
98平方インチの硬式テニスラケットが欲しいけど数が多くてどれがいいのかわからない‥‥。
どのラケットがおすすめ?
今回は上記の方へ向けて、フェイスサイズ98平方インチのおすすめの人気テニスラケットをランキング形式で実際の使用感と共に紹介していきます。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計200本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
テニス歴20年以上の私が100本以上打った中で「これは良い!」と感じたモデルを厳選して解説しているので、この記事を読めば98平方インチの好みのラケットが見つかると思いますよ。

使いやすい98平方インチのラケット!
解説動画はコチラ↓
Contents
- 1 【2025】おすすめの98平方インチの硬式テニスラケットランキングTOP10
- 2 まとめ:使いやすい98平方インチのラケットで快適なテニスを!
【2025】おすすめの98平方インチの硬式テニスラケットランキングTOP10
どれも非常に人気のある98インチのラケットです。

※ポンド数:暑い時期は少し硬めに、寒い時期は少し緩めに張って調整。
第1位 ウィルソン ブレード 98 16×19 V9.0
「ウィルソン ブレード 98 16×19 V9.0」(WILSON BLADE 98)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7~7.5/10 |
トッププロ選手に大人気のウィルソンのラケット。
グランドスラムなどでよく見かけるモデルです。

ブレードシリーズは男女ともにトップ100位以内の選手の使用率が最も高い。
男女各20人前後が使用中。
柔らかめの打感、適度な飛び感、優れたボールコントロール性能が特徴的。
球威とノビのある直線的なスピードボールを狙った所に配球しやすいです。

ブレードはフレームのしなりやすさが特徴のシリーズだけど、最新版のV9はしなりを減らして面の安定性と反発力を高めた設計となっている。
相手の剛速球に面ブレしにくく、打ち負けない。
ソフトな打ち心地で丁度良いパワー感の使いやすいコントロール系98インチを使いたい中上級~上級プレイヤーにおすすめです。

トッププロに人気のコントロール系ラケットの大定番!
1位!
全仏2024数量限定カラー版もあります(デザインのみの違いでスペックやテクノロジーは通常版と同じ)
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第2位 ヨネックス イーゾーン 98 2025
「ヨネックス イーゾーン 98 2025」(YONEX EZONE 98)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23.8-24.5-19.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ヨネックスの超人気パワー系シリーズ「イーゾーン」の98インチモデル。
非常に柔らかく球持ちの良い打感、適度な反発力、ボールコントロールのしやすさが特徴のラケットです。

スイートスポットが広めの設計になっていて、体感だと99インチ位に感じる。
ミスヒットしにくく、ボレーも結構やりやすい。
ブレード98がコントロール性能と球威&バウンド後のノビが魅力なのに対し、イーゾーン98はより打感がソフトで飛びが良く、重心が手元寄りのバランス315㎜の設計で操作性が良い印象です。

飛び&コントロールのバランスが良い。
柔らか98インチ!
回転はマイルドにかかり、自然な回転量のフラットドライブが打ちやすい。
ソフトで性能バランスの良い使いやすい98インチモデルを使いたい方におすすめです。

ヨネックスの定番ラケット!
2位!
285gの軽量版「98L」も人気があります。
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第3位 ヘッド グラビティ ツアー 98 2025
「ヘッド グラビティ ツアー 98 2025」(HEAD GRAVITY TOUR 98)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 8~8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7~7.5/10 |
ヘッドの人気シリーズ「グラビティ」の上位モデル。
超柔らかい打感、適度な反発力、優れたパワー&スピン性能を持つ98インチモデルです。

グロス塗装のとてもカッコいいデザイン。
フレーム薄めの98インチは飛び控えめなフラットドライブ系が多いですが、グラビティツアーはだいぶ強めのパワー&スピン性能を備えているのが持ち味。
安定して中軌道スピンボールを配球しやすく、重さがある分ショットの球威も出しやすいです。

