こんにちは~テニス歴20年の週末プレーヤー、テニスタイガーです(‘ω’)ノ
今回はヨネックスの大人気スピン系ラケット「Yonex Vcore 100 2021」(ヨネックス ブイコア100 2021)のインプレ・評価・感想レビューを書いていきます。
本記事の内容
- スペック、使っているプロの紹介
- 使われているテクノロジーをサクッと解説
- 打感、ボールの飛び、スピン&コントロール性能などのインプレレビュー
- 前作との比較/類似ラケットの紹介
スペックや詳細情報を盛り込みつつ各種ショットの使用感を詳しく書いていくので、
- このラケットがどういった特徴を持っているのか知りたい方
- ストロークやボレー、サーブなどの使用感や感想が気になる方
はご覧ください(‘ω’)ノ
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。

5分位で読み終わるよ~。
Contents
Yonex Vcore 100 2021のスペック
フェイスサイズ | 100平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 24-25-22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
フェイスサイズ100平方インチ、重さ300g、バランスポイント320㎜のいわゆる黄金スペックモデル。

黄金スペックは幅広い層に最適化された使いやすいスペックで、非常に人気が高く、メーカー各社が特に力を入れている。
フレーム厚は26㎜が主流の黄金スペックの中では1㎜薄い25㎜となっています。
<適正表>
上級者 | 中級者 | 初級者 | |
男性 | 〇 | ◎ | ◎ |
女性 | ◎ | ◎ | 〇 |
Yonex Vcoreシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
※プロテニス選手は独自にラケットをカスタマイズしているので、市販品とスペックが違うことがあります。
☑アンゲリク・ケルバー(世界ランク最高1位)
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☑日比野菜緒(世界ランク最高56位)
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テクノロジー/予備知識
アイソメトリック | フェイスの形を四角っぽくすることでスイートスポットを従来のものより約7%広げるヨネックス独自の技術。 |
VDM | メッシュ状の特殊な振動吸収材。グリップ部に内蔵されていることにより、衝撃値を11%削減することに成功。 |
2G-Namd Flex Force | 強靭なしなりと急激な復元力を生む新素材。エネルギーロスを軽減し変形からの復元力が飛躍的に向上。 |
String Sync Grommets | ガットの可動域を広め、スピン量を増幅させるグロメット。 |
Yonex Vcore 100 2021のデザイン
レッドを基調とつつ、ライトブルーがシャフト部分とバンパー部に入ったデザイン。
フェイスは割と丸っこいですね。
フレーム厚24-25-22㎜なので、割とシャフト部はスッキリした印象。
Yonex Vcore 100 2021のインプレ・評価・感想レビュー
次に使用感や各種ショットのインプレ、評価、感想を書いていきます。(※ガットは「ヨネックス ポリツアープロ」を使用しました。)
打感の柔らかさ: 8/10
柔らかめな印象。
スイートスポットが広めで、面のどこで打ってもガットがたわむ感触が結構しっかりわかるソフト系です。

前作の2018年モデルはちょい硬めの打感だったから、だいぶ変わった。
ボールの飛びの良さ: 8/10
反発性能はやや強め。
フラット系でガンガン打つと少しアウトしやすいので、縦スイングで振り切って回転量多めなフラットドライブ~グリグリスピンを打っていくのが基本的な使い方になるかなと。

イーゾーン100とかの完全なパワー系ラケットの少し下位のパワーアシスト感。
スピンのかけやすさ: 9/10
スピン特化シリーズかつ100インチということもあって引っ掛かり感が強く、超強めのスピン回転がかけやすいです。

打球の変化が大きい!
【スライスに関して】
スピン同様にスライスもガッツリ回転がかかり、バウンド後に大きく変化しやすいです。
コントロール性能: 7/10
スピン特化なので、細かくコースを狙ってショットを打ち込んでいくのはあまり得意じゃない印象。
操作性&取り回しの良さ: 8/10
黄金スペックなので、全く違和感なし。
ストローク
縦回転でガッツリ振り切ると、打球が曲がり、ハネ、落ちるグリグリスピンが打てる\(^o^)/
フラットドライブ気味に打ってもベースライン上でグンと落ちる質の良いショットになり、相手を翻弄できます( ̄▽ ̄)

中~高軌道のグリグリスピンとスピーディな低軌道のフラットドライブの打ち分けが超しやすい。
打感も柔らかくボールも飛びやすいので、スピン系のショットでストロークを支配したい方には間違いないモデルですね◎
ただ、先述したようにフラット系で打つとコントロールしにくくてアウトにもなりやすいので、その点だけ注意です。
【守備に関して】
走らされた時でもやや強めのパワーアシストのおかげで楽に返球可能。
ボレー
打感が柔らかくてボールもよく飛んでくれるカンタン系ですが、自分から打っていく時には若干飛びすぎる感アリ。
攻撃的にボレーしたい方はボールをはたいてコート内に沈める使い方がおすすめです。

面も大きくてスイートスポットも広い。
ボレーを頻繁にする人にもいいと思う。
サーブ
フラットサーブ⇒初速は出るけど、やはりコントロールはややしにくく、ボールの伸びもそこそこな感じ。
スライスサーブ&スピンサーブ⇒ストローク同様に超変化しやすい。
スライスサーブは超曲がるし、スピンサーブは高く跳ねます。

回転系サーブで相手を翻弄したい人向け!
前作 VCORE 100 2018との比較
前作の「VCORE 100 2018」と比較すると、打感がかなり柔らかくなった印象。
なのでシンプルに、
ちょっと硬めの打感が好き⇒2018年モデル
柔らかめの打感が好き⇒2021年モデル
がそれぞれ合っていると思います。
競合・類似ラケットの紹介
☑ヨネックス ブイコア 98 2021
兄弟機種。
100よりも少しパワーが控えめで、その分ボールコントロール性能が高いラケットです。(打感はやや柔らかめ)

ラケットにスピン×コントロール性能を求めるならイチオシ。

☑バボラ ピュアアエロ 2019
バボラのスピン特化型ラケット。
ブイコア100とスピン量は同等ですが、より打感が硬く、よりボールの飛びが強めです。

打ちごたえのある打感が好きなら選択肢に入るね。

☑ヨネックス イーゾーン 100 2020
ヨネックスの超人気パワースピンラケット。
ブイコア100のスピン性能を少しパワーに振り分けたようなモデルで、とにかく打感が柔らかく、楽にボールが飛ばせます。

スピン寄りのブイコア100と、パワー寄りのイーゾーン100という感じ。

Yonex Vcore 100 2021はこんな人におすすめ
- グリグリスピンを打ちたい人
- 柔らかな打感が好きな人
- 楽にボールを飛ばしたい人
こんな人には向いてない
- フラット系ストローカー
- コントロール志向な人
- 硬い打感が好きな人
まとめ:柔らかな打感の超回転系ラケット
本記事では「Yonex Vcore 100 2021」のインプレ、感想レビューを、スペックや詳細情報を交えつつ紹介してきました。

柔らかな打感、やや強めのパワーアシスト、強烈な回転量のグリグリスピンの打ちやすさが特徴的なラケット!
楽にボールを飛ばしつつ、回転系のショットでストロークを展開したい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
(※ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入りますよ。)