トップライト系のテニスラケットが欲しいけど数が多くてどれがいいのかわからない‥‥。
どのラケットがおすすめ?
今回は、「おすすめのトップライト系テニスラケット」を10本、実際の使用感と共に紹介していきます。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
トップライト系はバランスポイント(重心)が標準よりグリップ寄りにあり、ラケットヘッドに重さを感じにくいので、スイングしやすくボレー時の操作性も良いといった特徴があります。
自分からブンブン振っていきたいプレイヤーに人気のタイプ。
快適な操作性。
ラケットを100本以上試打した中で「これは良い!」と感じたトップライト系を厳選したので、おすすめのトップライト系を知りたい方はご覧ください。
スイングしやすい!
Contents
- 1 2024最新 おすすめの人気トップライト系ラケットランキングTOP10
- 2 まとめ:トップライト系ラケットで快適なスイングを!
2024最新 おすすめの人気トップライト系ラケットランキングTOP10
どれも非常に人気の高いトップライト系のテニスラケットです。
第1位 ヘッド エクストリームツアー 2022
「ヘッド エクストリームツアー 2022」(HEAD EXTREME TOUR 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 22-23-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7.5~8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ヘッドのスピン特化シリーズ「エクストリーム」の98インチ/305g/バランス315㎜のモデル。
柔らかい打感、適度な飛び、ボールコントロールのしやすさが特徴的なトップライト系ラケットです。
エクストリームはスピン特化系シリーズではあるものの、ツアーに関してはグリグリスピンよりもフラットドライブ系のショットをコントロールして展開しやすいイメージですね。
フレームは適度にしなり、スイングスピードが速いほどガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)を強く感じる。
ボールの飛びが強いとか、回転が超かかるといった尖った性能はないですが、打感がソフトで飛びとコントロールのバランスが良いトップライト系ラケットを使いたい方にはおすすめです。
性能バランスの良いトップライト系!
1位!
▼おすすめ人気記事
第2位 バボラ ピュアアエロ 98 2023
「バボラ ピュアアエロ 98 2023」(BABOLAT PURE AERO 98 2023)
スペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21~23㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 7~7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
適度な反発力、弾きの良い打感、球速の出しやすさ、ボールコントロールのしやすさが特徴のバボラの超人気の98インチ/トップライト系ラケット。
スカッと軌道低めの高速フラットドライブを相手コートに叩き込みやすいです。
球離れが良い。
エクストリームツアーと比べると、少し打感が硬い代わりに球速が出しやすいタイプ。
飛びすぎず飛ばなすぎずの丁度良いパワー感なので、意図せぬアウトはしにくく、安心して強打できる良さがあります。
ガツガツ打てるプレイヤーほど良さを引き出せるラケット。
打感のソフトさを求める方には向いていないですが、高速フラットドライブをコントロールして展開したい方にはおすすめです。
バボラの人気のトップライト系!
2位!
\詳細レビュー記事はこちら/
▼おすすめランキング記事
第3位 ウィルソン クラッシュ 100 V2.0 2022
「ウィルソン クラッシュ 100 V2.0 2022」(Wilson Clash 100 V2.0 2022)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
「最高レベルの打感の柔らかさとフレームのしなりやすさ」で有名なウィルソンの人気のトップライト系ラケット。
100インチ/300g前後のラケットの中ではトップクラスにソフトでもっちりとした打ち心地のモデルです。
スイングが速かろうが遅かろうが関係なくソフト。
柔らかくしなる心地良さを存分に体感したいなら間違いないシリーズ。
また、ホールド感(球持ち感)も非常に強く、ガットとボールの接地時間がかなり長い。
通常しなりが強いラケットはボールが飛びにくくなる傾向にありますが、クラッシュはしなりと飛びを両立させていて、まあまあ反発力は強く、ボールの飛びは良好です。
中軌道のフラットドライブショットになりやすい。
295gとやや軽量かつバランスポイント(重心)が標準より10㎜程度グリップ寄りのトップライト系ラケットなので、スイングしやすい操作性に優れている所もメリット。
打感が超柔らかく、フレームがよくしなり、飛びも良好なスイングしやすいトップライト系ラケットを使いたい方にイチオシです。
柔らかく良くしなるウィルソンのトップライト系ラケット!
3位!
