軽くて面が大きいおすすめのテニスラケットが知りたい!
今回は、上記の要望を持つ方へ向けて260~280g前後のおすすめの超軽量デカラケを10本ランキング形式で紹介していきます。
デカラケは軽量かつフレームが厚く作られており、ガットのたわむ柔らかさを感じやすく、ボールがかなり飛びやすいので、
- テニスを始めたての方
- ジュニアorシニア
- 力のあまり強くないプレーヤー
- テニスエルボー(テニス肘)や手首に怪我の不安があるプレイヤー
- ボレーの頻度が高いダブルスプレーヤー
におすすめのテニスラケットです。
フェイスサイズが大きいとそれだけガットがよくたわみ、ボールを跳ね返す反発力も大きくなる。
また、ガットはラケットに大体40~60ポンドの間で張りますが、体への負担を小さくしてボールを飛ばしやすくしたいならナイロンガットを40~45ポンド位で張るのがおすすめです。
- 40~48ポンド⇒ボールを打った時の打球感が柔らかく感じ、ボールも飛びやすい。
- 49~60ポンド⇒打球感が硬くなり、ボールも飛びにくい。
ラケットの販売ページには推奨ポンド数が50~60とされていたりするけど、あれは一般人には高めの数値。
まずは45前後で張って様子を見るのが良いと思う。
※「デカラケは自分には軽すぎる!標準的な300g前後のラケットなら扱える力があるよ!」という方は、以下の記事で300g位のおすすめのラケットを紹介してますので、ご覧ください。
初心者・初級者におすすめのテニスラケットランキングTOP5【ボールを飛ばしやすい】
では、早速紹介していきます。
解説動画はコチラ↓
Contents
- 1 【260~280g】軽くておすすめのデカラケランキングトップ10【体に優しい/テニス肘対策】
- 2 面が大きくて軽いデカラケで楽にテニスをしよう!
【260~280g】軽くておすすめのデカラケランキングトップ10【体に優しい/テニス肘対策】
どれも打感が柔らかくてなおかつボールを飛ばすパワーもしっかりある、体への負担が少ないテニスラケットです。
第1位 プリンス エンブレム 110 2024
「プリンス エンブレム 110 2024」(Prince Emblem 110)
スペック
フェイスサイズ | 110平方インチ |
重さ | 255g |
バランスポイント | 350㎜ |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 26-28-26㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
評価
打感の柔らかさ | 9~9.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 8.5/10 |
回転のかけやすさ | 8.5~9/10 |
ボールコントロール性能 | 7~7.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 9/10 |
プリンスの超人気スピン系軽量デカラケ。
トップクラスの打感の柔らかさと飛びの良さに加え、回転のかかりがかなり良いタイプです。
スピン系。
日本一売れているデカラケ。
軽く打っても軽快に軌道高めのスピンボールが飛んでいき、とてもラク。
110インチあり、丸みを帯びたフレーム形状をしていて、スイートスポットもとても広いです。
今作は新素材「ザイロン」を新たに搭載することで、面の安定性を従来よりもアップした仕様。
打ち負けにくく面ブレしにくい。
ミスヒットしにくいのでボレーや守備も簡単。
打感の柔らかさや飛びの他にスピン性能も欲しい方におすすめです。
ラクにスピンボールが飛ばせるプリンスの超人気柔らかデカラケ!
1位!
╲詳細レビューはこちら/
▼おすすめ人気記事
第2位 ダンロップ LX1000 2021
スペック
フェイスサイズ | 115平方インチ |
重さ | 255g |
バランスポイント | 360㎜ |
フレーム厚 | 26~28㎜ |
長さ | 27.5インチ |
ストリングパターン | 16×18 |
評価
打感の柔らかさ | 9.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 8.5~9/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 6.5~7/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
打感の柔らかさ、振動吸収性に特化したダンロップが誇る超人気の軽量デカラケ。
ガットの全長を長くするテクノロジーが使われていることにより、非常にガットのたわむソフトさがわかりやすいテニスラケットです。
ダンロップが優しい打感と超パワーを実現するために作ったモデル。
どんなボールでも簡単に返せる「魔法のラケット」と呼ばれている。
上のブリッジ部分には縦糸の真ん中2本の振動を抑える黒いゴムがあり、下のヨーク部分にも6本の振動を抑えるラバーを搭載。
さらに外付けで振動止めを付けることで、手に伝わる不快な振動を完全にシャットアウトする仕組みです。
ボールの飛びも良好で、軽く打っても良く飛ぶ。
また、ガットがたわむことによるホールド感(球持ち感)の強さも持ち味です。
エンブレム110がスピン系なのに対し、LX1000は少しフラット系の印象。
とにかく打感が柔らかくて振動が少なく、体に優しいラケットを使いたい方におすすめです。
ダンロップが誇る柔らかさに特化した魔法のラケット!
