トップライト系のテニスラケットが欲しいけど数が多くてどれがいいのかわからない‥‥。
どのラケットがおすすめ?
今回は、「おすすめのトップライト系テニスラケット」を10本、実際の使用感と共に紹介していきます。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
トップライト系はバランスポイント(重心)が標準よりグリップ寄りにあり、ラケットヘッドに重さを感じにくいので、スイングしやすくボレー時の操作性も良いといった特徴があります。
自分からブンブン振っていきたいプレイヤーに人気のタイプ。
快適な操作性。
ラケットを200本以上打った中で「これは良い!」と感じたトップライト系を厳選したので、おすすめのトップライト系を知りたい方はご覧ください。
スイングしやすい!
Contents
- 1 2024最新 おすすめの人気トップライト系ラケットランキングTOP10
- 2 まとめ:トップライト系ラケットで快適なスイングを!
2024最新 おすすめの人気トップライト系ラケットランキングTOP10
どれも非常に人気の高いトップライト系のテニスラケットです。
第1位 プリンス ファントム 100 2024
「プリンス ファントム 100 2024」(Prince Phantom 100)
主なスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 20-22-20㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5~8/10 |
プリンスの人気薄ラケシリーズ「ファントム」の主力モデル。
超柔らかく球持ちの良い打感、適度な飛び感、優れたスピン&コントロール性能、球速とバウンド後のノビの出しやすさが特徴的なトップライト系です。
トップクラスにソフトでホールド感の強い打感かつ、飛び出していく打球には勢いがあり、スピーディで伸びのあるショットになりやすいです。
普通は柔らかホールド系だと球速がゆっくりになる傾向にあるけど、ファントム100は結構スピードが出る。
適度なフレームのしなりやガットのたわみがありつつ、そこからの復元力/戻りが極めて強い感じがして、打ち出す打球にパワーが乗る感じがします。
ラケットがボールをグッとホールドした後、勢いよく飛ばす印象。
反発力は適度にあり、スピン性能はまあまあ、低軌道フラットドライブのコントロール性能も優秀。
今回紹介するラケットの中ではパワー&スピン&コントロールのどれかに極端に振り切っているような感じはないですが、性能バランスの良い超柔らかラケットを使いたいならかなりおすすめです。
とてもソフトなプリンスの万能100インチ!
美しいデザインも最高!
1位!
ファントム100にソフトさ&パワー&スピード&ノビは負けますが、より振り抜きが良くスピン性能が高いO3タイプも人気があります。(100インチ/310g/バランス310㎜)
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第2位 バボラ ピュアアエロ 98 2023
「バボラ ピュアアエロ 98 2023」(BABOLAT PURE AERO 98 2023)
スペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21~23㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 7~7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
適度な反発力、弾きの良い打感、球速の出しやすさ、ボールコントロールのしやすさが特徴のバボラの超人気の98インチ/トップライト系ラケット。
スカッと軌道低めの高速フラットドライブを相手コートに叩き込みやすいです。
球離れが良い。
飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良いパワー感なので、意図せぬアウトはしにくく、安心して強打できる良さがあります。
ガツガツ打てるプレイヤーほど良さを引き出せるラケット。
打感のソフトさを求める方には向いていないと思いますが、高速フラットドライブをコントロールして展開できる98インチを欲しい方にはおすすめです。
バボラの人気のトップライト系!
2位!