数量限定の全米オープンカラー、漆黒のブラックカラー「ノワール」もあります↓
もっと軽い方が良いなら、280g/バランス315㎜の「クラッシュ100L」がおすすめです。
╲詳細レビュー記事はこちら/
▼おすすめランキング記事
第4位 ヨネックス イーゾーン 98 2022
「ヨネックス イーゾーン 98 2022」(YONEX EZONE 98 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23.5-24.5-19.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7.5~8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
非常に人気の高いヨネックスのパワー系シリーズ「イーゾーン」の98インチ/トップライト系。
ピュアアエロ98同様に球速がかなり出しやすく、スカッとスピードボールを打ちやすいラケットです。
圧倒的なスピード感。
打感はやや柔らかく、あっさり軽めにボールを弾き出す打ち心地。
飛びがまあまあ強い分エクストリームツアーやピュアアエロ98にコントロール性能は負けますが、ボールを飛ばしやすい方が良いならピッタリだと思います。
エクストリームツアーやピュアアエロ98よりもパワーがある。
飛ぶタイプではあるので筋肉質なパワーヒッターにはそんなに向いてないですが、スピードボールを叩き込みたい攻撃型ストローカーにはかなりおすすめです。
ボールスピード重視ならイチオシ!
4位!
ブラックカラー版「2024 アクアナイトブラック」や龍のデザインが特徴的な「OSAKA EZONE」もあります。(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは2022版と同じ)
▼おすすめランキング記事
第5位 ヘッド ブーン(BOOM)MP 2022
「ヘッド ブーン MP 2022」(HEAD BOOM MP 2022)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
非常に柔らかい打感と適度なボールの飛び、高いボールコントロール性能が特徴のヘッドの人気のトップライト系。
クラッシュ同様に「気持ち良いフレームのしなりによるソフトさ」と、「少し軽量かつトップライト系で振り抜きやすい点」を感じられるラケットです。
クラッシュのしなりと飛びをちょっと抑えてアウトしにくくしたようなタイプ。
スイートスポット広めでミスしにくく、反発力も丁度良い。
ホールド感(球持ち感)が強く、ボールを乗せて運べる感触が心地良いです。
飛びとコントロール性能のバランスが良い。
ストローク時の球種としては、低~中軌道のフラットドライブが打ちやすい印象。
トップライト系特有の操作性の高さと柔らかな打感、飛びとコントロール性能のバランスの良さを重視する方におすすめです。
取り回しやすさがバツグンの柔らか系ラケット!
デザインも最高!
5位!
╲詳細レビューはこちら/
▼おすすめランキング記事
第6位 ウィルソン シフト 99 V1.0
「ウィルソン シフト 99 V1.0」(WILSON SHIFT 99 V1.0)
スペック
フェイスサイズ | 99平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5/10 |
柔らかく球持ちの良い打感、適度なボールの飛び、良好なスピン&コントロール性能が特徴のウィルソンの人気のトップライト系。
99インチ/300g/バランス315㎜の少し特殊なスペック。
フレームのしなりによるソフトさと、トップライト系で振り抜きやすい点はクラッシュやブーンと共通。
ただ、シフトは3本の中では最も重量があり、回転のかかりが良く、コントロール性能が高い印象です。
一番柔らかいクラッシュ、軽くて振りやすいブーン、スピン&コントロール性能が良好なシフトという感じ。
パワー&スピン&コントロール性能のバランスが良く、打感が柔らかいトップライト系を使いたい方におすすめです。
バランスの良いソフトなトップライト系!
6位!
╲詳細記事はこちら/
▼おすすめランキング記事
第7位 ウィルソン プロスタッフ X V14.0
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 315g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
ウィルソンの象徴的シリーズ「プロスタッフ」の100インチ/315g/バランス310㎜のトップライト系。
非常に柔らかくホールド感強めの打感、適度な飛び、ボールコントロールのしやすさ、重量を活かしたヘビーフラットドライブの打ちやすさが特徴的です。
重さに加えてある程度ボールを飛ばすパワーも兼ね備えているから、ストロークやサーブ時の球威&バウンド後のノビがピカイチ。
プロスタッフはクリーンヒットした時にスイートスポットがピンポイントでたわむ心地良い打感”ポケットフィーリング”が有名ですが、Xは100インチあるおかげでその範囲が広い。
割と面の広範囲でポケットフィーリングを感じやすいです。
丸みを帯びたフレーム形状だから、スイートスポット自体も広いと思う。
振動・衝撃少なめ。
軽さ重視の方には向かないですが、ソフトでホールド感強めの打感を味わいつつ、重さを活かした球威とノビのあるヘビーフラットドライブを展開したい方にはおすすめです。
気持ち良い打感で威力のある打球を打ちやすい!
