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プリンス X 98 ツアー 2024 インプレ 評価 感想レビュー

テニスラケットインプレ

こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/

今回は「プリンス X 98 ツアー 2024」(PRINCE X 98 TOUR)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。

 

本記事の内容

  1. スペックの紹介
  2. 使われているテクノロジーをサクッと解説
  3. 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
  4. 類似・競合ラケットの紹介

 

☑筆者情報

  • テニス歴20年以上
  • ラケット試打数&購入数合計200本以上
  • ガットインプレ数100種以上
  • 週末プレイヤー
  • ツイッター(@tennis_torasan

スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、

  • このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
  • ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方

はご覧ください(‘ω’)ノ

結論は、

「柔らかく球持ちの良い打感、適度な反発力、球威&ノビの出しやすさ、優れたボールコントロール性能、ノビのあるフラットサーブ&スライスの打ちやすさが特徴的なラケット」

です。

では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。

 

 

 

プリンス X 98 ツアー 2024のスペック

「プリンス X 98 ツアー 2024」

フェイスサイズ 98平方インチ
重さ 305g
バランスポイント 315㎜
フレーム厚 25-24-23㎜
ストリングパターン 16×19

98インチ/305g/バランス315㎜のXシリーズの最上位モデル。

前作のX97ツアーは97インチ/310g/バランス310㎜だったので、大きくスペック変更されています。

扱いやすいスペックに調整された。

<適正表>

上級者 中級者 初級者
男性
女性

テクノロジー/予備知識

ツイストパワーテクノロジー スロート部をねじらせ、フォアとバックで異なる性能を引き出すテクノロジー
トリプルチューブテクノロジー 3つのチューブをフレーム内部に搭載したテクノロジー

今作から新たにチューブ内に新素材コアを注入し、面の安定性を高め、うちごたえのある詰まった打球感も実現

テキストリーム×トワロン 球持ち感、球速のアップ、振動吸収に役立つハイブリッド素材
ATS テキストリーム×トワロンをシャフト部、フレームの10時、2時に使用し、打球のコントロール性能をアップ

フォアとバックを打った時に最大11%しなりに差が出る特殊なスロートを採用したXシリーズのラケット。

フォア面では強い弾きを、バック面ではしなりによる伸びのある打球を打てる設計となっています。

右利きと左利きで性能が変わるから、左利きバージョンも売り出されている。

さらに、チューブ内に新素材コアを注入し、面の安定性を高め、打ちごたえのある詰まった打球感も実現しています。

チューブ内にコアを入れているのはシリーズ内でX100ツアーとX98ツアーのみ。

解説動画

 

>>新作情報 X 100/98 ツアー テクノロジー ラインナップまとめ

プリンス X 98 ツアー 2024のデザイン

メタリックネイビーブルーの美しいデザイン。

シャフトはXシリーズ特有の「ねじれ」があります。

 

 

 

 

