95~97インチ辺りの振り抜きの良いラケットが欲しいけど数が多くてどれがいいのかわからない‥‥。
どのラケットがおすすめ?
今回は上記の方へ向けて、「面の大きさ95~97インチのおすすめのテニスラケット」を6本、実際の使用感と共に紹介していきます。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計180本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
テニス歴20年以上の私が100本以上試打した中で「これは良い!」と感じたモデルを厳選したので、参考にしていただければ幸いです。
2025最新 95~97平方インチのおすすめの硬式テニスラケットランキング6
6本とも人気の高いテニスラケットです。
第1位 プリンス ファントム グラファイト 97 300g 2022
「プリンス ファントムグラファイト 97 300g 2022」
スペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 22.5-21.5-18.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8~8.5/10 |
プリンスが誇る超人気コントロール系シリーズ「ファントム グラファイト」の97インチ/300gバージョン。
非常に柔らかく球持ちの良い打感、良好なボールコントロール性能、適度な飛び、まあまあ高めのスピン性能が特徴的なラケットです。
スイングスピードの速さに関わらずマイルドでモチっとした打感。
面が小さいので、振り抜きの良さがバツグン。
スイートスポットを広めるテクノロジーが複数使われているので、97インチでも実際は98~99くらいに感じられ、そこまで難しくはない印象です。
97インチにしてはボールを飛ばすパワーが適度にあり、回転のかかりも良い。
重量があって飛び控えめのシビアなハードスペックを好むプレイヤーには向かないですが、”使いやすい97インチのラケット”が好きなら間違いなくおすすめの1本。
ソフトでホールド感が強く、振り抜きの良いラケットを求めるプレイヤーにイチオシです。
使いやすいソフトな97インチのコントロール系ラケット!
1位!
もう少し重量があって球威を出しやすいラケットが良いなら315gの方が合うと思います。(315gの方はツヤありグロス加工)
╲詳細レビューはこちら/
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第2位 バボラ ピュアストライク VS 2022
「バボラ ピュアストライク VS 2022」(Babolat Pure Strike VS 2022)
スペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 310g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 21-22-21㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
バボラの最強コントロール系シリーズ「ピュアストライク VS」の2022モデル。
柔らかくホールド感/球持ち感強めの打感、軌道低めのフラットドライブのコントロールのしやすさ、球威&バウンド後のノビが特徴的です。
ガンメタリックのカッコいいデザイン。
ファントムグラファイト 97 300gと比べるとパワーがやや控えめですが、97インチ/310gのハードスペックにしては割とパワーがある設計。
ボールをラケットの芯で捉えられると、意外と飛んでくれるタイプです。
シビア過ぎない97インチという印象。
スイートスポットも98インチくらいある感じがする。
ボールコントロール性能はバツグンで、意図せぬアウトや左右の飛びのバラツキが少なく、安定感がある。
ホールド感とある程度のパワーを感じつつ、重さを活かした球威のあるショットをコントロールして打ち込みやすい97インチを使いたい方におすすめです。
バボラの最強コントロール系!
2位!
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第3位 ウィルソン プロスタッフ 97 V14.0
「ウィルソン プロスタッフ 97 V14.0 2023」(WILSON PRO STAFF V14.0)
主なスペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 315g |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7.5~8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 6.5/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
ウィルソンの象徴的シリーズ「プロスタッフ」の97インチ/315gの主力モデル。
クリーンヒットした時にスイートスポットがピンポイントでたわむ心地良い打感”ポケットフィーリング”が有名で、しっかりボールを捉えられた時は最高の打球感です。
ポケットフィーリングがたまらないというプロスタッフユーザーは多い。
スイートスポットが小さめかつボールの飛びが控えめですが、ボールコントロールのしやすさはトップクラス。
余計な飛びのアシストはいらないという上級プレイヤー向きのタイプです。
ファントムグラファイト97やピュアストライクVSよりも飛びを抑えやすい。
使いこなすには高い技術が必要とされますが、ポケットフィーリングとボールコントロール性能を求めるプレイヤーにはおすすめです。
ウィルソンの象徴的97インチ!
3位!