2位!
╲詳細レビューはこちら/
▼おすすめランキング記事
第3位 プリンス ファントムグラファイト 107 2024
スペック
フェイスサイズ | 107平方インチ |
重さ | 305g |
フレーム厚 | 21.5-20-17.5㎜ |
バランスポイント | 310㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 7.5~8/10 |
回転のかけやすさ | 8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 8~8.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7~7.5/10 |
プリンスの伝統的シリーズ「ファントムグラファイト」の107インチモデル。
重量は重めの305gだけど、超有名なデカラケだから、今回ランクインさせた。
非常に柔らかく球持ちの良い打感、適度な反発力、優れたスピン&コントロール性能、スイートスポットの広さが特徴的な1本です。
デカラケ特有のガットのたわみ+ファントムグラファイト特有のフレームのしなりによってとてもソフトな打ち心地。
グロス塗装が施されたスーパーカッコいいデザイン。
一般的にデカラケはフレームが厚めに設計されることが多いですが、ファントムグラファイト107はフレーム厚20㎜前後とかなり薄く、ボールの飛びすぎを抑えやすく、打球をコントロールしやすい。
球持ちもかなり良く、ガットがボールをホールドしてから運べる感じが強くて、ボレーでもストロークでも狙った所にショットを配球しやすいです。
スイートスポットが広いから、ミスヒットが激減する。
安心感がある。
反発力の強さや軽さ重視の方には合わないですが、打感が超柔らかくてボールコントロールしやすく、スイートスポットが広いラケットを使いたい方にはおすすめです。
プリンスが誇る珠玉の名作。
3位!
▼おすすめ記事
第4位 ヘッド グラビティ チーム 2023
「ヘッド グラビティ チーム 2023」(HEAD GRAVITY TEAM)
スペック
フェイスサイズ | 104平方インチ |
重さ | 285g |
バランスポイント | 325㎜ |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 8~8.5/10 |
回転のかけやすさ | 8~8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 7.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5/10 |
ヘッドと契約しているトッププロに人気の「グラビティ」シリーズの104インチモデル。
見る角度によってブルーからパープルまでカラーが移り変わっていく鮮やかなグラデーションが施された美しいデザインのラケットです。
特に女性から支持されているデザイン。
ガットのたわみとフレームのしなりから来るソフトな打ち心地、強めの反発力&スピン性能、スイートスポットの広さが特徴的。
柔らかい打ち心地でラクにボールを飛ばしやすいです。
とてもソフトフィーリング。
エンブレム110やLX1000などのオーソドックスなデカラケと比べると、グラビティの方がフレームが薄くて面が小さく、重めのスペック。
その分、飛びを少し抑えやすく、打球をコントロールしやすい所に違いがあります。
普段100インチ辺りのラケットを使っていて、もう少しスイートスポットが広く飛びの良いラケットを使いたい、という方にピッタリだと思う。
ファントムグラファイト107よりパワーがある。
綺麗なデザインの柔らかデカラケを使いたい方におすすめです。
╲詳細レビューはこちら/
▼おすすめランキング記事
第5位 ウィルソン クラッシュ 108 V2.0
「ウィルソン クラッシュ 108 V2.0(WILSON CLASH 108 V2.0)」
スペック
フェイスサイズ | 108平方インチ |
重さ | 280g |
長さ | 27.25インチ |
バランスポイント | 335㎜ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 8/10 |
回転のかけやすさ | 8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 7.5~8/10 |
操作性/取り回しやすさ | 7.5~8/10 |
トップクラスの打感の柔らかさ、ホールド感の強さで有名なウィルソン「クラッシュ」シリーズの108インチ/280g/バランス335㎜/27.25インチのデカラケ&ロングモデル。
元々クラッシュはフレームがしなるソフトな打ち心地を感じやすいシリーズですが、クラッシュ108は面が大きくてガットがたわみやすいのでしなり+たわみで超マイルドな打球感です。
ファントムグラファイトやグラビティと同様に少し重量のあるスペック。
軽すぎないデカラケが好きなプレイヤー向けの設計。
しなりによるホールド感(球持ち感)が強い分、反発力はデカラケの中では強すぎず、ボールがぶっ飛ぶことが少ない。
割としっかり打ってもアウトせずボールコントロールもしやすいと思います。
108インチだけど、エンブレム110やLX1000より明らかに飛び控えめ。
飛びの良い100インチと同じくらいのパワー感。
