こんにちは~テニス歴20年の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回はドミニク・ティーム使用モデルの「Babolat Pure Strike 18×20 2019/2020(バボラ ピュアストライク 18×20 2019/2020)」のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使っているプロの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
バボラ ピュアストライク 18×20 2019/2020のスペック
Babolat Pure Strike 18×20 2019/2020
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
標準よりフェイスサイズがやや小さく5g重いスペック。
ストリングパターンは18×20でガットの目が非常に細かく設計されています。

18×20はコントロール特化型のラケットに多い仕様。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | 〇 | △ |
女性 | 〇 | △ | × |
ピュアストライクシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
☑ドミニク・ティーム(世界ランキング最高3位)
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☑キャメロン・ノーリー(世界ランキング最高41位)
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テクノロジー/予備知識
C2ピュアフィール | 振動吸収性の高い素材をフェイス部に用い、よりピュアなフィーリングを実現 |
コントロールフレームテクノロジー | ボックス形状とだ円形状を組み合わせた独自のフレームを採用し、安定性とコントロール性能を向上 |
バボラ ピュアストライク 18×20 2019/2020のデザイン
前作はホワイト×グレーでシンプルなデザインでしたが、今作は遠目で見てもピュアストライクだとはっきりわかるようなカラーリング。

ティームが複数ある候補から「最も気持ちがたかぶる」という理由で選んだのがこのデザインなんだとか。
18×20ですので、マス目がぎっしり詰まってる感があります。
バボラ ピュアストライク 18×20 2019/2020のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7/10
硬すぎず柔らかすぎずな印象。
球離れは少し早いものの、ボールの重さはそこそこ感じます。

ガットがボールをグッと掴んでボンッ!と打ち返してくれるイメージ!
硬さはそんなに無いかな。
ボールの飛びの良さ: 7/10
飛ばないモデルが多い「コントロール系ラケット」の中では比較的飛んでくれる仕様。
勿論楽ちんにボールが飛ぶようなことはないので力のあまりない方にはおすすめしませんが、コントロール系でもしんど過ぎない飛びの良さが欲しい方にマッチしていると思います。

パワーアシストが少しあって超大変じゃないところが良かった。
スピンのかけやすさ: 6.5/10
引っ掛かり感はあまりなく、スピンやスライスはあまりかかりません。

ガットの目が細かいからこれは仕方ない。
シンプルにボールを厚く押し込むスイングでフラットやフラットドライブを低軌道で打ち抜いていく使い方が向いていると思います。
コントロール性能: 9/10
飛距離やコースの調整が非常にやりやすい◎
コントロール系が好きな方には申し分ない性能です。

打感がクリアで手に伝わってくる情報が多い!
操作性&取り回しの良さ: 6.5/10
標準より5g重いので、その分操作性はやや低め。
男性、もしくは鍛えている女性推奨です。
ストローク
適切な打点で振りぬけると、思った通りのコースに収まりの良いフラットドライブが打てる\(^o^)/
パワーアシストが効いてスピードも出るし、バウンドの伸びも素晴らしいです。

65キロ以上の中上級~上級レベルの方なら、高いコントロール性能と少しのパワーアシストの両方の恩恵を受けられると思う。
ただ、力が弱かったり毎回適切な打点で打てないとミスが増えてラケットの良さが出ない可能性アリ。
175cm/60キロ位であまりパワフルでない私にとっては、軽く打つと飛ばなくて、一生懸命打つとアウトになるというジレンマに陥りましたw(;’∀’)

パワー感が合ってないとこうなる‥‥。
もう少しパワーがあればちょっとラクが出来るコントロール系ラケットとしてマッチしただろうな~。
【守備に関して】
走らされた際に当てるだけで楽々返球可能というわけではないですが、ある程度のパワーアシストはあるので、大変な感じはナシ。
ボレー
ボールが飛び過ぎず飛ばなすぎずでとてもバランスの取れた印象。
打感が硬くないのも相まってストレスなくボールをコントロールして相手コートに沈められます。
サーブ
スピンサーブやスライスサーブは正直打球の変化が小さめ。
あまり曲がったり跳ねたりしません。

ストロークと同様。
一方でフラット系のサーブはとても収まりが良く、コントロールしやすく、スピードも出やすい◎
ガンガン振っていきたい方に好まれる味付けだと思います。
類似・競合ラケット
☑Tecnifibre T-Fight 305 RS
ピュアストライク同様に”超コントロール系ラケットの中では少しボールが飛びやすいモデル”。
使用感は結構似ていますが、ストリングパターンが18×19なので若干ピュアストよりも回転が掛けやすいのと、バランスが5㎜トップ寄りな分遠心力を利かせやすくなっています。

トップヘビーなラケットが好みなら305 RSの方が良いかも。

バボラ ピュアストライク 18×20 2019/2020はこんな人におすすめ
- パワフルな人
- コントロール志向な人
- フラット~フラットドライブ系プレーヤー
- ティームモデルを使ってみたい人
こんな人には向いてない
- 力のあまりない人
- ガッツリ回転をかけたい人
- ボールを楽に飛ばしたい人
まとめ:バツグンのコントロール性能を持つティエムモデル
本記事では「Babolat Pure Strike 18×20 2019(2020)」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

高いコントロール性能と少しのパワーアシストがあるティエムお墨付きのラケット!
「コントロール系ラケットが好きだけど飛ばなすぎて硬いのはツラい」という中上級~上級者には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)