
トップライト系のテニスラケットが欲しいけど数が多くてどれがいいのかわからない‥‥。
どのラケットがおすすめ?
今回は、「おすすめのトップライト系テニスラケット」を5本、実際の使用感と共に紹介していきます。
☑筆者情報
- テニス歴20年
- ラケット試打数&購入数合計130本以上
- ガットインプレ数90種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
トップライト系ラケットはバランスポイント(重心)が標準よりグリップ寄りにあり、フルスイングしやすくボレー時の操作性も良いといった特徴があります。

自分からブンブン振っていきたいプレイヤーに人気のタイプ。
ラケットを100本以上試打した中で「これは良い!」と感じたトップライト系を厳選したので、この記事を読み終わったころにはどのラケットがおすすめなのかバッチリわかるようになっていますよ。

スイングしやすい5本!
2022最新 おすすめの人気トップライト系ラケットランキングTOP5
5本とも非常に人気の高いトップライト系のテニスラケットです。
第1位 ヘッド エクストリームツアー 2020
Head Graphene 360+ Extreme Tour 2020
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 22-23-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
ヘッド エクストリームシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
☑マッテオ・ベレッティーニ(世界ランク最高8位)
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評価
打感の柔らかさ | 7/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ヘッドのスピン特化シリーズ「エクストリーム」の305g/98インチ/バランス315㎜のモデル。
抜群にスイングしやすいトップライト系です。

トップライト系は全体的にスイングしやすいモデルが多いけど、その中でも特にエクストリームツアーはラケットヘッドの軽さを感じ、振り抜きやすい。
ボールはやや飛びやすく、スピンもまあまあかけやすく、打球を狙った所に打ち込むコントロール性能も高い万能タイプ。
エクストリームはスピン特化系シリーズではあるものの、ツアーに関してはグリグリスピンよりも回転量多めなフラットドライブ系の速球をコントロールして展開しやすいイメージですね。

打感は特に硬くも柔らかくもなく、標準的な印象。
ガットがボールを掴むホールド感(球持ち感)も割と感じる。
ボールの飛びが強いとか、回転が超かかるといった尖った性能はないですが、パワー×スピン×コントロールのバランスが良い万能トップライト系ラケットを使いたい方にはおすすめです。

トップライト系特有のスイングしやすさを重視するならこれ!
バランスの良さも素晴らしい!
1位!
ブラックのデザインが印象的な数量限定モデル「Nite」もあります。
第2位 ヨネックス ブイコア 98 2021
スペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 22.5-23-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
ブイコアシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
☑西岡良仁(世界ランク最高48位)
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評価
打感の柔らかさ | 7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7~7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8~8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
高いスピン性能が特徴のトップライト系。
98インチのラケットの中ではだいぶ回転がかかり、回転量多めのフラットドライブやグリグリスピンを打ちやすいです。

回転系のトップライト系ラケット。
打感はやや柔らかく、ガットのたわみがわかりやすいタイプ。
ボールの飛びは標準~やや強めくらいです。

エクストリームツアーと比べて、少し打感が柔らかく、飛びがやや控えめで、スピン性能が高い印象。
飛びがあまり強くない&スピン性能が強いといったことから、意図せぬアウトをしづらく、また、打球のコントロールもしやすい。
強力なパワーを求める方やフラット系プレイヤーには向いていないですが、柔らかい打感を感じつつ、スピンショットをコントロールして展開したい方にはおすすめです。

ソフトなコントロール系スピンラケット!
2位!
╲詳細レビューはこちら/
第3位 ヨネックス イーゾーン 98 2022
ヨネックス イーゾーン 98 2022(YONEX EZONE 100 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23.5-24.5-19.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
ヨネックス イーゾーンシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
☑大坂なおみ(世界ランク1位)
Second round 🔒
Defending champion @naomiosaka powers past Osorio, 6-3, 6-3!#AO2022 pic.twitter.com/OUCCNzHwjK
— wta (@WTA) January 17, 2022
評価
打感の柔らかさ | 7.5~8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
大坂なおみ選手やシャポバロフ、キリオス使用モデルとして非常に人気の高いトップライト系。
球速がかなり出しやすく、スカッとスピードボールを打ちやすいラケットです。