「柔らかく飛びすぎない軽量デカラケ」という点でグラビティチームと似ていますが、スペックは違うので、好みで選ぶと良いかなと。
クラッシュの方がトップヘビー系かつロングタイプで操作性が低い代わりに面が大きく、グラビティの方が面が小さい代わりに操作性が良い印象です。
グラビティ⇒104インチ/285g/バランス325㎜
クラッシュ⇒108インチ/280g/バランス335㎜/0.25インチロング
ボールを超ラクに飛ばしたいならエンブレム110やLX1000の方が良いと思いますが、ボールコントロールしやすく、打感が柔らかく、球持ちの良いデカラケを使いたい方にはおすすめです。
しなる柔らかデカラケ!
ボールコントロールしやすい!
5位!
╲詳細レビュー記事はこちら/
▼おすすめランキング記事
第6位 プリンス エンブレム 120 2024
「プリンス エンブレム 120 2024」(Prince Emblem 120)
スペック
フェイスサイズ | 120平方インチ |
重さ | 247g |
バランスポイント | 365㎜ |
フレーム厚 | 30-27.5-26㎜ |
長さ | 27.25インチ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 9~9.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 9~9.5/10 |
回転のかけやすさ | 8~8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 6.5~7/10 |
操作性/取り回しやすさ | 9/10 |
プリンスのパワー特化型軽量デカラケ。
エンブレム110がスピン性能、LX1000/ファントムグラファイト/グラビティ/クラッシュがソフトさとコントロール性能に強みがあるのに対し、エンブレム120はテニスラケット界屈指の反発力が持ち味です。
ボールが超飛ぶ人気モデル。
軽く打っても打球の飛距離が出るので楽ちん。
スイートスポットもかなり広く、ミスヒットしにくいです。
フェイスサイズ120!
安心感がある。
飛びを抑えたい方には向かないですが、パワーを最重視していて、面も大きい軽量デカラケを使いたい方にはおすすめです。
テニスラケット界屈指のハイパワーデカラケ!
6位!
╲詳細レビューはこちら/
▼おすすめランキング記事
第7位 ダンロップ LX800 2021
「ダンロップ LX800 2021」(DUNLOP LX800)
スペック
フェイスサイズ | 110平方インチ |
重さ | 255g |
バランスポイント | 355㎜ |
フレーム厚 | 26~27㎜ |
長さ | 27.5インチ |
ストリングパターン | 16×18 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 8.5/10 |
回転のかけやすさ | 8/10 |
ボールコントロール性能 | 7~7.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
LXシリーズの110インチのバージョン。
115インチのLX1000と比べてボールの飛びを抑えやすく、110インチ以上の軽量デカラケの中では打球のコントロール性能が良好なモデルです。
飛びの良いLX1000、ボールコントロールしやすいLX800、という感じ。
LX1000やエンブレムほどは飛ばなくて良いけど、ファントムグラファイトやグラビティやクラッシュだと重くて振れなそう…という場合にピッタリかなと。
デカラケ特有の面の大きさ、スイートスポットの広さがありつつ、ちょうど良い飛び感。
反発力が強すぎない110インチオーバーの軽量デカラケを使いたい方におすすめです。
╲詳細レビューはこちら/
▼おすすめランキング記事
第8位 バボラ エボ アエロ 2022 2023
スペック
フェイスサイズ | 102平方インチ |
重さ | 275g |
バランスポイント | 320㎜ |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 23-26㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
評価
打感の柔らかさ | 8~8.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 8.5/10 |
回転のかけやすさ | 9/10 |
ボールコントロール性能 | 6.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 9~9.5/10 |
初中級プレイヤーでもテニスを楽しめるように、ボールの飛ばしやすさ&回転のかけやすさ&軽さに注力してバボラが作ったシリーズ(102インチ/275g/バランス320㎜)
一般的な軽量ラケットはバランスポイント(重心)がラケットヘッド側にあるトップヘビー系のものが多いですが、エボアエロは300gのものと同じ320㎜。
軽い上にラケットヘッドに重みを感じにくいので、ビュンビュン振っていけます。
スーパー軽やか。
反発力とスピン性能がかなり強力で、ラクにグリグリスピンボールを飛ばしやすい。
価格も安めに設定されていて、手に取りやすい1本です。
ありがたい!
