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ウィルソン プロスタッフ RF97 V13 2020 インプレ 評価 レビュー

テニスラケットインプレ

こんにちは~テニス歴20年以上の週末プレーヤー・テニスタイガーです(^^)/

今回は「ウィルソン プロスタッフ RF97 オートグラフ V13.0」(Wilson Pro Staff RF97 Autograph V13.0)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。

 

本記事の内容

  1. スペックの紹介
  2. 使われているテクノロジーをサクッと解説
  3. 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
  4. 類似・競合ラケットの紹介
  5. おすすめのガットの紹介

 

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☑筆者情報

  • テニス歴20年以上
  • ラケット試打数&購入数合計200本以上
  • ガットインプレ数100種以上
  • 週末プレイヤー
  • ツイッター(@tennis_torasan

スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、

  • このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
  • ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方

はご覧ください(‘ω’)ノ

結論は、

「打球の威力とバウンド後のノビの良さがバツグンの重量系ラケット」

です。

では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。

※1 プロスタッフシリーズは2023年2月に新作が発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方は「新作情報まとめ ウィルソン プロスタッフ V14 2023」をご覧ください。

RF97は廃止になりますが、その代わりに100平方インチの「X」が追加されています。

※2 プロスタッフ 97 V14に漆黒のブラックカラー「ノワール」バージョンが出ることに。黒いプロスタッフが好きな方は「新作情報まとめ ウィルソン ノワール  2023 」をご覧ください。

※3 RFの後継シリーズ「RF 01」が2024年8月に発売されるので、最新モデルの情報を知りたい方は「新作情報まとめ ウィルソン RF 01 2024」をご覧ください。

 

 

ウィルソン プロスタッフ RF97 V13.0 2020のスペック

フェイスサイズ 97平方インチ
重さ 340g
バランスポイント 305㎜
フレーム厚 21.5㎜
ストリングパターン 16×19

標準より面小さめでかなり重いスペック。

340gは市販品の中ではズバ抜けてヘビーです。

<適正表>

上級者 中級者 初級者
男性
女性 ×

テクノロジー/予備知識

ブレイド45 ボールをより包み込むような打球感にするための特殊なカーボンの編み方

ラケットの先端部分はカーボンの編み込みが見えるようになっている。

ウィルソン プロスタッフ RF97 V13.0 2020のデザイン

ブラック一色のデザイン。

超カッコいいですね。

グリップエンドもオールブラックカラー。

シャフト部分にはサインがあり、テンションが上がります。

 

 

ウィルソン プロスタッフ RF97 V13.0 2020のインプレ・評価・レビュー

次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、レビューを書いていきます。

当サイトはラケットの性能を正確に把握するために、ガットはなるべくいつも同じ種類を張ってインプレしています。

 

※ポンド数:暑い時期は少し硬めに、寒い時期は少し緩めに張って調整。

打感の柔らかさ: 7~7.5/10

標準~やや柔らかめくらいの印象。

ミスヒットするとそれなりに硬さがありますが、しっかり打てるとラケットの重量でボールを潰せる柔らかさ、ホールド感(球持ち感)を感じられます。

重くてフレーム薄めなハードスペック系ラケットにありがちなガツンとした腕に来る硬さはそんなに無い。

芯を食った時の打感が気持ち良い。

ボールの飛びの良さ: 7.5/10

ボールの飛びはやや強め。

意外と打球は飛びます。

ラケット自体の重さでボールを飛ばせる。

そこそこラケットを振れる中級以上の方なら、全然飛ばなくてしんどいということは感じにくいかなと。

後継シリーズのプロスタッフV14にはフェイスサイズ100のプロスタッフ X V14がありますが、割と近い反発力かなと思います。

【軌道について】

打球は低~中軌道辺りになりやすい。

高く上がる系ではないですが、そこまで低くなるタイプでもないですね。

スピンのかけやすさ: 7/10

スピン性能はそこそこ。

ガンガンに回転をかけるスイングで打てばある程度はかかりますが、そもそもそのスイングで長時間打つのは体力がいるので、基本的にはフラット系プレイヤー向けだと思います。

