
軽くて面が大きいおすすめのテニスラケットが知りたい!
今回は、上記の要望を持つ方へ向けて260~280g前後のおすすめの超軽量デカラケを5本ランキング形式で紹介していきます。
デカラケは軽量かつフレームが厚く作られており、ガットのたわむ柔らかさを感じやすく、ボールがかなり飛びやすいので、
- テニスを始めたての方
- ジュニアorシニア
- 力のあまり強くないプレーヤー
- テニスエルボー(テニス肘)や手首に怪我の不安があるプレイヤー
- ボレーの頻度が高いダブルスプレーヤー
におすすめのテニスラケットです。

フェイスサイズが大きいとそれだけガットがよくたわみ、ボールを跳ね返す反発力も大きくなる。
また、ガットはラケットに大体40~60ポンドの間で張りますが、体への負担を小さくしてボールを飛ばしやすくしたいならナイロンガットを40~45ポンド位で張るのがおすすめです。
- 40~48ポンド⇒ボールを打った時の打球感が柔らかく感じ、ボールも飛びやすい。
- 49~60ポンド⇒打球感が硬くなり、ボールも飛びにくい。

ラケットの販売ページには推奨ポンド数が50~60とされていたりするけど、あれは一般人には高めの数値。
まずは45前後で張って様子を見るのが良いと思う。
※「デカラケは自分には軽すぎる!標準的な300g前後のラケットなら扱える力があるよ!」という方は、以下の記事で300g位のおすすめのラケットを紹介してますので、ご覧ください。
初心者・初級者におすすめのテニスラケットランキングTOP5【ボールを飛ばしやすい】
では、早速紹介していきます。
Contents
【260~280g】軽くておすすめのデカラケランキングトップ5【体に優しい/テニス肘対策】
5本とも打感が柔らかくてなおかつボールを飛ばすパワーもしっかりある、体への負担が少ないテニスラケットです。
第1位 ウィルソン ウルトラ 108 V4.0
「ウィルソン ウルトラ 108 V4.0」(Wilson Ultra 108 V4.0)
ウルトラシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
スペック
フェイスサイズ | 108平方インチ |
重さ | 270g |
バランスポイント | 335㎜ |
長さ | 27.25インチ |
フレーム厚 | 24-26.5-24㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
日本のスーパースターである錦織圭選手が使用していることで有名な「ウィルソン ウルトラ 」シリーズの108インチバージョン。
ウルトラは「柔らかい打感」と「ボレーのしやすさ」を重視したシリーズであり、フレームもガッシリしていて打ち負けにくいラケットです。

ウルトラはガットのたわみ量を他のラケットよりも多くすることで、とても柔らかな打球感を生み出している。
フレームには高弾性の素材を使用し、ボールを飛ばすパワーも健在。
柔らかい打感かつ打ち負けにくいので、相手から強めのショットを受けるシーンが多いボレーヤーやダブルスプレーヤーの方に特におすすめのモデルです。
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第2位 ヨネックス アストレル 120 2022
アストレルは元世界ランク4位の伊達公子さんとヨネックスが共同開発したシリーズです。
スペック
フェイスサイズ | 120平方インチ |
重さ | 255g |
バランスポイント | 355㎜ |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 27-28.5-25㎜ |
ストリングパターン | 16×17 |
「テニスって、やっぱり楽しい」をテーマに作られた伊達公子さん監修のデカラケシリーズ「ヨネックス アストレル」の120インチモデル。
2022年バージョンのコンセプトは「爽快な飛びと柔らかい打球感」。
フレームの厚さは最も厚い部分で28.5㎜あり、大きくて分厚いラケットとなっています。

軽量デカラケ系の中でも特に面が大きくて厚い。
ヨネックスのラケットは「アイソメトリック」という特殊な形のフレームを採用しており、他社のものと比べてスイートスポットが広い。
そのため、ミスヒットしても硬さや重さ、飛ばなさを感じにくく、相手コートにボールを返球しやすいという特徴があります。