同じ98インチのブレード98やイーゾーン98よりコントロール性能が低い代わりにラクにスピンボールを飛ばせるメリットがある。
また、フレームのしなりによるソフトさがわかりやすく、振動吸収性もバツグンなので、とても優しい打ち心地。
ソフトでよく飛ぶ回転系98インチを使いたい方におすすめです。

超柔らかい打感と強めのパワー&スピン性能を持つ98インチ!
デザイン最高!
3位!
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第4位 ダンロップ CX200 2024
「ダンロップ CX200 2024」(DUNLOP CX200 2024)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ダンロップの人気コントロール系シリーズ「CX」の主力モデル。
非常に柔らかい打感と強めのホールド感、ボールコントロールのしやすさが特徴的。
98インチ/305g/バランス315㎜のスペックです。

フレームが適度にしなり、ガットがたわみ、ソフトさを感じやすい。
球持ちが良く、ボールとガットの接地時間が長い。
反発力は適度にあり、回転のかかりもまあまあ良好。
低~中軌道のフラットドライブやスピンショットを安定して配球しやすいです。
パワー&スピン&コントロールのどれかに極端に特化した感じはしないですが、性能バランスの良いコントロール寄りのソフトな98インチを使いたい方におすすめです。

ダンロップの定番のコントロール系98インチ!
4位!
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第5位 ヘッド ラジカル MP 2023
「ヘッド ラジカル MP 2023」(HEAD RADICAL MP 2023)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 20-23-21㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7~7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5/10 |
ヘッドの定番シリーズ「ラジカル」の主力モデル。
パワー&スピン&コントロール性能はCX200と近いですが、ラジカルMPは重さが300g/バランス320㎜とスペックに違いがあります。

打感はCX200より硬い。
やや弾きの良い部類。
割と軽めの98インチなので振り抜きが良く、操作性が良好。
打感の柔らかさ重視の方にはあまり向かないですが、300g/バランス320㎜辺りの万能型98インチを使いたい方にはラジカルMPはおすすめです。

操作性が良いヘッドの人気の98!
5位!
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第6位 ダンロップ SX300 ツアー 2022
「ダンロップ SX300ツアー 2022」(Dunlop SX300 Tour 2022)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23~26㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
柔らかめの打感、やや強めの反発力、高いスピン性能&ボールコントロール性能が特徴的なダンロップの人気コントロール系スピンラケット。
もっちりとしたホールド感によりボールを狙ったコースに運びやすく、スピン性能の高さによってアウトもしにくい。
他メーカー含め、98インチのラケットの中ではトップクラスに回転がかけやすいと思います。

ガットの目の間隔が広いストリングパターンを採用していて、回転がかけやすい。
普通に打つと低~中軌道のフラットドライブに、ガンガンに回転をかけるスイングで打つと強烈に急降下して高くハネる山なりグリグリスピンになる。
フラットドライブとグリグリスピンの2種類の球質を上手く組み合わせて相手を翻弄したい場合に最適ですね。
球威・バウンド後のノビも良いです。

スペック自体はイーゾーン98やCX200とほとんど同じ。
SX300ツアーはスピン性能の上限値が高いことが魅力。
似た系統のグラビティツアーと比べると、グラビティツアーの方が打感が柔らかく、SX300ツアーの方が回転性能が高めの印象。
柔らかい打ち心地で軌道低めのフラットドライブと山なりグリグリスピンの両方をコントロールして展開したい方におすすめです。

ダンロップが誇る柔らかスピン系98インチ!
6位!
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第7位 バボラ ピュアアエロ 98 2023
「バボラ ピュアアエロ 98 2023」(BABOLAT PURE AERO 98 2023)
スペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 21~23㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 7~7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
適度な反発力、弾きの良い打感、球速の出しやすさ、ボールコントロールのしやすさが特徴のバボラの超人気の98インチ系ラケット。
スカッと軌道低めの高速フラットドライブを相手コートに叩き込みやすいです。