スピン性能はエクストリームツアーやブイコアは負けるけど、スピード面はイーゾーンの圧勝。
打感はやや柔らかく、あっさり軽めにボールを弾き出す打ち心地。
反発力はそこそこありボールは飛ばしやすいですが、飛びすぎてアウトしまくりということもなく、まあまあボールもコントロールしやすいです。

球速の出しやすさ、柔らかさ、飛び&コントロールのバランスの良さの3点が強み。
飛ぶタイプではあるので筋肉質なパワーヒッターにはそんなに向いてないですが、スピードボールを叩き込みたい攻撃型ストローカーにはかなりおすすめです。

ボールスピード重視ならイチオシ!
3位!
第4位 ヘッド ブーン(BOOM)MP 2022
「ヘッド ブーン/ブーム MP 2022」(HEAD BOOM MP 2022)
スペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 295g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
ブーンシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
☑ロレンツォ・ムゼッティ
First ever player to play a match with the Boom! 💥😍 pic.twitter.com/dPKwjMQrW4
— HEAD Tennis (@head_tennis) November 10, 2021
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
非常に柔らかい打感と適度なボールの飛び、高いボールコントロール性能が特徴のトップライト系ラケット。
今回紹介するラケットの中では最も軽い295gであり、スイングのしやすさとボレー時の取り回しやすさがトップクラスです。

申し分ない操作性。
デザインは爽やかなミントブルーを基調としていて、評判が良い。
面の大きさは標準的な100インチ。
スイートスポット広めでミスしにくく、飛びも丁度良く、ソフトな打ち心地でホールド感(球持ち感)が強く、ボールを乗せて運べる感触が心地良いです。

打球を狙った所に打ちやすい。
エクストリームツアーやイーゾーン同様に飛びとコントロール性能のバランスが良い。
ストローク時の球種としては、低~中軌道のフラットドライブが打ちやすい印象。
軽いので球威はそれほどといった感じですが、トップライト系特有の操作性が高さと柔らかな打感、飛びとコントロール性能のバランスの良さを重視する方におすすめです。

取り回しやすさがバツグンの柔らか系ラケット!
デザインも最高!
4位!
╲詳細レビューはこちら/
第5位 ウィルソン プロスタッフ 97 V13.0 2020
主なスペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 315g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
プロスタッフシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
☑グリゴール・ディミトロフ(世界ランク最高3位)
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評価
打感の柔らかさ | 6/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 6/10 |
回転のかけやすさ | 6.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
ウィルソンが誇る超人気トップライト系ラケット。
硬めの打感、控えめな飛び、フラットショットの打ちやすさ、抜群の打球のコントロール性能が特徴的です。

中上級~上級者向けの正統派コントロール系モデル。
あまりボールが飛ばず面が小さく打感も硬いので、使いこなすには技術とパワーが必須ですが、打球をスイートスポットで捉えた時の打球感は最高。
315gと重い分ショットに威力やバウンド後のノビを出しやすいタイプです。

ヘビーなフラットショットを狙った所に打ち込める良さがある。
面が小さくフレーム薄めでスイングしやすい点もメリットですね。
トップクラスのコントロール性能と打球感を求める中上級フラット系プレイヤーにはおすすめのトップライト系ラケットです。

コントロール性能バツグンなトップライト系!
5位!
╲詳細レビューはコチラ/
まとめ:トップライト系ラケットでフルスイングしていこう!
本記事では、おすすめのトップライト系ラケットを5本紹介してきました。

フルスイングしやすく、操作性の良い人気のラケット達。
ぜひ好みに合ったトップライト系ラケットを選んで楽しくテニスをしていただければと思います。
ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入るよ。
今回解説したテニス用品一覧