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【テニスラケット】ボックスフレームとラウンドフレームの違い・おすすめ・メリットデメリットまとめ

テニスの基礎知識

 

テニスラケットのフレームのボックス形状とラウンド形状の違いは?

フレーム形状によってどういう効果やメリット&デメリットがある?

今回は上記の疑問を持つ方へ向けて、テニスラケットのボックス形状とラウンド形状の違いについて徹底解説していきます。

本記事の内容

  1. テニスラケットのボックスフレームとラウンドフレームの違いを徹底解説
  2. おすすめのボックスフレームランキング&ラウンドフレームランキングTOP8

 

☑筆者情報

  • テニス歴20年以上
  • ラケット試打数&購入数合計200本以上
  • ガットインプレ数100種以上
  • 週末プレイヤー
  • ツイッター(@tennis_torasan

200本以上のテニスラケットを打った経験を元に、実際の使用感も踏まえつつ解説していくので、ボックス形状とラウンド形状について詳しく知りたい方はご覧ください

 

 

Contents

【テニスラケット】ボックス形状とラウンド形状の違い・メリットデメリットまとめ

以下の観点からボックス形状とラウンド形状の違いを解説していきます。

見た目

メリット・デメリットまとめ

見た目

ボックス形状はラケットを置いて上から縦に輪切りにした時の断面が四角っぽい形をしているタイプ。

手で触ると角ばった感じがします。

一方、ラウンド形状はラケットの断面が丸みを帯びているタイプ。

触ると滑らかな曲線を感じます。

ボックス形状とラウンド形状の中間(ハイブリッド)のタイプもある

断面図が四角いボックスと丸みを帯びたラウンドの中間の「5角形や6角形っぽいフレーム形状」も存在します。

柔らかさがウリのボックスとパワーが魅力のラウンドの良いとこどりを目指した設計。

完全なボックスでもラウンドでもない形状。

ボックスフレームのメリット・デメリット

ボックスフレームのメリット・デメリットは以下の通り↓

☑メリット

フレームのしなる心地良い打感を感じやすい

ボールとラケットの接地時間が長くなり、ボールコントロールしやすい

腕への衝撃が少ない

☑デメリット

しなりが強い分、ラウンド形状と比べて面の安定性は落ちやすい

スイングのパワーロスが増え、球威&球速が落ちやすい

ボックス形状はラウンド形状と比べて「フレームがしなりやすくなる点」がポイント。

しなりによるソフトさと球持ち感、ボールコントロールのしやすさを感じやすいです。

ボックスフレーム=しなり。

一方、しなりやすい分ラウンド形状のラケットと比べるとパワーは減り、相手が強い打球を打ってきた時に少し押し込まれやすい傾向があります。

 

 

ラウンドフレームのメリット・デメリット

ラウンドフレームのメリット・デメリットは以下の通り↓

☑メリット

面の安定性が高く、面ブレしにくく、打ち負けにくい(カウンターショット、リターン、ボレー、ライジングが打ちやすい)

しなりが少ない分スイングのパワーロスが減り、球威&球速が出しやすい

弾きが良く、球離れが早くなりやすい

☑デメリット

打球感が硬くなりやすい

ミスヒットした時の衝撃が腕に来やすい

心地良い球持ち感やホールド感が減る傾向にある

ラウンド形状は「フレームがしなりにくい点」がポイント。

しならないからこそ、金属バットのように鋭く速い威力のあるボールを打ちやすく、その反面で硬さを感じやすいという特徴があります。

パワー&弾き&面の安定性に優れたモデルが多い。

ラクにボールを飛ばしたい方や、速くて強力な打球を打ってくる相手と戦う頻度が多い競技系プレイヤーに特に人気があります。

 

