめのガットの紹介
- 8 テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023はこんな人におすすめ
- 9 まとめ:柔らかくあっさり軽く弾くフラット系ラケット
テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023のスペック
ティーファイト 295 アイソフレックス 2023
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 23.5-23.5-24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
標準よりやや軽めの295g。
バランスポイント(重心)は標準より5㎜程度ラケットヘッド寄りのトップヘビー系です。
トップヘビー系は遠心力を活かしたハードヒットがしやすく、ストロークやサーブで威力が出しやすい傾向にある。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
アイソフレックス | フレームの硬さを部分的に変えているテクノロジー
横糸が短い部分は硬くしてストリングを動きやすくし、横糸が長い部分は柔らかくしてストリングの動きを抑制することで、スイートスポットを広める効果がある |
RSLセクション | 断面が6角形のフレーム形状を採用したテクノロジー
反発性能とコントロール性能のバランスを良くする効果がある。 |
スイートスポットの広さ、打感の柔らかさ、パワーとコントロールのバランスの良さを重視した設計となっています。
解説動画
関連記事>>新作情報 ティーファイト 2023 テクノロジー ラインナップまとめ
テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023のデザイン
テクニファイバーお馴染みのホワイト×ブルー×レッドのトリコロールカラー。
カッコいいですね。
テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023のインプレ・評価・レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。
※ポンド数:暑い時期は少し硬めに、寒い時期は少し緩めに張って調整。
打感の柔らかさ: 7.5~8/10
やや柔らかく軽めの打感。
ミスヒットすると硬さがありますが、スイートスポットで打てるとガットがたわむソフトさがわかりやすいです。(ミスったら7点、きちんと打てると8点みたいな感じで差が大きい)
そしてとても軽い打ち心地なのが印象的。
フレームはあまりしならず、ガットがたわむ系。
【球離れについて】
球離れは早め。
ガットがたわんであっさりスカッとボールが飛んでいきやすいです。
弾きが良い。
パーンと軽く飛ぶ。
ボールの飛びの良さ: 7.5~8/10
反発力は標準~やや強め。
飛びを抑えたいプレイヤーには向かないですが、ラクにボールを飛ばしたい方には合うと思います。
結構パワーがある。
弾きが良く反発力も強めなので、ボールスピードは出しやすいです。
【軌道について】
打球は極端に上がったり低くなったりせず、安定して中軌道辺りになりやすいです。
スピンのかけやすさ: 7~7.5/10
スピン性能は標準的。
回転量少なめのフラットショットが最も打ちやすいと思います。
かけようと思えばそこそこ回転はかかるけど、基本的にフラット系のラケットだと思う。
【スライスについて】
スライスは適度な飛距離かつ中軌道辺りのショットを打ちやすい印象。
スライスも打感が軽いと思った。
コントロール性能: 7.5~8/10
打球を狙った所に打ち込むコントロール性能は標準~やや良好辺り。
比較的パワーがあり、なおかつ球離れが早いので、とてもボールコントロールしやすいということはないですが、飛びすぎてアウトしまくりということもない感触です。
まあまあ。
操作性&取り回しの良さ: 8/10
295g/バランス325㎜なので、一般的な300g/バランス320㎜のラケットとほぼ近い操作性の印象。
特に重いとか軽いとかはないと思います。
ストローク
ガットのたわむソフトさを感じつつ、あっさり軽い打ち心地でスピーディなフラットショットをスカッと弾き飛ばせる。
ボールが楽に飛び、ボールコントロールもまあまあしやすいです。
ソフトで飛びと弾きの良いフラット系ラケット。
ただ、球離れが早く、飛ぶフラット系なので、ホールド感/球持ち感重視の方や飛びを抑えたい方、スピン系プレイヤーには向いていない。
あとミスヒットすると比較的硬いので、その点も考慮しておくと良いでしょう。
ティーファイトシリーズはパワーとコントロールのバランスを重視したシリーズですが、295に関してはパワー系寄りのラケットだと思います。
思った以上に良く飛んでくれた。
弾きヨシ!
