
ホールド感の強いしなるテニスラケットが欲しいけど数が多くてどれがいいのかわからない‥‥。
どのラケットがおすすめ?
今回は、「フレームが良くしなりホールド感が強いおすすめのテニスラケット」を10本、実際の使用感と共に紹介していきます。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
フレームのしなりが強いラケットはガットとボールの接地時間を長めに感じられ、ボールコントロールがしやすいといった特徴があります。

ガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)が強く、気持ち良い打ち心地。
ラケットを100本以上試打した中で「これは良い!」と感じた”しなるホールド系”を厳選したので、参考にしていただければ幸いです。

ホールド感強め!
というわけで、さっそく紹介していきます。
Contents
- 1 2023最新 ホールド感が強くしなりやすいおすすめ硬式テニスラケットランキング10
- 2 まとめ:しなりとホールド感を存分に体感しよう!
2023最新 ホールド感が強くしなりやすいおすすめ硬式テニスラケットランキング10
どれも非常に人気の高いしなるホールド系テニスラケットです。
第1位 ウィルソン クラッシュ 100 V2.0 2022
「ウィルソン クラッシュ 100 V2.0 2022」(Wilson Clash 100 V2.0 2022)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
「最高レベルのフレームのしなりやすさと打感の柔らかさ」で有名なウィルソンの人気ラケット。
ホールド感が強く、ガットとボールの接地時間がかなり長いです。

しなり=クラッシュと言われるくらいにはしなりが強い。
柔らかくしなる心地良さを存分に体感したいなら間違いないシリーズ。
通常しなりが強いラケットはボールの飛びにくくなる傾向にありますが、クラッシュはしなりと飛びを両立させていて、まあまあ反発力は強く、ボールの飛びは良好です。

中軌道のフラットドライブショットになりやすい。
また、295gとやや軽量かつバランスポイント(重心)が標準より10㎜程度グリップ寄りのトップライト系ラケットなので、スイングしやすい操作性に優れている所もメリット。
フレームがよくしなり、飛びも良好で、軽くてスイングしやすいフラットドライブ系ラケットを使いたい方にイチオシです。

最強のしなり!
1位!
数量限定の漆黒のブラックカラーバージョン「ノワール」↓
少し重さのある310gのバージョン「100プロ」や280gの軽量版「100L」も人気があります。
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第2位 ヨネックス パーセプト 100 2023
「ヨネックス パーセプト 100 2023」(YONEX PERCEPT 100 2023)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
フレーム厚 | 23㎜ |
評価
打感の柔らかさ | 8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8/10 |
ヨネックスの人気シリーズ「パーセプト」の主力モデル。
フレームのしなりやすさ、打球を狙った所に打ち込むボールコントロール性能の高さ、適度にボールが飛ぶ丁度いいパワー感の”バランスの良さ”が光る一本。
打感も非常に柔らかく、ホールド感が強く、振動吸収性に優れています。

パワー&コントロールのバランス良し。
そしてかなりソフトで快適な打ち心地。
球種はフラットドライブ系のショットが打ちやすいです。

打球の飛距離や軌道のブレ/バラつきが少なく、安定してストローク展開しやすい。
スピン性能や操作性重視なら他のラケットが良いと思いますが、高いコントロール性能&程よいパワー&ソフトな打感を感じつつ、快適にフラットドライブを打ち込みたい方にはおすすめです。

適度にフレームがしなり、ボールが飛び、打球をコントロールしやすいソフトなラケット!
2位!
280gの軽量版「パーセプト100L」もあります↓
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第3位 ヘッド グラビティ MP 2023
「ヘッド グラビティ MP 2023」(HEAD GRAVITY MP 2023)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
バランスポイント | 325㎜ |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 8~8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8/10 |
柔らかめの打感、強めのホールド感(球持ち感)、適度な飛び感、良好なスピン&コントロール性能を持つ人気のしなり系ラケット。
見る角度によってブルーからパープルまで色が移り変わっていく綺麗なデザインです。

丸みを帯びたフレーム形状。
スイートスポット広め。
フレームがしなりやすくて球持ちの良さを感じやすく、安定してボールを狙った所に打ちやすい。
それでいてスピン性能も高く、かけようと思えばガッツリ回転がかかったスピンボールをハネさせる使い方もしやすいです。

多彩に使えるラケット。
打感の柔らかさはクラッシュに負けますが、スピン性能はグラビティの方が良いと思います。
打感が柔らかくてスイートスポットが広く、スピン&コントロール性能にも優れたラケットを使いたい方におすすめです。