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ハイブリッドタイプのメリットデメリット

ハイブリッドフレームのメリット・デメリットは以下の通り↓

☑メリット

飛びとコントロール性能、球持ち感と弾き感のバランスが良くなりやすい

☑デメリット

尖った性能を持つラケットにはなりにくい

純粋なボックスのようなしなりや、ラウンドの弾き感は薄まる傾向にありますが、性能バランスの良いラケットが多いです。

フレームの硬さを表す数値「RA値」もチェックしておくと良い

ラケットにはフレームの硬さを表す数値「RA値」がありますが、こちらもフレーム形状と同時にチェックしておくことで、ラケットを打たなくてもある程度使用感が予想できるようになります。

※フレームが硬く、しならないラケットはRA値が高くなり、フレームが柔らかくてしなるラケットはRA値が低くなる。

▼予想例

ボックスフレーム+RA値が低いラケット

⇒かなりしなりやすく心地良いホールド感を感じやすそう

ラウンドフレーム+RA値が高いラケット

⇒パワー&面の安定性&弾きがバツグンっぽい

ただ、「ボックスフレームだけどRA値が高いラケット」や「ラウンドフレームだけどRA値が低いラケット」もあるので、そういったタイプは実際に打ってみないとわからないことが多いですね。

ボックスでもRA値が高いと硬さや弾きの良さを感じたり、ラウンドでもRA値が低いとしなりを感じたりと、色々なパターンがある。

RA値については「テニスラケットのフレームの硬さ/RA値を解説してメリット・デメリットを総まとめ」で詳しくまとめているので、気になる方はご覧ください。

テニスラケットのフレームの硬さ/RA値を解説してメリット・デメリットを総まとめ
テニスラケットのフレームの硬さ/RA値を解説してメリット・デメリットを総まとめ

続いて、ボックス形状、ラウンド形状、ハイブリッド形状のおすすめのラケットをそれぞれランキング形式で紹介していきます。

【最強】おすすめのボックスフレームのラケットランキングTOP8

まずはボックス形状のおすすめのラケットシリーズを8種紹介していきます。

第1位 プリンス ファントムグラファイト 2024

純粋なボックス形状をしていて、フレームのしなりによるホールド感を体感しやすいボックス系シリーズです。

 

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第2位 ダンロップ CX 2024

「シン・ボックスラケット」というコンセプトの元に設計されていて、ボールコントロールのしやすさを重視したボックス系シリーズです。

 

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第3位 ヨネックス パーセプト 2023

スイートスポットの広さ、打感の柔らかさ、ボールコントロールのしやすさが特徴的なボックス系シリーズです。

 

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第4位 ウィルソン ブレード V9.0 2024

ウィルソンの人気ボックス系。

V9は従来モデルよりもフレームの安定性を高めてパワーとスピードを出しやすい設計になっています。

 

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第5位 ヘッド プレステージ 2023

フレームがかなり薄くてボールの飛びを抑えやすく、打球をコントロールしやすい中上級者向けのボックス系シリーズです。

 

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第6位 ウィルソン プロスタッフ V14.0 2023

ブレードよりも飛びを抑えやすく、さらにスイートスポットでボールを捉えた時の気持ち良い打感「ポケットフィーリング」が有名なボックス系シリーズです。

 

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第7位 ヘッド グラビティ 2023

プレステージよりもボールを飛ばしやすく、柔らかくフレームがしなる感じがわかりやすいボックス系シリーズです。

 

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第8位 テクニファイバー TF40 2024

「テクニのボックス」というコンセプトの通り、真四角のボックス形状を採用していて、心地良い打感と優れたコントロール性能を体感しやすいボックス系シリーズです。

 

 

【最強】おすすめのラウンドフレームのラケットランキングTOP8

次にラウンド形状のおすすめのラケットシリーズを8種紹介していきます。

第1位 バボラ ピュアドライブ 2021

言わずと知れた爆発的人気ラケット。

スピードボールを飛ばしやすく、フレームの安定性もバツグンのパワー系ラウンドシリーズです。

 