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第3位 ウィルソン クラッシュ 100 V2.0 2022
「ウィルソン クラッシュ 100 V2.0 2022」(Wilson Clash 100 V2.0 2022)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
「最高レベルの打感の柔らかさとフレームのしなりやすさ」で有名なウィルソンの人気のトップライト系ラケット。
100インチ/300g前後のラケットの中ではトップクラスにソフトでもっちりとした打ち心地のモデルです。
スイングが速かろうが遅かろうが関係なくソフト。
柔らかくしなる心地良さを存分に体感したいなら間違いないシリーズ。
また、ホールド感(球持ち感)も非常に強く、ガットとボールの接地時間がかなり長い。
通常しなりが強いラケットはボールが飛びにくくなる傾向にありますが、クラッシュはしなりと飛びを両立させていて、まあまあ反発力は強く、ボールの飛びは良好です。
中軌道のフラットドライブショットになりやすい。
295gとやや軽量かつバランスポイント(重心)が標準より10㎜程度グリップ寄りのトップライト系ラケットなので、スイングしやすい操作性に優れている所もメリットです。
しなる柔らか100インチという点でファントム100と似ている。
比較するとファントムの方がスピン&コントロール&スピード性能が良く、クラッシュの方がホールド感が強くて操作性が良い。
打感が超柔らかく、フレームがよくしなり、飛びも良好なスイングしやすいトップライト系ラケットを使いたい方にイチオシです。
柔らかく良くしなるウィルソンのトップライト系ラケット!
3位!
数量限定の全仏オープンカラー、全米オープンカラーもあります↓(通常版とはデザインのみの違い)
もっと軽い方が良いなら、280g/バランス315㎜の「クラッシュ100L」がおすすめです。
ウィルソン クラッシュ 100L V2.0 WR074311
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第4位 ヨネックス イーゾーン 98 2022
「ヨネックス イーゾーン 98 2022」(YONEX EZONE 98 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23.5-24.5-19.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7.5~8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
非常に人気の高いヨネックスのパワー系シリーズ「イーゾーン」の98インチ/トップライト系。
ピュアアエロ98同様に球速がかなり出しやすく、スカッとスピードボールを打ちやすいラケットです。
圧倒的なスピード感。
打感はやや柔らかく、あっさり軽めにボールを弾き出す打ち心地。
飛びがまあまあ強い分ピュアアエロ98にコントロール性能は負けますが、ボールを飛ばしやすい方が良いならピッタリだと思います。
ピュアアエロ98よりもパワーがある。
飛ぶタイプではあるので筋肉質なパワーヒッターにはそんなに向いてないですが、スピードボールを叩き込みたい攻撃型ストローカーにはかなりおすすめです。
ボールスピード重視ならイチオシ!
4位!
ブラックカラー版「2024 アクアナイトブラック」や龍のデザインが特徴的な「OSAKA EZONE」もあります。(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは2022版と同じ)
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第5位 ヘッド ブーン(BOOM)MP 2024
「ヘッド ブーン MP 2024」(HEAD BOOM MP 2024)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
非常に柔らかい打感と適度なボールの飛び、高めのボールコントロール性能が特徴のラケット。
バランス(重心)が標準より5㎜程度グリップ寄りのトップライト系であり、スイングしやすくボレー時の取り回しがかなりしやすいタイプです。
デザインは可愛らしいミントブルーを基調としていて、女性に人気。
スイートスポット広めでミスしにくく、飛びも丁度良い。
ホールド感(球持ち感)が強く、ボールを乗せて運べる感触が心地良いです。
飛びとコントロール性能のバランスが良い。
アウトしにくく狙った所に打ちやすい。
ストロークは中軌道のフラットドライブが打ちやすい印象。
トップライト系特有の操作性の高さと柔らかな打感、飛びとコントロール性能のバランスの良さを重視する方におすすめです。
取り回しやすさがバツグンの柔らか系ラケット!
デザインも最高!
5位!
ホワイト&ミントカラー版「オルタネイト」もあります。(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは両方同じ/グリップサイズは通常版が2&3、オルタネイトが1&2のラインナップ)
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第6位 ウィルソン シフト 99 V1.0
「ウィルソン シフト 99 V1.0」(WILSON SHIFT 99 V1.0)
スペック
フェイスサイズ | 99平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5/10 |
柔らかく球持ちの良い打感、適度なボールの飛び、良好なスピン&コントロール性能が特徴のウィルソンの人気のトップライト系。
99インチ/300g/バランス315㎜の少し特殊なスペック。
「フレームのしなりによるソフトさ、トップライト系で振り抜きやすい、300g以下」という点はクラッシュやブーンと共通。
ただ、シフトは3本の中では最も重量があり、回転のかかりが良く、コントロール性能が高い印象です。
一番柔らかいクラッシュ、軽くて振りやすいブーン、スピン&コントロール性能が良好なシフトという感じ。
パワー&スピン&コントロール性能のバランスが良く、打感が柔らかいトップライト系を使いたい方におすすめです。
バランスの良いソフトなトップライト系!