コンパクトなスイングでクリーンヒットしたフラットショットが一番打ちやすい。

【スライスについて】

スライスはコンパクトスイングで打つとスーッと伸びてバウンド後に滑る低軌道のショットになりやすいです。

コントロール性能: 8/10

ホールド感が強く飛びもそこまで強くないので、打球のコントロール性能はまあまあ高め。

以前にRF97を打った時は芯で捉えた時とミスヒットした時の飛びのバラつきが気になったのですが、今回はある程度そのクセを掴めていたので、結構良い感触でした。

慣れるまで少し時間がかかるけど、慣れてからは割とボールコントロールしやすい。

操作性&取り回しの良さ: 5/10

340gもあるので、普通に重い。

バランスポイントが305㎜なので取り回しはそこまで大変ではないものの、長時間のプレーは疲れると思います。

パワー系プレイヤー推奨。

ストローク

ラケット自体の重さを利用したコンパクトでゆったりとしたスイングで打つと、バウンド後に良くノビる上質なヘビーフラット~フラットドライブを展開可能です。

威力も十分あるし、コントロールのしやすさも上々。

面の安定性も高く、打ち負けないです。

ボールが適度に飛び、340gの重量で威力とノビを生み出せるモデル。

これまでいろんなラケットを打ってきましたが、あまり他の市販品ラケットでは感じられない唯一無二の使用感がありますね。

軽いラケットを使いたい方には全く向いていないですが、重さはあまり気にしていなくて、340gのラケットが生み出す球威とノビを体感してみたいという方は一回は試してみると良いと思います。

自分から頑張って振っていかなくても良いショットが打てる所がスゴイ。

【守備について】

そこそこ飛んでくれるラケットなので走らされた際のボールの処理はそこまで難しくない。

ただ、とっさにラケットをさばく場面では重さによる取り回しのしにくさがあるので、その点はちょっと使いにくいです。

ボレー

やはり重いのでボレー時の操作性は低い。

その代わりに重さによる面の安定性がかなり高く感じられ、打ち負けないしっかり感がある。

また、きちんとスイートスポットでボールを捉えられると、ボールがフェイスに乗せて運べる感触+打感の柔らかさがあるので、狙った所に打球を落としやすい印象です。

ボールがフェイスに乗る感触が強い。

心地よい打球感と打ち負けない安心感がある。

サーブ

フラットサーブ⇒打球のコントロール性能とバウンド後のノビが素晴らしい。

自分からガンガン振ろうとするとだいぶ肩に負担がかかるので、ストローク同様に脱力した状態でラケットの重量を利用してスイングし、ボールを潰して運ぶ使い方が向いていると思います。

スライスサーブ&スピンサーブ⇒回転系サーブの変化はまあまあ。

超曲がったりハネたりはしないものの、そこそこ変化はします。

フラットサーブの威力と伸びがピカイチ。

 

 

類似・競合ラケットの紹介

ライバルラケットを紹介していきます。

ウィルソン プロスタッフ 97 V14.0 2023

プロスタッフV14の315gのタイプ。

カーボンの編み方を改良することでクラシカルなプロスタッフらしい最高の打感を追求した1本となっています。

プロスタッフらしい打ち心地と高いコントロール性能が魅力。

ウィルソン プロスタッフ 97 V14.0 2023 インプレ 評価 レビュー
「ウィルソン プロスタッフ 97 V14.0 2023」(WILSON PRO STAFF 97 V14.0)のインプレ・評価・感想レビュー記事です。

ウィルソン プロスタッフ X V14 2023

100インチ/315g/バランス310㎜のバージョン。

非常に打感が柔らかく、なおかつ球威&バウンド後のノビを出しやすいので、使いやすいプロスタッフが良いならXの方がおすすめです。

97より格段にスイートスポットが広く、飛びが良い。

ガットのたわみによるソフトさとホールド感を感じやすい。

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ウィルソン RF 01 2024

RFの後継シリーズ「RF 01」の主力モデル。(98インチ/300g/バランス315㎜)

スピーディな低軌道フラットショットを弾き飛ばしやすい攻撃型ラケットです。

操作性も良い。

ウィルソン RF 01 2024 インプレ 評価 感想レビュー 弾く高速フラット系98インチ
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ウィルソン プロスタッフ RF97 V13.0 2020に合うおすすめのガット

一発一発の威力を底上げできるボールスピードを上げやすいガットを使うと、RF97の破壊力がさらに強化されて最高クラスのパワフルショットが打てるようになると思います。

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シンプルにボールを飛ばすパワーを上げたいなら高反発系のガットも良いと思います。

>>ボールが飛びやすい高反発系ポリランキング10

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ウィルソン プロスタッフ RF97 V13.0 2020はこんな人におすすめ

  • 340gの重さによる打球の威力とノビを味わいたい人
  • 適度にボールが飛び、コントロール性能も高めが良い人
  • ホールド感(球持ち感)重視の人
  • パワフルプレイヤー

こんな人には向いてない

  • 軽いラケットを使いたい人
  • ガンガンに回転をかけたい人
  • ボールが超ラクに飛ばしたい人

まとめ:ボールが適度に飛び打球の威力と伸びがバツグンな重量級モデル

本記事では「ウィルソン プロスタッフ RF97 オートグラフ V13.0」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

ホールド感強めの打感、やや強めのボールの飛び、ショットの威力&ノビの出しやすさが特徴的なラケット!

重くて取り回しにくい分、他のラケットにはないような打球の威力と伸びが体感できるので、ショットの質を重視する方は試してみることをおすすめします。

では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

今回解説したテニス用品一覧

(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)

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