こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回はTecnifibre(テクニファイバー)社40周年記念で作られた「テクニファイバー TF40 315 2019」のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 類似・競合ラケットの紹介
- 合いそうなおすすめのガット・ストリングの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
5分位で読み終わるよ~。
(※TF40シリーズは2024年に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方はコチラの記事をご覧ください⇒新作情報まとめ TF40 2024)
テクニファイバー TF40 315 2019 TFR4000
Contents
テクニファイバー TF40 315 2019のスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 315g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 21.7㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
発売日 | 2019年8月 |
標準より重く、フェイス面積が小さいスペック。
フレームの厚さは21.7㎜と結構薄目となっています。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | ◎ | 〇 | △ |
女性 | 〇 | △ | × |
テクノロジー/予備知識
ダイナコア XTC | 適度なしなりを生み、衝撃を減らして快適な打球感を実現するカーボンを採用 |
RS SECTION | シャフト形状を薄く立体的にし、安定性を向上させた |
XTENSE B/G | アイレットを長くし、交差部分を広げることで、スイートスポットを拡大 |
テクニファイバー TF40 315 2019のデザイン
フランス国旗を彷彿とさせるカラー。(テクニファイバーはフランス系企業)
中々おしゃれなデザインだと思います( ̄▽ ̄)
テクニファイバー TF40 315 2019 TFR4000
テクニファイバー TF40 315 2019のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。
打感の柔らかさ: 7.5/10
やや柔らかめな打感。
ガットがボールを掴むホールド感がかなり強く心地良いです。
ホールド感が好きな人にはたまらんと思う。
「バコッ」という低めの打球音がするのもTFシリーズの特徴の一つ。
ボールの飛びの良さ: 6.5/10
やや控えめな飛び。
適当に打つと浅いボールになってしまうので、しっかりと押し込んでスイングしていく必要があります。
スピンのかけやすさ: 6/10
スピンアシストはほぼナシ。
打つショットはクリーンヒットしたフラット系が主になるかと思います。
スライスは結構回転がかかってくれるんだけど、飛びが控えめなこともあって回転を掛けることに注力すると全然飛距離が出ないから注意。
コントロール性能: 9~9.5/10
コントロール性能はとても高いです。
コースと飛距離の調整がしやすく、フラット系で上手く打ちぬければ思った通りのショットになりやすいです。
さすがテクニファイバーのコントロール系最上位機種。
操作性&取り回しの良さ: 6/10
バランスポイントが標準より10㎜ほど手元よりのトップライト系ラケットとはいえ、315gあるんでかなり重いですw
いつも300gのラケットに慣れている私としては、ちょっとキツイ感じでした。
パワーのある方向け。
ストローク
やや柔らかな打感と強めのホールド感を感じつつ、ラケットにボールに厚く当てて押し込んで打つフラットショットが最高\(^o^)/
打感、球威、コントロールの3つとも完璧!
欠点としては、重くて振るのが大変なのと回転系のショットで飛距離が出にくい点。
フラット系パワーヒッターならこの欠点を克服できるので、かなり使いやすいと思います。
【守備に関して】
走らされた際に返球するのは中々大変です(ボールが飛びにくい&重い)
ただ打感が硬くないのでその点は良かったですね。
ボレー
ボレーはコントロールがしやすいです。
楽にボールが飛ぶという事はないですが、押したら押しただけ飛んでくれるので意図せぬアウトを防げます。
余計なパワーアシストはいらないという場合に使い勝手良し。
サーブ
フラットサーブは重さがある分かなりスピードが出て収まりも良いです。
強いホールド感によるコントロール性もピカイチ。
回転系サーブは回転はかかるっちゃかかりますが、ラケット自体にパワーがあまりないのでスピードが出ませんでした(筋力不足)
力があってバンバン振り切れるなら回転系サーブも活きてくると思います。
テクニファイバー TF40 315 2019 TFR4000
類似・競合ラケット
☑テクニファイバー TF40 305 16×19 2022
TF40 305の2022モデル。
非常にソフトな打ち心地でボールコントロールしやすいラケットが良いならTF40の方がおすすめです。
ホールド感バツグン。
>>TF40 305 16×19 2022 インプレ 評価 レビュー
☑Tecnifibre T-Fight 305 RS
”超コントロール系ラケットの中では少し飛んでくれるタイプ”であり、TF40 315より少しだけパワーと回転量があります。
TF40 315だとちょっとだけハードっぽいな~って場合にはマッチするはず。
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テクニファイバー TF40 315 2019に合うおすすめのガット・ストリングの紹介
少し飛び抑えめなタイプなので、ポリでもナイロンでも反発力のあるガットと組み合わせると扱いやすさがアップするかなと。
一発の威力をさらに底上げできるボールスピードを上げやすいガットと組み合わせても良いと思います。
テクニファイバー TF40 315 2019はこんな人におすすめ
- パワフルな人
- コントロール志向な人
- 柔らかい打感が好きな人
- フラット系プレーヤー
- ホールド感を重視する人
こんな人には向いてない
- パワーのあまりない人
- グリグリスピンを打ちたい人
- 楽にボールを飛ばしたい人
まとめ:ホールド感と高いコントロール性能を持つフラット系ラケット
本記事では「テクニファイバー TF40 315 2019」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。
やや柔らかな打感、強めのホールド感、高いコントロール性能が特徴のフラット系ラケット
ホールド感とコントロール性能を重視するパワフルな中上級~上級プレーヤーには向いていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
テクニファイバー TF40 315 2019 TFR4000
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)