アイソメトリックはヨネックスならではの技術。
通常の卵型のフレームと比べて四角っぽい形をしている。
また、「VDM」という特殊な衝撃吸収材がグリップ部に内臓されており、手に伝わる衝撃が少なくて体に優しいのも嬉しい所。
フェイスサイズ120インチは全ラケットの中で最も面が大きい部類ですので、柔らかい打感で簡単にボールが飛んでくれるラケットが欲しい方におすすめです。
第3位 ダンロップ LX1000 2021
スペック
フェイスサイズ | 115平方インチ |
重さ | 255g |
バランスポイント | 360㎜ |
フレーム厚 | 26~28㎜ |
長さ | 27.5インチ |
ストリングパターン | 16×18 |
打感の柔らかさ&振動吸収性に特化したダンロップが誇る超人気の軽量デカラケ。
ガットの全長を長くするテクノロジーが使われていることにより、ガットのたわむソフトさが非常にわかりやすいテニスラケットです。

ダンロップが優しい打感と超パワーを実現するために作ったモデル。
どんなボールでも簡単に返せる「魔法のラケット」と呼ばれている。
また、ガットがたわむことによるホールド感(球持ち感)が強く、ボールが飛びすぎてアウトしがちな軽量デカラケの中では割りとボールコントロール性能しやすいです。

やや軌道低めのフラット系のショットをコントロールしやすい。
とにかく打感が柔らかくて振動が少なく、テニス肘対策に向いた体に優しいラケットを使いたい方におすすめです。
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第4位 ヘッド グラフィン 360+ グラビティ S 2021
グラビティシリーズを使用する(したことのある)主なプロテニス選手一覧
スペック
フェイスサイズ | 104平方インチ |
重さ | 285g |
バランスポイント | 325㎜ |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 24㎜ |
ストリングパターン | 16×20 |
ズベレフやバーティといった世界トップランカーが好んで使う「ヘッド グラビティ」シリーズの104インチモデル。
パープルブルーとイエローグリーンの鮮やかなグラデーションが施された美しいデザインのラケットです。

特に女性から支持されているデザイン。
バツグンの回転性能と軌道の上がりやすさが特徴的。
ガンガンに回転がかかった軌道高めのスピンボールを展開しやすいです。

超回転がかけやすい。
打球の軌道も自然と上がるから、ショットが良く弾む。
綺麗なデザインのスピン特化型デカラケを使いたい方におすすめです。
╲詳細レビューはこちら/
第5位 プリンス エンブレム 110 2020
「プリンス エンブレム 110 2020」(Prince Emblem 110 2020)
スペック
フェイスサイズ | 110平方インチ |
重さ | 255g |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 26-28-26㎜ |
ストリングパターン | 16×18 |
バランスポイント | 350㎜ |
プリンスが誇る軽量デカラケシリーズ「エンブレム」の110インチバージョン。
柔らかな打感、強めのスピン性能、ボレーのしやすさが特徴の人気ラケットです。

振動・衝撃が少ないマイルドな打ち心地。
フレームの外側がホワイト、内側がシルバーのデザイン。
ボールの飛びは強いですが、回転も良くかかるので、意外とアウトしすぎず、バウンド後に高くハネるスピンショットがとても打ちやすい。
ボレー時にはガットがしっかりたわんでボールをホールドしてくれるので、狙った所にコントロールして運びやすいです。

ソフトな打感とスピン性能、ボレーのしやすさ重視のプレイヤー向け。
╲詳細レビューはこちら/
面が大きくて軽いデカラケで楽にテニスをしよう!
本記事では、面が大きくて軽量のデカラケを5本ランキング形式で紹介してきました。
5本とも細かな違いはありますが、
- ボールが楽に飛ぶ
- 体への負担が少ない
- スイートスポットが広いのでミスヒットしても相手コートに返りやすい
といった点は共通しているので、どのラケットを選んでも使いやすいと思います。
ではでは、今回はこの辺で(‘ω’)ノ

ラケットはネットだと人件費や仲介コストが減らせるので、実店舗で買うよりも5000~10000円位安く手に入るよ。
今回解説したラケット用品一覧