こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は「ダンロップ CX400 2021」(DUNLOP CX400 2021)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 価格をチェック
- 類似・競合ラケットの紹介
- おすすめのガットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
(※CXシリーズは2024年1月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒【新作情報まとめ ダンロップ CX 2024】)
Contents
ダンロップ CX400 2021のスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 285g |
バランスポイント | 330㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
フェイスサイズは標準的な大きさですが、重量はやや軽めの285g。
女性やジュニア・操作性重視の男性向けのスペックです。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | △ | 〇 | ◎ |
女性 | 〇 | ◎ | ◎ |
テクノロジー/予備知識
パワーグリッド ストリングテック | フェイス先端部のマス目を拡大し、中央部のマス目を密集させ、スイートエリアを拡大 |
ソニックコア | 高い反発性を発揮する素材をフェイスの2時/10時に用い、フレームの反発性と振動吸収性を高めるテクノロジー |
フレックスブースター | フレームの剛性を落とし、しなりやホールド感を高めたテクノロジー |
フレームを柔らかくしてホールド感を感じやすくし、同時にボールコントロール性能も高めた設計となっています。
ダンロップ CX400 2021のデザイン
鮮やかな赤を基調としたカッコいい系のデザイン。
フレーム厚24㎜と軽量ラケットにしてはやや薄く、スロート部は少しホッソリスッキリした見た目です。
ダンロップ CX400 2021のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 8/10
かなり柔らかめな印象。
ボールの重みはそれほど感じないあっさり軽めの打球感です。
手首や肘への衝撃は小さめ。
ガットのたわみがわかりやすいソフト系。
ボールの飛びの良さ: 8/10
反発性能は強く、ボールが楽に飛ぶ◎
ただ、ボールが吹っ飛びやすいモデルが多い軽量ラケットの中ではそこまで強烈に飛ぶ感触はなく、そこそこしっかり打ってもコート内に収まるタイプだと思います。
”飛ぶけど飛びすぎない”イメージ。
軌道は中軌道になりやすいです。
スピンのかけやすさ: 6.5/10
回転はあまりかからない印象。
主にフラットもしくは回転量少なめなフラットドライブ系の球種が打ちやすいと思います。
フラット系プレイヤー向き。
【スライスに関して】
回転はそこまでかからないものの、軌道を抑えたスライスはとても打ちやすいです。
コントロール性能: 7.5/10
コントロール性能はまあまあ。
ボールが飛びにくいガチのコントロール系には負けますが、そこまでパワフルじゃないなら振り切ってもコート内にちゃんと収まる良さがあります。
飛びすぎず飛ばなすぎずでバランスの取れた飛び感。
操作性&取り回しの良さ: 8.5/10
285gと軽くて操作性良し。
疲れにくくブンブン振っていけます。
ストローク
柔らかく軽めの打感で楽にフラット系のショットを打ち込んでいける。
操作性も良いですし、快適に振り切って打ちたい方に合っていると思います。
軽くてコントロール性能もちゃんとあるラケットを使いたい初中級~中級フラット系プレーヤーに最適な使用感。
ただ、ラケットが軽いので打球の威力やノビはまずまず。
反発力があるおかげで球速は出しやすいですが、威力を求める攻撃型の上級者にはあまり向いてないですね。
【守備に関して】
打感が柔らかいしボールも良く飛ぶのでカンタン系。
守備型プレーヤーには良い相棒になると思います。
ボレー
操作性が高くソフトな打感で、なおかつ変に飛びすぎないちょうどいい飛び性能を感じられる。
相手の打球に打ち負けやすいということもなく、かなり使いやすいタイプです。
頻繁にネットに出る人にも良さそう!