心地良いしなり、柔らかめの打感、適度なパワー、高いスピン&コントロール性能が魅力!
デザインも美しい!
3位!
280gの「MP L」や104インチ/285gの「チーム」も人気があります↓
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第4位 ダンロップ CX200 2021
「ダンロップ CX200 2021」(DUNLOP CX200 2021)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7~7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ダンロップの人気コントロール系シリーズ「CX」の主力モデル。
非常に柔らかい打感と強めのホールド感、ボールコントロールのしやすさが特徴的。

適度にフレームがしなり、ソフトさを感じやすい。
球持ちが良く、ボールとガットの接地時間が長い。
反発力はやや控えめ~標準くらいで、少し軌道低めのフラット系のショットを安定して配球しやすい。
かなり柔らかいホールド系なので、ボールスピードや飛距離はやや出しにくいですが、ソフトなコントロール系ラケットを使いたい方にはおすすめの1本です。

ダンロップの定番のコントロール系!
柔らかさとホールド感が魅力!
4位!
98インチで飛び控えめは難しいかもなーという場合は、100インチ/300gの「CX400ツアー」が合うと思います。

CX200よりやや反発力が強く、スイートスポット広め。
CX400ツアーも柔らかくホールド感が心地良いラケット。
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第5位 ヘッド ブーン(BOOM)MP 2022
「ヘッド ブーン MP 2022」(HEAD BOOM MP 2022)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
非常に柔らかい打感、適度なボールの飛び、フレームのしなりやすさ、高めのボールコントロール性能が特徴のラケット。
クラッシュ同様にやや軽めの295g。
バランスポイント(重心)が5㎜程度グリップ寄りのトップライト系で、スイングしやすくボレー時の取り回しがかなりしやすいタイプです。

操作性良し。
デザインは爽やかなミントブルーを基調としていて、人気が高い。
スイートスポット広めでミスしにくく、飛びも丁度良い。
全体的にクラッシュと似ている使用感ですが、ブーンの方がもう少し飛びが抑えられていてアウトしにくい印象です。

飛びすぎない軽量のしなる系。
ストローク時の球種としては、低~中軌道のフラットドライブが打ちやすい印象。
トップライト系特有の操作性の高さと柔らかな打感、飛びとコントロール性能のバランスの良さを重視する方におすすめです。

取り回しやすさがバツグンの柔らか系ラケット!
デザインも最高!
5位!
275gの「ブーン チーム」↓
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第6位 ウィルソン シフト 99 V1.0
「ウィルソン シフト 99 V1.0」(WILSON SHIFT 99 V1.0)
スペック
フェイスサイズ | 99平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5/10 |
柔らかく球持ちの良い打感、適度なボールの飛び、良好なスピン&コントロール性能が特徴のウィルソンの人気のトップライト系。

99インチ/300g/バランス315㎜の少し特殊なスペック。
フレームのしなりによるソフトさと、トップライト系で振り抜きやすい点はクラッシュやブーンと共通。
ただ、シフトは3本の中では最も重量があり、回転のかかりが良く、コントロール性能が高い印象です。

一番柔らかいクラッシュ、軽くて振りやすいブーン、スピン&コントロール性能が良好なシフトという感じ。
パワー&スピン&コントロール性能のバランスが良く、心地よいフレームのしなりや打感の柔らかさを感じられる操作性の良いラケットを使いたい方におすすめです。

バランスの良いソフトでしなるトップライト系!
スイングしやすい!
6位!
重量のある315g/バランス315㎜の「シフト99プロ」や285g/バランス320㎜の軽量版「シフト99L」も人気があります。
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第7位 ヨネックス パーセプト 100D 2023
「ヨネックス パーセプト 100D 2023」(YONEX PERCEPT 100D 2023)
主なスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 18×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7~7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5~9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7~7.5/10 |
ヨネックスのコントロール系シリーズ「パーセプト」の100インチ/305g/バランス315㎜のモデル。
ガットの目が細かいストリングパターン18×19を採用していて、ボールを潰して運べる感触がわかりやすいラケットです。
打感はかなり柔らかく、振動・衝撃が少なめ。
スイートスポットも広い印象です。

通常モデルのパーセプト100より飛びが控えめで、打球の軌道を抑えやすい。
ホールド感強めの打ち心地でボールにしっかりパワーが伝わり切ってから放たれていくので、強打した時には球威とノビのある低軌道フラットショットを展開しやすい。
柔らかくボールを潰せる感触を味わいつつ、ガツガツ強打してノビのある低軌道フラットショットを展開したい方におすすめの1本です。

