
95~97インチ辺りの振り抜きの良いラケットが欲しいけど数が多くてどれがいいのかわからない‥‥。
どのラケットがおすすめ?
今回は上記の方へ向けて、「面の大きさ95~97インチのおすすめのテニスラケット」を5本、実際の使用感と共に紹介していきます。
☑筆者情報
- テニス歴20年以上
- ラケット試打数&購入数合計170本以上
- ガットインプレ数100種以上
- 週末プレイヤー
- ツイッター(@tennis_torasan)
テニス歴20年以上の私が100本以上試打した中で「これは良い!」と感じたモデルを厳選したので、参考にしていただければ幸いです。
2023最新 95~97平方インチのおすすめのテニスラケットランキング5
5本とも人気の高いテニスラケットです。
第1位 プリンス ファントム グラファイト 97 300g 2022
「プリンス ファントムグラファイト 97 300g 2022」(PRINCE PHANTOM GRAPHITE 97 300g 2022)
スペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 300g |
バランスポイント | 320㎜ |
フレーム厚 | 22.5-21.5-18.5㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8~8.5/10 |
プリンスが誇る超人気コントロール系シリーズ「ファントム グラファイト」の97インチ/300gバージョン。
非常に柔らかく球持ちの良い打感、良好なボールコントロール性能、適度な飛び、まあまあ高めのスピン性能が特徴的なラケットです。

スイングスピードの速さに関わらずマイルドでモチっとした打感。
面が小さいので、振り抜きの良さがバツグン。
スイートスポットを広めるテクノロジーが複数使われているので、97インチでも実際は98~99くらいに感じられ、そこまで難しくはない印象です。

97インチにしてはボールを飛ばすパワーが適度にあり、回転のかかりも良い。
重量があって飛び控えめのシビアなハードスペックを好むプレイヤーには向かないですが、”使いやすい97インチのラケット”が好きなら間違いなくおすすめの1本。
ソフトでホールド感が強く、振り抜きの良いラケットを求めるプレイヤーにイチオシです。

使いやすいソフトな97インチのコントロール系ラケット!
1位!
もう少し重量があって球威を出しやすいラケットが良いなら315gの方が合うと思います。(315gの方はツヤありグロス加工)
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第2位 バボラ ピュアストライク VS 2022
「バボラ ピュアストライク VS 2022」(Babolat Pure Strike VS 2022)
スペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 310g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 21-22-21㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7/10 |
回転のかけやすさ | 7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
バボラの最強コントロール系シリーズ「ピュアストライク VS」の2022モデル。
柔らかくホールド感/球持ち感強めの打感、軌道低めのフラットドライブのコントロールのしやすさ、球威&バウンド後のノビが特徴的です。

ガンメタリックのカッコいいデザイン。
ファントムグラファイト 97 300gと比べるとパワーがやや控えめですが、97インチ/310gのハードスペックにしては割とパワーがある設計。
ボールをラケットの芯で捉えられると、意外と飛んでくれるタイプです。

シビア過ぎない97インチという印象。
スイートスポットも98インチくらいある感じがする。
ボールコントロール性能はバツグンで、意図せぬアウトや左右の飛びのバラツキが少なく、安定感がある。
ホールド感とある程度のパワーを感じつつ、重さを活かした球威のあるショットをコントロールして打ち込みやすい97インチを使いたい方におすすめです。

バボラの最強コントロール系!
2位!
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第3位 ウィルソン プロスタッフ 97 V14.0
「ウィルソン プロスタッフ 97 V14.0 2023」(WILSON PRO STAFF V14.0)
主なスペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 315g |
フレーム厚 | 21.5㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7.5~8/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 6.5/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
ウィルソンの象徴的シリーズ「プロスタッフ」の97インチ/315gの主力モデル。
クリーンヒットした時にスイートスポットがピンポイントでたわむ心地良い打感”ポケットフィーリング”が有名で、しっかりボールを捉えられた時は最高の打球感です。

ポケットフィーリングがたまらないというプロスタッフユーザーは多い。
スイートスポットが小さめかつボールの飛びが控えめですが、ボールコントロールのしやすさはトップクラス。
余計な飛びのアシストはいらないという上級プレイヤー向きのタイプです。

ファントムグラファイト97やピュアストライクVSよりも飛びを抑えやすい。
使いこなすには高い技術が必要とされますが、ポケットフィーリングとボールコントロール性能を求めるプレイヤーにはおすすめです。

ウィルソンの象徴的97インチ!
3位!
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第4位 ヨネックス ブイコアプロ 97 2021
「ヨネックス ブイコアプロ 97 2021」(YONEX VCORE PRO 97 2021)
主なスペック
フェイスサイズ | 97平方インチ |
重さ | 310g |
フレーム厚 | 21㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7~7.5/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5~7/10 |
ヨネックスの人気コントロール系シリーズ「ブイコアプロ」の最上位モデル。
打感はやや柔らかく、飛び控えめなモデルが多いコントロール系ラケットの中では比較的ボールは飛ぶ仕様です。

スペック、パワー&スピン&コントロール性能はピュアストライクVSと近い印象。
ピュアストライクVSの方が打感が柔らかい一方、ブイコアプロはフレームがしなりやすい設計になっていて、スイングが速いほどホールド感を感じやすい所に違いがあると思います。

しなる系。
重さを活かした威力のある低軌道のフラットドライブが打ちやすく、バウンド後のボールのノビも良い。
面が小さいのできちんとスイートスポットで打ち抜ける技術は必要ですが、球威のあるフラットドライブを狙った所に叩き込みたいプレイヤーにはおすすめです。

心地良いしなり、球威、コントロール性能の高さが魅力!
4位!
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第5位 プリンス ツアー 95 2022
「プリンス ツアー 95 2022 2023(PRINCE TOUR 95 2022 2023)」
主なスペック
フェイスサイズ | 95平方インチ |
重さ | 310g |
フレーム厚 | 22-22-20㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 7~7.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7/10 |
回転のかけやすさ | 7~7.5/10 |
ボールコントロール性能 | 9/10 |
操作性/取り回しやすさ | 6.5/10 |
プリンスの人気シリーズ「ツアー」の最上位モデル。
かなり面が小さく、重いハードヒッター向けのスペックです。

95インチ。
振り抜きの良さがピカイチ。
面が小さい分ガットのたわみは少なく、ボールを潰して運ぶ感触が強め。
ボールの重みも感じやすく、しっかりとした打ち心地です。

打ちごたえアリ。
やはりスイートスポットできちんと打てる技術は必要ですが、ガッツリスイングすれば軌道低めの剛速球をコントロールして打てるので、爽快感バツグン。
面が小さくて重量のある上級プレイヤーにはおすすめの1本です。

剛速球が打てる95インチ!
5位!
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まとめ:振り抜きやすい95~97平方インチのラケットで快適なテニスを!
本記事では、おすすめの95~97平方インチのテニスラケットを紹介してきました。

振り抜きの良さとボールコントロールのしやすさが特徴の5本。
ぜひ好みに合ったラケットを選んで楽しくテニスをしていただければと思います。
ではでは、今回はこの辺で。

ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入るよ。
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