サーブ
フラットサーブ⇒ストローク同様に威力は出しにくいけど、スピードは出しやすく、コントロール性能もまあまあ。
しっかり振り切って打っても比較的サービスエリア内に収まってくれます。
軽量ラケットはサーブが飛びすぎる傾向にあるけど、これはキッチリ収まってくれる良さがある。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒打球の変化は小さめ。
回転系サーブはあまり得意じゃなさそうです。
フラット系のスピーディなサーブが魅力。
ダンロップ CX400 2021の価格
楽天のショップだとKPIやテニスジャパンが税込み約29000円で販売中。(2023年8月時点)
両方とも20%オフクーポンを発行している&ポイントも1500円分ほど返ってくるので、実質的には税込み約21500円くらいです。
テニスジャパンは無料ガットを張り上げてくれる仕様もある。
その場合は10%オフクーポンを使える。
ネットだと安い。
※価格やクーポンの有無状況は変動するし、ポイント還元率には個人差があるので、詳細は楽天内の各ショップをご確認ください↓
類似・競合ラケットの紹介
ライバルラケットを紹介していきます。
ダンロップ CX400 2024
CX400の2024年モデル。(98インチ/305g/バランス315㎜)
打感がかなり柔らかく、適度にボールが飛び、ボールコントロールもしやすい1本です。
柔らかコントロール系。
ダンロップ CX400 ツアー 2024
CX2024シリーズの主力モデル。(100インチ/300g/バランス320㎜)
ガットのたわむソフトさがわかりやすく、パワー&スピン&コントロール性能の3点とも高水準の人気ラケットです。
かなり使いやすい。
バボラ ピュアドライブ チーム 2021
ボールスピードの出しやすさと面の安定性の高さが特徴のバボラの超人気ラケット。(100インチ/285g)
球速と打ち負けにくさを重視するならピュアドライブチームの方がおすすめです。
関連まとめ記事
ダンロップ CX400 2021に合うおすすめのガットの紹介
おすすめのガットを紹介していきます。
ゴーセン ジーツアー3 123
ポリの中ではソフトで軽めの打ち心地、強めのホールド感、適度な飛び、フラットドライブの打ちやすさ、コスパ&テンション維持性能の良さが特徴的なストリング。
ゴーセンが誇る定番の柔らかホールド系ポリです。
ソフトさ重視ならジーツアー3がおすすめ。
ゴーセン G-TOUR 3 1.18㎜/1.23㎜/1.28㎜
>>ゴーセン G-TOUR 3のインプレ・評価・感想レビュー
ルキシロン アルパワー 125
ポリの中では柔らかめの打感、強めのボールの飛び、球速とバウンド後のノビの出しやすさが特徴的な大人気ストリング。
トッププロの使用率もかなり高い逸品です。
ボールスピードやノビをアップしたい方におすすめです。
高速ショットが打てる人気ポリ。
バボラ アディクション 130
ナイロンの中ではまあまあ柔らかい打感、強めのボールの飛び、弾きの良さが特徴のバボラの定番ストリング。
ボールが良く飛ぶ高反発系ナイロン。
楽に打球を飛ばせるセッティングにしたい時や、もう少し弾きが欲しい時にピッタリかなと思います。
テクニファイバー エックスワンバイフェイズ 130
ナイロンの中では結構柔らかめの打感、まあまあ強めの飛び、軌道低めのバウンド後に良く伸びるスピードボールの打ちやすさが特徴の大人気ストリング。
球速やノビの出しやすさを強化できるナイロンを使いたい方におすすめです。
ナイロン界屈指の人気!
おすすめガットランキングまとめ
CX400の持ち味である打感の柔らかさやホールド感をさらにアップしたい場合はソフト系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
ダンロップ CX400 2021はこんな人におすすめ
- 柔らかい打感が好きな人
- ボールを楽に飛ばしたい人
- 軽いラケットを使いたい人
- フラット系プレイヤー
こんな人には向いてない
- 硬い打感が好きな人
- パワフルな人
- ガンガンに回転をかけたい人
まとめ:柔らかく楽にボールが飛ぶ軽量フラット系ラケット
本記事では「ダンロップ CX400 2021」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
ソフトな打感、強めの反発性能、フラットショットの打ちやすさが特徴の軽量ラケット!
打感が柔らかめで操作性も良いフラット系の軽いラケットを使いたい初中級~中級者には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)