コントロール系100インチ!
柔らかい打感!
7位!
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第8位 プリンス ファントム グラファイト 97 300g 2022
プリンス ファントムグラファイト 97 300g 2022(PRINCE PHANTOM GRAPHITE 97 300g 2022)
スペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 22.5-21.5-18.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8~8.5/10 |
プリンスが誇る人気コントロール系シリーズ「ファントム グラファイト」の97インチ/300gバージョン。
高いボールコントロール性能と打感の柔らかさ/しなる柔らかさを感じやすいラケットです。

球持ちが良く、ガットとボールの接地時間が長い。
スイングスピードの速さに関わらずマイルドでモチっとした打感。
他のラケットより面が少し小さく、振り抜きの良さがバツグン。
スイートスポットを広めるテクノロジーが複数使われているので、97インチでも実際は98~99くらいに感じられ、そこまで難しくはない印象です。

ボールの飛びは適度で、回転のかかりも良い。
100インチはないと厳しい…という方には向かないですが、面が小さめで柔らかいラケットが好きなら良いですね。
フレームのしなる柔らかさ、強めのホールド感&スピン性能、高いボールコントロール性能、振り抜きの良さを求めるプレイヤーにイチオシです。

ホールド感強めのソフトなコントロール系ラケット!
しなる!
8位!
もう少し重量があって球威を出しやすいラケットが良いなら315gの方が合うと思います。(315gの方はツヤありグロス加工)
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第9位 ヘッド グラビティツアー 2023
「ヘッド グラビティ ツアー 2023」(HEAD GRAVITY TOUR 2023)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 320㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
フレーム厚 | 22㎜ |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7/10 |
ヘッドの人気シリーズ「グラビティ」の100インチ/305g/バランス320㎜のモデル。
柔らかめの打感、広めのスイートスポット、適度な飛び感、ボールコントロールのしやすさが特徴的な1本です。

グラビティMPより飛びとスピン量を抑えてコントロール性能を上げたバージョン。
やはり丸みを帯びたフレーム形状でスイートスポットの広さを感じやすい。
ガットの目が細かいストリングパターン18×20を採用していて、ボールを潰して運べる感触がわかりやすい打ち心地。
305g/バランス320㎜とまあまあ重量があるので、相手の打球に打ち負けないしっかりとした安定感を感じ、球威も出しやすいです。

100インチでガットの目が細かいという点でパーセプト100Dに似ている。
ただ、グラビティツアーは他の9本と比べるとホールド感が強すぎず、適度にボールを飛ばせるパワーと弾きの良さも持ち合わせているのも特徴的。
しなりやボールを潰せる球持ちの良さがありつつ、弾きの要素も欲しい場合にピッタリだと思います。

100インチ&ストリングパターン18×20にしては飛びが良い。
ストロークでは球威とノビのある強力なショットをコントロールして打ち込みやすいので、ある程度強打していきたい中~上級プレイヤーに特におすすめです。

スイートスポット広めでボールコントロールしやすい!
ホールドしつつ弾きも良い100インチ!
9位!
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第10位 ヘッド ブーン プロ 2022
「ヘッド ブーン プロ 2022」(HEAD BOOM PRO 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 310g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 6.5~7/10 |
回転のかけやすさ | 7/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
柔らかい打感と高いボールコントロール性能が特徴的な「HEAD BOOM」シリーズの最上位モデル。
かなり球持ちが良く、軌道低めの直球を狙った所に打ちやすいラケットです。

ミントブルー×ブラックの爽やかなデザインも非常に評判が良い。
ボールの飛びはやや控えめで意図せぬアウトをしにくく、重量を活かした球威のある低軌道のフラットドライブ展開しやすい。
兄弟モデルのブーンMPと比べると、ブーンプロの方が飛びが控えめな代わりに、ボールコントロール性能が高く、重量もあるので球威を出しやすいです。

柔らかコントロール系。
バウンド後のボールのノビも上々。
標準よりも重く飛びも控えめではあるので使いこなすにはパワーが必要ですが、柔らかさやホールド感、ボールコントロール性能重視のプレイヤーにはおすすめです。

重量のあるソフトなコントロール系98インチ!
爽やかなデザイン!
10位!
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まとめ:しなりとホールド感を存分に体感しよう!
本記事では、しなりとホールド感を感じやすいおすすめのテニスラケットをランキング形式で紹介してきました。

球持ちの良いテニスラケット達。
ぜひ好みに合ったラケットを選んで楽しくテニスをしていただければと思います。

ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
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ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