こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回は、Tecnifibre(テクニファイバー)社40周年記念で作られた「テクニファイバー TF40 305 2019」のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- 合いそうなおすすめのガット・ストリングの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
(※TF40シリーズは2024年に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ TF40 2024)
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
テクニファイバー TF40 305 2019 TFR4001
Contents
テクニファイバー TF40 305 2019のスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 21.7㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
発売日 | 2019年8月 |
標準よりやや重く、フェイス面積が小さいスペック。
フレームの厚さは21.7㎜と結構薄めで、バランスポイント(重心)は標準より5㎜ほどラケットヘッド寄りのトップヘビー系ラケットです。
トップヘビーはサーブやストロークの際に遠心力が効かせた強力なハードヒットがしやすいという特徴がある。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
テクノロジー/予備知識
ダイナコア XTC | 適度なしなりを生み、衝撃を減らして快適な打球感を実現するカーボンを採用 |
RS SECTION | シャフト形状を薄く立体的にし、安定性を向上させた |
XTENSE B/G | アイレットを長くし、交差部分を広げることで、スイートスポットを拡大 |
テクニファイバー TF40 305 2019のデザイン
フランス国旗を彷彿とさせるカラー。(テクニファイバーはフランス系企業)
中々おしゃれなデザインだと思います( ̄▽ ̄)
フレーム厚21.7㎜なんでそこそこ薄さは感じますね。
テクニファイバー TF40 305 2019 TFR4001
テクニファイバー TF40 305 2019のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7.5/10
やや柔らかめでストリングのたわみとフレームのしなりを感じる心地よい打感。
ボールを潰している「バコッ」とした感じはあるんですが、衝撃は少なめです。
ガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)が強くて心地よい。
ボールの飛びの良さ: 7.5/10
そこそこ強めの飛び性能。
ボールが飛びにくい18×20の薄ラケの中では上位クラスの飛びの良さです。
パワフルな人だとちょっと飛び過ぎるかもしれないけど、一般的な筋力の人にはちょうど良いパワー感だと思う。
スピンのかけやすさ: 7.5/10
回転もしっかりかかってくれます。
引っ掛かり感的なものはないですが、フラットドライブ位なら全然余裕な感じ。
厚く当てて押し込んだフラットも、ちゃんと回転をかけたフラットドライブもどちらも打ちやすい。
コントロール性能: 8/10
しっかり振っていってもコートに収まってくれる安心感があり、ホールド感も感じられます。
ただ、そこそこボールが飛んでくれるタイプですので、パワフルプレーヤーがフラットでガンガンバコるのはそれほど向いてないかなと。
操作性&取り回しの良さ: 7/10
標準よりちょっとだけ重く重心もヘッド寄りですので、少しだけ取り回しはしにくいです。
ストローク
フラットもフラットドライブも良い感じにパワーアシストが効いてくれて球威が出る◎
コントロール性、回転量、ホールド感の3点のバランスが良く、打感も柔らかくてこれといった欠点がない”隠れた名機”って感じです。
18×20でここまで使いやすいラケットはそうそうない。
スペック的には完全に上級向けっぽいけど、中級~中上級者が最も合うはず。
305gかつトップヘビー系の重さを気にしない方であれば、使いにくいと感じる人は少ないのではないかと思います。
【守備に関して】
走らされた際もパワーアシストが効いてくれてまあまあラク。
硬くて飛ばないといったこともないので、大変さはない印象です。
バックハンドスライスの軌道の高さ調整もしやすかった!
ボレー
柔らかくて飛んでくれるので、扱いやすい部類。(少し重いので取り回しにくさはあるけど)
ちゃんと面を作って当てられる方なら難しさは感じないと思います。
サーブ
スピンサーブやスライスサーブの変化はそれほど大きくなかった印象。
一方、厚く当てて振りぬいたフラットサーブはスピードが出てなおかつサービスエリア内によく収まり、バウンド後のノビも素晴らしいです。
フラット気味のサーブを打つ人によりおすすめしたい。
テクニファイバー TF40 305 2019 TFR4001
類似・競合ラケット
ライバルラケットを紹介していきます。
テクニファイバー TF40 305 16×19 2022
16×19のストリングパターンを採用したTF40の2022版。
2019のホールド感の強さは継承しつつ、より詰まった打球感とスピン性能の高さが感じられるタイプです。
とても人気のテクニファイバーのコントロール系。
>>TF40 305 16×19 2022 インプレ 評価 レビュー
テクニファイバー T-Fight 305 RS
テクニファイバーの主力モデル「ティーファイト」の98インチ/305g/バランス325㎜のモデル。
TF40 305よりもこちらの方が少し飛びと回転量が抑えられていてコントロール性能が高い印象です。
テクニファイバー テンポ 298 イガ 2022
やや軽く、面が小さくて振り抜きやすい人気モデル。(98インチ/298g/バランス320㎜)
球離れが良く、あっさりスカッとスピードショットが打てるラケットです。
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テクニファイバー TF40 305 2019に合うおすすめのガット・ストリングの紹介
打球の威力とバウンド後のノビを重視するなら、ボールスピード特化系ガットがおすすめ。
楽にボールを飛ばせるセッティングにしたいなら高反発系のガットも良いと思います。
テクニファイバー TF40 305はこんな人におすすめ
- ややボールが飛んでくれるコントロール系ラケットが欲しい人
- フラットドライブ系ストローカー
- 柔らかい打感が好きな人
- ホールド感を重視する人
こんな人には向いてない
- 超パワフルな人
- ガンガン回転をかけたい人
- 軽いラケットを使いたい人
まとめ:癖が少なくて扱いやすいコントロール系ラケット
本記事では「テクニファイバー TF40 305 2019」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
柔らかな打感、程よいスピン性能&コントロール性能&ホールド感を持つラケット!
中級以上のそこそこ振っていける方には「コントロール性能」と「ボールの飛び」のバランスの良さを感じられると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
テクニファイバー TF40 305 2019 TFR4001
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)