球離れが良い。
スピード感がありつつ、少し打球の飛距離を抑えやすいので、意図せぬアウトはしにくく、安心して強打できる良さがあります。

ガツガツ打てるプレイヤーほど良さを引き出せるラケット。
打感はあまり柔らかくない印象ですが、高速フラットドライブをコントロールして展開したい方にはおすすめです。

バボラの超人気の98系!
7位!
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第8位 ヨネックス ブイコア 98 2023
「ヨネックス ブイコア 98 2023」(YONEX VCORE 98 2023)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
フレーム厚 | 23-23-21㎜ |
バランスポイント | 315㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5~8/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5/10 |
ヨネックスの人気スピン系シリーズ「ブイコア」の98インチモデル。
柔らかく球持ちの良い打感、適度な飛び感、ボールコントロールのしやすさが特徴の性能バランスの取れた人気ラケットです。

ブイコアはスピン特化シリーズだけど、98はそこまで過剰なスピンアシスト感はなく、丁度良いスピン性能。
スペックや使用感が全体的にイーゾーン98やCX200に似ている印象ですが、ブイコアはフレーム上部の形を広げることにより、スイートスポットを通常のラケットよりも少し先の方に設定している点が特徴的です。

割と先端寄りでのヒッティングに向いている。
パワーやスピン、コントロール性能に特化したタイプではないですが、ソフトで球持ちの良い打感で、安定してフラットドライブを配球できる定番のバランス型98インチです。

柔らかバランス型!
8位!
ホワイトを基調とした「サンドベージュ」カラー版もあります。(通常版とはデザインのみの違いで使われているテクノロジーなどは全く同じ)
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第9位 バボラ ピュアドライブ 98 2025
バボラ ピュアドライブ 98 2025(BABOLAT PURE DRIVE 98)
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 305g |
バランスポイント | 325㎜ |
フレーム厚 | 21-23㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
バボラのメガヒットシリーズ「ピュアドライブ」の98インチ/305g/バランス325㎜のバージョン。
柔らかく球持ちの良い打感、適度な反発力、優れたコントロール性能が特徴的なトップヘビー系ラケットです。

98は100インチある標準のピュアドライブよりも飛びと弾きが抑えられている代わりに、打感が柔らかくボールコントロール性能が高い。
トップヘビー系特有の遠心力を利かせたハードヒットもしやすく、強打した時の球威やバウンド後のボールのノビはトップクラス。
重めなので操作性重視の方には向かないですが、ソフトな打感で球威とノビのある強力なショットをコントロールして展開できるトップヘビー系98インチを使いたい方にはおすすめです。

ピュアドライブの98インチ&トップヘビー系バージョン!
ボールコントロールしやすい!
9位!
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第10位 ウィルソン RF01 2024
主なスペック
フェイスサイズ | 98平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 315㎜ |
フレーム厚 | 23.2-24-22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7~7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5/10 |
伝説的テニスプレイヤーのシグネチャーモデル。
300g/バランス315㎜のトップライト系98インチです。
弾きの良い打感、軌道低めのスピーディなフラットドライブの打ちやすさ、振り抜きと操作性の良さ、良好なコントロール性能が特徴的。
ガットのたわみやフレームのしなり、回転量が少し控えめな代わりに、スイングパワーがダイレクトに打球に伝わる感じがしてスカッとノビのある直球を叩き込みやすいです。

攻撃特化型。
弾きの良い打感や操作性の良さはラジカルMPに似ていますが、rf01の方がもう少し飛び強めでスピードが出やすいと思います。
弾きの良い攻撃特化型98インチを使いたい方におすすめです。

伝説的プレイヤーモデル!
カッコいい!
10位!
重量のみを変更した320gの「プロ」や280gの「フューチャー」も人気があります。
〇RF 01 フューチャー(98インチ/280g/バランス320㎜)
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まとめ:使いやすい98平方インチのラケットで快適なテニスを!
本記事では、おすすめの98平方インチのテニスラケットを紹介してきました。

それぞれ異なる強みを持った人気モデルを厳選した。
ぜひ好みに合ったラケットを選んで楽しくテニスをしていただければと思います。

ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
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ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したテニス用品一覧