プリンス X 98 ツアー 2024のインプレ・評価・レビュー

次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。

打感の柔らかさ: 8/10

柔らかめの打感。

振動吸収性が良く、適度にフレームがしなるソフトさを感じやすいです。

Xシリーズ全般で言えることだけど、前作よりもだいぶ柔らかい打ち心地になっていると思う。

Xシリーズは「フォアは硬く弾き、バックはしなりによるホールド感を感じやすい設計」がコンセプト。

ただ、X98ツアーはフォアも十分柔らかいしなり感が感じられると思います。

「中身の詰まった打感」も感じやすい。

球離れについて

球離れはややゆっくりめ。

しなりによるホールド感/球持ち感を感じやすい印象です。

柔らかホールド系。

ボールの飛びの良さ: 7.5~8/10

反発力は適度。

飛びすぎず飛ばなすぎず、ちょうど良いパワー感だと思います。

球持ちが良く、少しボールを押して運べる感じがするから球威やバウンド後のノビは出しやすい。

軌道について

打球は低~中軌道辺りの直球になりやすいです。

やや低めの直線系。

スピンのかけやすさ: 7.5/10

スピン性能は標準的。

フラット~フラットドライブ辺りのショットが最も打ちやすいです。

フラットドライブ系。

スピン重視ならX100X100ツアーの方が向いている。

スライスについて

スライスはフレームのしなりを感じ、柔らかく球持ちの良い打感でボールを乗せて運べる感じが強く、バウンド後にスーッと伸びていく低~中軌道ショットを打ちやすい。

Xシリーズの持ち味である「ノビのあるスライスの打ちやすさ」をバッチリ体感しやすいと思います。

スライスは打感も球質も本当に良い感触。

気持ち良く伸びていく。

コントロール性能: 8~8.5/10

打球を狙った所に打ち込むコントロール性能はかなり良い。

球持ちが良く、打球の軌道を抑えやすく、飛び感が適度なフラットドライブ系なので安定してコースを狙いやすいと思います。

ボールコントロールしやすい。

操作性&取り回しの良さ: 7.5/10

標準的なスペックなので、特に違和感ナシ。

ストローク

柔らかく球持ちの良い打感を感じつつ、安定して軌道低めのフラットドライブを配球しやすい。

球威とバウンド後のノビも出しやすく、ラケット自体のパワーもまあまあ備えているので、ガッツリ打ち抜いた時には強力な打球になりやすいと思います。

意図せぬアウトをしにくいから、安心して振り切れる感触。

威力のあるショットをコントロールしやすい。

スーッと伸びていく軌道低めのスライスの打ちやすさもピカイチ。

ただ、スピン性能はそこそこなので、グリグリスピンを展開したいならあまり向いていない。

あと98インチなので、ある程度ボールをラケットの芯で捉えられる技術は必要だと思います。

ソフトなコントロール系98インチという感じ。

特殊なフレーム形状ではあるけど、クセは少ないから結構使いやすく感じるプレイヤーは多そう。

守備について

走らされた際のボールの処理は難しすぎずカンタンすぎずといったところ。

98インチなのでX100X100ツアーなどの100インチより難易度は上がりますが、そこそこパワーがあるので、飛ばなすぎてシビアということはないと思います。

ボレー

ボレーはボールが飛びすぎず、打球をしっかりコントロールしやすい印象。

やはりスイートスポットの広さ的には100インチのモデルより技術が必要だと思いますが、普段98インチを難なく使えているなら問題ないと思います。

ボールコントロールしやすく感じた。

サーブ

フラットサーブ⇒フラットサーブは球威&バウンド後のノビ&サービスエリア内への収まりが非常に良い。

ガッツリ強打して強力なフラットサーブを叩き込みたい方にイチオシです。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転系サーブの変化はそこそこ。

自分で回転をかけた分だけ曲がったりハネたりすると思います。

フラットサーブの打ちやすさが魅力。

フォルトしにくいし、威力もノビもあってかなり良かった。

 

 

 

類似・競合ラケットの紹介

ライバルラケットを紹介していきます。

プリンス X100 ツアー 2024

100インチ/300g/バランス320㎜のバージョン。

98ツアーより打球のコントロール性能が低い代わりに、反発力、弾き、スピン性能が強く、ラクにパワフルスピンボールを打ちやすい1本です。

パワー&スピン重視ならX100ツアーの方が向いている。

プリンス X 100 ツアー 2024 インプレ 評価 感想レビュー ノビのあるスライス
「プリンス X 100 ツアー 2024」(PRINCE X 100 TOUR)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

プリンス ファントムグラファイト 97 300g 2022

ファントムグラファイトシリーズの97インチ/300g/バランス320㎜のモデル。

球威や反発力は少しX98ツアーに負けますが、より打感が柔らかく、打球のコントロール性能が良く、振り抜きの良さも感じやすい1本です。

柔らかホールド系97インチ。

大人気。

プリンス ファントム グラファイト 97 300g 2022 インプレ 評価 レビュー 神ラケ
「プリンス ファントム グラファイト 97 300g 2022」(Prince Phantom Graphite 300g 2022)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ウィルソン ブレード 98 16×19 V9 2024

ウィルソンの人気シリーズ「ブレード」の98インチ/305g/バランス320㎜のモデル。

X98ツアーより少しパワーが控えめな代わりに、打球のコントロール性能が良い印象です。

軌道低めの直球を打ちやすい。

X98ツアーより少しトップヘビーなスペックだから、球威やノビも出しやすいと思う。

ウィルソン ブレード 98 16×19 V9 2024 インプレ 評価 レビュー 定番のコントロール系
「ウィルソン ブレード 98 16×19 V9 2024」(WILSON BLADE 98)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

関連記事まとめ

2024年発売のテニスラケットまとめ

プリンス X 98 ツアー 2024はこんな人におすすめ

  • 柔らかく球持ちの良い打感が好きな人
  • 適度な飛び感を求める人
  • ボールコントロールのしやすさ重視の人
  • 球威やノビ重視の人
  • スーッと伸びていくスライスの打ちやすさ重視の人

こんな人には向いてない

  • スピン性能重視の人
  • スイートスポットの広さ的に98インチが難しく感じる人

まとめ:適度なパワーを備えたボールコントロールしやすい98インチ

本記事では「プリンス X 98 ツアー 2024」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

柔らかく球持ちの良い打感、適度な飛び感、球威やノビの出しやすさ、ボールコントロールのしやすさ、スライスの打ちやすさが特徴的なラケット!

適度な反発力があり、ボールコントロールしやすく、ノビのあるスライスを打ちやすい柔らかめのラケットを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。

では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。

今回解説したテニス用品一覧

 

 

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