7位!
▼おすすめランキング記事
第8位 プリンス ファントム 100 2021
「プリンス ファントム 100 2021」(Prince Phantom 100 2021)
主なスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 20-22-20㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
評価
打感の柔らかさ | 7/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5~8/10 |
硬すぎず柔らかすぎずの打感、適度な飛び感、高いスピン&コントロール性能が特徴のプリンスの人気上級者向けラケット。(バランス315㎜のトップライト系)
弾きが良く、ボールスピードを出しやすいです。
パン!と鋭くボールを弾いて高速ショットが打てる。
また、スピン性能にも優れ、回転のかかりがかなり良い。
適度な飛び感ゆえに意図せぬアウトもしにくく、軌道低めのスピードボールを打ち抜く使い方と、ガンガンに回転をかけた中軌道のスピンボールをハネさせる2通りの使い方ができます。
多彩に使えるラケット。
ちょっと重さもあるので、打球の球威を出しやすい点も良いですね。
打感の柔らかさ重視の方には向かないですが、低軌道のスピードショットをコントロールしやすく、高いスピン性能も併せ持つトップライト系ラケットを使いたい中上級者にはおすすめです。
高速スピンボールを打ち込めるプリンスの人気トップライト系!
8位!
╲詳細レビュー記事はこちら/
▼おすすめランキング記事
第9位 ダンロップ CX200 2024
「ダンロップ CX200 2024」(DUNLOP CX200 2024)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ダンロップの人気コントロール系シリーズ「CX」の主力モデル。
非常に柔らかい打感と強めのホールド感、ボールコントロールのしやすさが特徴的なトップライト系です。
フレームがしなり、ガットがたわみ、ソフトさを感じやすい。
球持ちが良く、ボールとガットの接地時間が長い。
反発力は適度にあり、回転のかかりもまあまあ良好。
低~中軌道低のフラットドライブやスピンショットを安定して配球しやすいです。
パワー&スピン&コントロールのどれかに特化した感じはしないですが、性能バランスの良いコントロール寄りのソフトな98インチを使いたい方におすすめです。
ダンロップの定番のコントロール系!
9位!
╲詳細レビュー記事はこちら/
▼おすすめランキング記事
第10位 ヘッド スピード プロ 2022
「ヘッド スピード プロ 2022」(HEAD SPEED PRO 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 310g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23㎜ |
ストリングパターン | 18×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7/10 |
ヘッドで一番人気の「スピード」シリーズの最上位モデル。
ガットの目が細かいストリングパターン18×20を採用していて、とてもホールド感(球持ち感)が強く、ボールコントロール性能も良好なトップライト系ラケットです。
18×20のラケットはガットがたわみにくく、打感が硬く感じることが多いけど、このスピードプロはだいぶ柔らかい打ち心地。
そしてスイートスポット広めでミスヒットしにくい。
反発力は適度にあり、球種はやや軌道低めのフラットドライブ系のショットを打ちやすい。
18×20特有のボールを潰して運べる気持ち良さを感じられ、重量がある分しっかり振り切って打った時のショットの威力やバウンド後のノビも申し分なしです。
スペックが似た系統のプロスタッフXと比較すると、スピードプロは18×20特有のボールを潰して運べる感じが強く、プロスタッフXはガットのたわみを感じやすいところに違いがあるかなと。
どっちも打感が柔らかいし、適度に飛んでくれて使いやすいのは共通。
ソフトでホールド感強めの打感を味わいつつ、重さを活かした球威とノビのあるヘビーフラットドライブを展開したい方にはおすすめです。
軽いラケットを使いたい方には向かないですが、柔らかく球持ちの良い打感を感じつつ、狙った所に威力のあるフラットドライブを打ち込みたい方にはおすすめです。
ソフトでホールド感が強いスピードシリーズの最上位モデル!
飛びも適度で丁度良いトップライト系!
10位!
数量限定カラー版「スピード ブラック リミテッド 2023」もあります。
▼おすすめランキング記事
まとめ:トップライト系ラケットで快適なスイングを!
本記事では、おすすめのトップライト系ラケットをランキング形式で紹介してきました。
フルスイングしやすく、操作性の良い人気のラケット達。
ぜひ好みに合ったトップライト系ラケットを選んで楽しくテニスをしていただければと思います。
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
関連記事>>テニスラケットはどこで安く買える?おすすめのネットショップ5選
ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