【守備について】
反発力はしっかりあるので、走らされた際のボールの処理はカンタン。
ボレー
ストローク同様にやや柔らかめの打感で、球離れが早く、軽くボールが飛ぶ。
面の安定性も高く、打ち負けたり面ブレしたりしにくいです。
パーン!と弾く。
飛距離自体は適度で、変に飛びすぎたりしない所が良い。
サーブ
フラットサーブ⇒フルスイングすると若干飛びすぎるけど、8割位で打てば十分収まる。
ボールスピードが出やすいです。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転系サーブの変化は大きめ。
特にスライスサーブは結構曲がりやすいと思います。
ストロークよりもサーブの時の方がスライス回転のかかりが良く感じた。
そしてやはりスカッと軽くスピードボールが飛ぶ。
打感の軽さと弾きの良さが印象的
ティーファイト295は「打感の軽さ」と「弾きの良さ」が印象的でした。
ティーファイトはパワーとコントロールのバランスを重視して設計されているシリーズなので、295はどんな使用感かなと思っていましたが、先述した通りパワー寄りのモデルだと思います。
フレームのしなりはほぼなく、ガットが柔らかくたわんであっさり軽くフラットドライブを飛ばすラケット。
軽くて柔らかめの打ち心地かつ、100インチのフラットドライブ系ラケットを使いたい方にはピッタリだと思います。
テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023の価格
楽天のショップだとアミュゼスポーツが税込み約25500円で販売中。(2023年8月時点)
アミュゼは10%オフクーポンを発行している&ポイントも1500円分ほど返ってくるので、実質的には税込み約21500円くらいです。
アミュゼは無料ガットも張り上げてくれる。
ネットだと安い。
※価格やクーポンの有無状況は変動するし、ポイント還元率には個人差があるので、詳細は楽天の各ショップでご確認ください↓
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類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
テクニファイバー テンポ 298 イガ 2022
98インチ/298g/バランス320㎜のテクニファイバーの人気ラケット。
弾きの良さと軽めの打感はティーファイト295と似ていますが、テンポ298は面が小さくて振り抜きが良く、軌道低めのスピードボールを打ちやすいという所に違いがあります。
ティーファイト295の方が少し打感が柔らかく、スイートスポット広め。
テンポ298の方が振り抜きが良く、ボールコントロール性能が良い印象。
ヘッド グラビティ MP 2023
スペックが同じヘッドの人気ラケット。(100インチ/295g/バランス325㎜)
反発力は2本とも近い印象ですが、弾きの良いフラット系のティーファイトに対し、グラビティはフレームのしなる柔らかさと球持ちの良さ、スピン&コントロール性能の高さが持ち味です。
弾くフラット系のティーファイトと球持ち&スピンのグラビティ。
しなりやホールド感、回転重視、コントロール性能重視ならグラビティの方が向いている。
ヘッド ブーン MP 2024
グラビティ同様にフレームのしなる柔らかさと球持ちの良さを感じやすいヘッドの人気ラケット。(100インチ/295g/315㎜)
グラビティやティーファイト295より飛び控えめな代わりに、打感がとても柔らかく、またバランス315㎜のトップライト系なので、操作性が良いという特徴があります。
もっちり柔らかい打ち心地。
打感のソフトさと軽さ重視ならブーンがイチオシ。
4本の使用感の違いの印象は以下の通りです↓
柔らかさ⇒ブーン≧グラビティ≧295≧テンポ
弾きの良さ⇒295、テンポ≧ブーン、グラビティ
スピン性能⇒グラビティ≧295、テンポ、ブーン
コントロール性能⇒ブーン、グラビティ、テンポ≧295
操作性⇒ブーン≧テンポ≧295、グラビティ
関連まとめ記事
テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023に合うおすすめのガットの紹介
おすすめのガットを紹介していきます。
テクニファイバー ブラックコード 124
ポリの中ではだいぶ柔らかく軽めの打感、適度な飛び、まあまあ高めのスピン性能のストリング。
ソフト系のポリを張りたい方にイチオシです。
柔らかい打ち心地。
>>テクニファイバー ブラックコードのインプレ・評価・感想レビュー
テクニファイバー アイスコード 125
ポリの中では柔らかめの打感、適度な飛び感、強めのホールド感、コスパの良さが特徴の人気ストリング。
打球の軌道を抑えやすく、球持ちが良く、適度な飛び感のフラットドライブ系ポリなので、ボールコントロールがしやすいタイプです。
ブラックコードと同じソフト系ポリ。
ブラックコードはスピン系、アイスコードはフラットドライブ&コントロール系。
>>テクニファイバー アイスコードのインプレ・評価・感想レビュー
テクニファイバー エックスワンバイフェイズ 130
ナイロンの中では結構柔らかめの打感、強めの飛び、軌道低めのバウンド後に良く伸びるスピードボールの打ちやすさが特徴の大人気ストリング。
球速やノビの出しやすさを強化できるナイロンを使いたい方におすすめです。
ナイロン界屈指の人気!
テクニファイバー XR3 130
ナイロンの中ではまあまあ柔らかい打感、強めのボールの飛び、弾きの良さが特徴的なテクニファイバーの人気ストリング。
エックスワンバイフェイズと同じ柔らかく飛びの良いナイロンですが、比較するとXR3の方が少し打感が硬い代わりに、反発力とスピン性能が強くコスパが良いです。
バイフェイズは軌道低めのスピードボールを打ちやすいのに対し、XR3は少し軌道高めのスピンボールになりやすい印象。
おすすめガットランキングまとめ
柔らかい打球感を求めるならソフト系ガットがおすすめ。
弾きの良さや攻撃力をさらにアップさせたい場合は、スカッと弾いてボールスピードを上げやすいタイプも良いと思います。
テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023はこんな人におすすめ
- 柔らかく軽めの打感が好きな人
- ボールを楽に飛ばしたい人
- 弾きの良さ重視の人
- ボールスピード重視の人
- フラット系プレイヤー
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- ホールド感/球持ち感重視の人
- ラケットに強力なスピン性能を求める人
まとめ:柔らかくあっさり軽く弾くフラット系ラケット
本記事では「テクニファイバー ティーファイト 295 アイソフレックス 2023」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
ソフトで軽い打感、強めのボールの飛び、弾きの良さ、スピーディなフラットショットの打ちやすさが特徴のラケット。
柔らかくあっさり軽い打ち心地でラクに高速フラットショットを弾き飛ばしたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)