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第2位 ヨネックス イーゾーン 2022

スイートスポットの広さと圧倒的なボールの飛ばしやすさが特徴的なラウンド系シリーズです。

 

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第3位 ウィルソン ウルトラ V4.0 2022

ガットのたわむソフトさと最高レベルの面の安定性が特徴的なラウンド系シリーズです。

 

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第4位 バボラ ピュアアエロ 2022

回転のかけやすさ、ボールコントロールのしやすさ、打感の柔らかさが特徴的なラウンド系シリーズです。

 

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第5位 ダンロップ SX300 2022

強烈なスピン性能と柔らかめの打感が特徴的なラウンド系シリーズです。

 

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第6位 プリンス ビースト 2023

ボールスピードの出しやすさと柔らかめの打感が特徴的なラウンド系シリーズです。

 

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新作情報 プリンス ビースト 100 2023 テクノロジー ラインナップまとめ

ビースト 100(100インチ/300g/バランス320㎜)

ビースト 100 DB(100インチ/300g/バランス320㎜)

ビースト 100 O3(100インチ/300g/バランス320㎜)

ビースト 100 280g(100インチ/280g/バランス330㎜)

ビースト 100 DB 280g(100インチ/280g/バランス330㎜)

ビースト 100 O3 280g(100インチ/280g/バランス330㎜)

 

第7位 ヘッド エクストリーム 2023

パワー&スピン&コントロール性能のバランスが良いラウンド系シリーズです。

 

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第8位 ウィルソン バーン V5.0 2023

強烈なスピン性能とコスパの良さが特徴的なラウンド系シリーズです。

 

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【最強】おすすめのハイブリッドフレームのラケットランキングTOP8

次にハイブリッド形状のおすすめのラケットシリーズを8種紹介していきます。

※ハイブリッドに該当するかは人によって意見が割れることがあるので、ここでは「ボックスともラウンドとも言い切れないシリーズ」をピックアップしていきます。

ボックスっぽいけど一部丸みを帯びていたり、ラウンドっぽいけど少し角ばった所があるようなラケット達。

第1位 ヘッド スピード 2024

柔らかい打感、強めの反発力&スピン性能が特徴的なハイブリッド系シリーズです。

 

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第2位 ヨネックス ブイコア 2023

圧倒的なスピン性能とボールの飛ばしやすさが特徴的なハイブリッド系シリーズです。

 

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第3位 プリンス ファントム 100 2024

超柔らかい打感&ボールスピードの出しやすさ&コントロール性能の高さが特徴的なハイブリッド系シリーズです。

 

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第4位 バボラ ピュアストライク 2024

柔らかい打感とパワー&コントロール性能のバランスが良いハイブリッド系シリーズです。

 

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第5位 ヘッド ラジカル 2023

ボールコントロール性能&弾きの良い打感&操作性の良さが特徴的なハイブリッド系シリーズです。

 

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第6位 ウィルソン クラッシュ V2.0 2022

トップクラスの打感の柔らかさ、操作性の良さ、コスパの良さが特徴的なハイブリッド系シリーズです。

 

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第7位 プリンス ツアー 2022

打感の柔らかさと、パワー&スピン&コントロール性能のバランスが良いハイブリッド系シリーズです。

 

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第8位 ウィルソン シフト V1.0 2023

操作性の良さと、パワー&スピン&コントロール性能のバランスが良いハイブリッド系シリーズです。

 

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まとめ:テニスラケットはフレーム形状によって使用感が大きく異なる

今回はテニスラケットのフレーム形状について、メリット&デメリット&おすすめラケットなどをまとめてきました。

ボックスフレームはしなりやすい、ラウンドフレームはしなりにくい。

フレーム形状をチェックすることである程度の使用感は推定できるので、欲しいラケットがしなる系のフレームなのか、屈強なフレームなのか目星が付いているなら、活用してみると良いと思います。

色々なラケットのレビューやランキング記事を書いているので、興味があればご覧ください。

というわけで、今回は以上です。

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