6位!
数量限定の全仏2024カラー版や全米2024カラー版もあります(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは通常版と同じ)
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第7位 ウィルソン プロスタッフ X V14.0
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 315g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
ウィルソンの象徴的シリーズ「プロスタッフ」の100インチ/315g/バランス310㎜のトップライト系。
非常に柔らかくホールド感強めの打感、適度な飛び、ボールコントロールのしやすさ、重量を活かしたヘビーフラットドライブの打ちやすさが特徴的です。
重さに加えてある程度ボールを飛ばすパワーも兼ね備えているから、ストロークやサーブ時の球威&バウンド後のノビがピカイチ。
プロスタッフはクリーンヒットした時にスイートスポットがピンポイントでたわむ心地良い打感”ポケットフィーリング”が有名ですが、Xは100インチあるおかげでその範囲が広い。
割と面の広範囲でポケットフィーリングを感じやすいです。
丸みを帯びたフレーム形状だから、スイートスポット自体も広いと思う。
振動・衝撃少なめ。
軽さ重視の方には向かないですが、ソフトでホールド感強めの打感を味わいつつ、重さを活かした球威とノビのあるヘビーフラットドライブを展開したい方にはおすすめです。
気持ち良い打感で威力のある打球を打ちやすい!
7位!
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第9位 ダンロップ CX200 2024
「ダンロップ CX200 2024」(DUNLOP CX200 2024)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ダンロップの人気コントロール系シリーズ「CX」の主力モデル。
非常に柔らかい打感と強めのホールド感、ボールコントロールのしやすさが特徴的なトップライト系です。
フレームがしなり、ガットがたわみ、ソフトさを感じやすい。
球持ちが良く、ボールとガットの接地時間が長い。
反発力は適度にあり、回転のかかりもまあまあ良好。
低~中軌道低のフラットドライブやスピンショットを安定して配球しやすいです。
パワー&スピン&コントロールのどれかに特化した感じはしないですが、性能バランスの良いコントロール寄りのソフトな98インチを使いたい方におすすめです。
ダンロップの定番のコントロール系!
9位!
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第10位 プリンス ファントムグラファイト 107 2024
スペック
フェイスサイズ | 107平方インチ |
重さ | 305g |
フレーム厚 | 21.5-20-17.5㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7~7.5/10 |
プリンスの伝統的シリーズ「ファントムグラファイト」の107インチ/305g/バランス310㎜のトップライト系モデル。
非常に柔らかく球持ちの良い打感、適度な反発力、優れたスピン&コントロール性能、スイートスポットの広さが特徴的な1本です。
デカラケ特有のガットのたわみ+ファントムグラファイト特有のフレームのしなりによってとてもソフトな打ち心地。
グロス塗装が施されたスーパーカッコいいデザイン。
一般的にデカラケはフレームが厚めに設計されがちですが、ファントムグラファイト107はフレーム厚20㎜前後とかなり薄く、ボールの飛びすぎを抑えやすく、打球をコントロールしやすい。
球持ちもかなり良く、ガットがボールをホールドしてから運べる感じが強くて、ボレーでもストロークでも狙った所にショットを配球しやすいです。
スイートスポットが広いから、ミスヒットが激減する。
安心感がある。
面が大きいので振り抜きの良さ重視の方には合わないですが、打感が超柔らかくてボールコントロールしやすく、スイートスポットが広いトップライト系ラケットを使いたい方にはおすすめです。
プリンスが誇る珠玉の名作。
柔らかい!
10位!
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まとめ:トップライト系ラケットで快適なスイングを!
本記事では、おすすめのトップライト系ラケットをランキング形式で紹介してきました。
フルスイングしやすく、操作性の良い人気のラケット達。
ぜひ好みに合ったトップライト系ラケットを選んで楽しくテニスをしていただければと思います。
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
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ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