ハイパワー&ハイスピン系なので打球のコントロール性能は低めですが、バボラの軽量スピン系デカラケを使いたい方にはおすすめです。
ピンクカラーのバージョンもあります。(性能やスペックは2つとも全く同じ)
▼おすすめランキング記事
第9位 プリンス X105 290g 2022 2023
「プリンス X105 290g 2022」(PRINCE X105 2022)
スペック
フェイスサイズ | 105平方インチ |
重さ | 290g |
バランスポイント | 310㎜ |
フレーム厚 | 27-25-22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 8.5~9/10 |
ボールの飛ばしやすさ | フォア⇒8.5~9/10 バック⇒8.5/10 |
回転のかけやすさ | 8.5/10 |
ボールコントロール性能 | 6.5/10 |
操作性/取り回しやすさ | 9/10 |
「ツイストパワーテクノロジー」が採用された「プリンス X」シリーズの人気の軽量デカラケモデル。
シャフトをねじることで「フォアでは弾きの良さ、バックはフレームのしなり」を感じやすい設計です。
フォアとバックを打った時に最大11%しなりに差が出る特殊なスロートを採用したXシリーズのラケット。
290gとやや重めですが、バランスポイント(重心)が標準より10㎜程度グリップ寄りの設計なので、スイングしやすく、操作性は良好。
打感は柔らかく、反発力とスピン性能も優秀です。
美しいネイビーカラーも人気の秘密。
フォアとバックで打ち味が異なる設計の軽量スピン系デカラケを使いたい方におすすめです。
右利きと左利きで性能が変わるから、左利きバージョンも売り出されている。
プリンス X105 290g 2022 2023 右利き用 7TJ182
プリンス X105 290g 2022 2023 左利き用 7TJ183
▼おすすめランキング記事
第10位 スノワート ビタス 105R 2022
スペック
フェイスサイズ | 105平方インチ |
重さ | 285g |
バランスポイント | 320㎜ |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 25-26-22㎜ |
ストリングパターン | 16×19 |
評価
打感の柔らかさ | 9~9.5/10 |
ボールの飛ばしやすさ | 8.5~9/10 |
回転のかけやすさ | 9/10 |
ボールコントロール性能 | 6.5~7/10 |
操作性/取り回しやすさ | 8.5~9/10 |
打感の柔らかさ&振動吸収性&反発力&スピン性能を重視したスノワートのソフト特化デカラケ。
5角形のフレーム形状をしていて、105インチでも110インチ相当のスイートスポットの広さを実現してます。
スイートスポットが超広い。
打感の柔らかさや反発力、スピン性能などはエンブレム110とほぼ同じくらいの印象。
ただ、エンブレム110は255g/バランス355㎜、ビタス105は285g/バランス320㎜でスペック面にだいぶ差があるので、好みのスペックでどちらか選ぶと良いと思います。
超ソフトなハイパワー&ハイスピンデカラケ!
10位!
▼おすすめランキング記事
面が大きくて軽いデカラケで楽にテニスをしよう!
本記事では、面が大きくて軽量のデカラケをランキング形式で紹介してきました。
細かな違いはありますが、
- ボールが楽に飛ぶ
- 体への負担が少ない
- スイートスポットが広いのでミスヒットしにくく相手コートに返球しやすい
といった点は共通しているので、どのラケットを選んでも使いやすいと思います。
ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるから、実店舗で買うよりも5000~10000円くらい安く手に入るよ。
関連記事>>テニスラケットはどこで安く買える?おすすめのネットショップ5選
ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ
今回解説したラケット用品一覧
プリンス X105 290g 2022 2023 右利き用 7TJ182