数量限定ブラックカラー版「ノワール プロスタッフ 97 V14.0」もあります。(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは通常版と同じ)
\詳細記事はこちら/
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第4位 ヨネックス ブイコアプロ 97 2021
「ヨネックス ブイコアプロ 97 2021」(YONEX VCORE PRO 97 2021)
主なスペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 310g |
フレーム厚 | 21㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7~7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5~7/10 |
ヨネックスの人気コントロール系シリーズ「ブイコアプロ」の最上位モデル。
打感はやや柔らかく、飛び控えめなモデルが多いコントロール系ラケットの中では比較的ボールは飛ぶ仕様です。
スペック、パワー&スピン&コントロール性能はピュアストライクVSと近い印象。
ピュアストライクVSの方が打感が柔らかい一方、ブイコアプロはフレームがしなりやすい設計になっていて、スイングが速いほどホールド感を感じやすい所に違いがあると思います。
しなる系。
重さを活かした威力のある低軌道のフラットドライブが打ちやすく、バウンド後のボールのノビも良い。
面が小さいのできちんとスイートスポットで打ち抜ける技術は必要ですが、球威のあるフラットドライブを狙った所に叩き込みたいプレイヤーにはおすすめです。
心地良いしなり、球威、コントロール性能の高さが魅力!
4位!
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第5位 ウィルソン ウルトラツアー 95 J CV V4.0
主なスペック
フェイスサイズ | 95平方インチ |
重さ | 290g |
バランスポイント | 340㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
長さ | 27.25インチ |
評価
打感の柔らかさ | 7.5~8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8/10 |
ウィルソンが世界と戦う日本人のために開発した「ウルトラツアー」シリーズの95インチ/290g/バランス340㎜の超トップヘビー系な95インチのラケット。
長さは0.25インチ(0.635㎝)長いスペックです。
遠心力を利かせた超打撃がしやすい設計。
ウィルソン独自の技術である「クラッシュゾーン」がフレーム下部に使われているため、ボールヒット時にガットがたわみやすいのが特徴的。
フェイスサイズは95ですが、ガットがたわむとその分スイートスポットが広がるので、実際は98相当のスイートスポットの広さを感じることができます。
面が小さいラケット特有の”振り抜きの良さ”と、広めのスイートスポットによる”飛びの良さ”の二つを両立している。
95インチラケットにしては打感は柔らかく、ボールの飛びも良好。
弾きが良く、あっさりスカッと球速とバウンド後のノビのある低軌道フラットドライブを打ちやすいです。
コントロール性能も良好なので、振り抜きが良く、なおかつ打球を狙った所に打ちやすいトップヘビー系の95インチを使いたいストローカーにおすすめです。
振り抜きの良さとスピーディな低軌道フラットドライブをコントロールしやすいトップヘビーな95インチ!
5位!
95インチ/309g/バランス325㎜の「ウルトラツアー95」もあるので、筋力に自信がある方は検討していると良いと思います。
95Jより19g重い代わりに球威がトップクラスに出しやすい。
第6位 プリンス ツアー 95 2022
「プリンス ツアー 95 2022 2023(PRINCE TOUR 95 2022 2023)」
主なスペック
フェイスサイズ | 95平方インチ |
重さ | 310g |
フレーム厚 | 22-22-20㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7~7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
プリンスの人気シリーズ「ツアー」の最上位モデル。
かなり面が小さく、重いハードヒッター向けのスペックです。
95インチ。
振り抜きの良さがピカイチ。
ガットがたわみやすいウルトラツアー95Jとは違って、ツアー95はシンプルにガットのたわみが少なく、ボールを潰して運ぶ感触が強め。
ボールの重みも感じやすく、しっかりとした打ち心地です。
打ちごたえアリ。
柔らかくて適度に飛ぶウルトラツアー95Jと、オーソドックスな95インチらしい使用感のツアー95という感じ。
やはりスイートスポットできちんと打てる技術は必要ですが、ガッツリスイングすれば軌道低めの剛速球をコントロールして打てるので、爽快感バツグン。
面が小さくて重量のある上級プレイヤーにはおすすめの1本です。
剛速球が打てる95インチ!
6位!
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まとめ:振り抜きやすい95~97平方インチのラケットで快適なテニスを!
本記事では、おすすめの95~97平方インチのテニスラケットを紹介してきました。
振り抜きの良さとボールコントロールのしやすさが特徴のラケット。
ぜひ好みに合ったラケットを選んで楽しくテニスをしていただければと思います。
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
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ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